あんて~な

2009年4月 9日 (木)

モービルホイップに関するきまりごと

私の車には、Diamond の SG-7900 という、2m/430MHz のアンテナと、SG-9600 という 6m モノバンドのアンテナが、左右に生えています。どちらも長さが結構あり、当然先端は手に届きません。運転席からは全くと言っていいほど見えませんが、当然走行したり停止/発信でよく揺れます。まぁ、それが好きなんですが(^^;

昨今は、自動車に取り付ける器具類の規制がますます厳しくなっていて、例えば、あとづけのサードパーティ製のカーナビなんかについている、バックビューモニタ。カメラを後部にぺたんと貼り付けるわけですが、これも

「外部表面には、曲率半径が2.5mm未満である突起を有してはならない。ただし、突出量が5mm未満である突起にあっては突起の外向きの端部に丸みが付けられているものであればよいものとし、突出量が1.5mm未満にあってはこの限りでない」

と定められているため、角張った物は取り付けられなかったりするようです。理由はわかりませんが、頭とかぶつけた時痛いからかな? 2,009年1月以降登録の車では、という事なので、それ以前の車種では良いのかもしれませんが、とりあえず新しい車にはそんな規制があるようです。びっくり。つまり、屋根に勝手に登られたくないからと、バンやバスにトゲトゲを窓枠や屋根なんかにつけたらダメのようですw

ところで、こうなってくると気になるのが、うちらアマチュア無線をする人間にとっては、まず、アンテナです。アンテナについては規制がないのかな~、ないんでしょうね~、なんて思っていましたが、実はありました。ちゃっかり。

> 外装の電波送受信用アンテナの技術基準

というのが存在しています。本文はこちら(PDF)。例えば、先端が地上から 2m 未満にあるアンテナの場合、車の外側から 10cm 以上引っ込めた位置に設置しないといけない、という基準があるようです。私の場合、両方のアンテナが結構な長さがあり、高さ制限 2.3m より高いところじゃないと入れないことから、先端は間違いなく 2m 以上の位置にあります。その為、この基準の適用は受けません。

気になるのは、アンテナ用台座(つまり基台?)の規定。4.1.4.項に、4cm 以上の出っ張りはダメよ、と書いてあります。電動基台なんかの大きなのはダメなのかな…。運転手の位置より後ろにある場合は、7cm までいいようですが、それでも 4.1.4.1. に、アンテナに力を加えたら曲がり、その状態で 4cm を超えないこと、とあります。

これはちょっと難解。アンテナを手で押して曲がったときに、4cm 以下の高さになるまで曲げられることが求められるのでしょうか。謎です。無線のアンテナの場合、基台は 4cm(7cm) 以下に出来たとしても、曲がる 「針金」 の部分とまがらない 「基部」 の部分があるので、基台と同じ高さである 4cm の高さにすることは物理的に無理です。

3.4. に 「曲率半径が 2.5mm 未満の部分があってはダメ」 と言ったことが書いてあります。でも、シャフト(たぶん針金の部分)は 2.5mm 以下でも良いらしいです。その場合は、先端に、2.5mm 以上になるようなキャップがないとダメらしいです。そんなアンテナあったかしらw キャップ状の物がついていても、2.5mm あるかはあやしいです。また、針金部分ではなく基部は、水平方向には円形でも垂直方向にはほぼ直角になっている部分もあり、2.5mm 未満になってしまいます。う~ん。

私は法律には全く素人だし、無線の試験には出ない内容なので想像もつきません。素人的に読んでみたところ、現行のアンテナの殆どがいろいろ引っかかりそうです。

一方で、心配なのに全く触れられていないことがあります。例えば、アンテナが揺れて何かにぶつかるようなこと。長さが 2m くらいあるアンテナなら、結構揺れます。デコボコ道なら、あらゆる方向にしなって揺れてることでしょう。大丈夫なんでしょうか。

例えば、車体を60度に傾けた状態で、アンテナ先端が車体の最外面を含む鉛直面から外側に出ないこと(傾けたときにアンテナが曲がって外側にたわまないこと) というような規則は、ないようです。また、走行中アンテナがしなって、先端が車の最後部からはみ出るかもしれません。そんな規定もないようです。

これって、新車だけに適用されるのかしら…謎です。いちおう、アンテナつけたまま車検に出していますが、今のところ基台もアンテナも引っかかりません。以前引っかかったことがあるのは、ヘッドアップディスプレイ用の投影フィルムがフロントガラスに張ってあったのがダメではがされちゃったことくらいです。

既存の車にも適用されるなら、この文面を見る限り私の車はアウトです。なぜ車検を通るのかは謎ですが。

なんにしても、車に取り付ける無線のアンテナに法律で規定があるようなので、読んだことがない方は、ネタとしても、一度ごらんになってみると良いかもしれません。こちら (PDF)  からごらんになれます。なぜか、文字列コピーが出来ないような規制をかけられていますが…。何でも 「とりあえず禁止(規制)」 という国民性が出ています(^^;

あと、モービルホイップをモビホと略すのには反対です。

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2009年3月14日 (土)

アイソトロンアンテナ

Isotron40 という、ドンキーコングに出てくる、ぴょんぴょん跳び回ってくる敵キャラみたいな形をしたアンテナが届きました。

7MHz用?!

アイソトロンアンテナらしいです。説明書が簡単な物しかないのでちょっと取り扱いが不安です。とりあえず、サイズが小さいので規約で構造物の取り付けが制限されている以上普通のアンテナがはれないマンションには良さそうです。

目立たないのでベランダにこっそり下げておき、注意されたら 「鳥よけのおまじないです」 とか言ってみるとか…。

良好なアースが必要といった事が書いてあるので早くも失敗の予感です。へんてこりんな形が面白くて買ったりする物じゃありませんね(^^; ちゃんと動いてくれれば自宅から 7MHz デビューですが、お隣さんが数メートル先に上下左右にいるマンション環境では I がいつ出るかわからない&出ていてもわからないので勇気が出ません。

とりあえず、しまっておこう…。

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2008年9月25日 (木)

ワイヤーアンテナ?

車ではなく、徒歩で公共交通機関を利用したり山あるきで移動運用をするには、やっぱり HB9CV がバランスが良くて良いです。Radix の 2ele は持ち運ぶのに便利。展開も30分くらいでできます。これを5分とか3分とか10秒とか言ってる方々は一体どうやったらそんな事ができるのかいつも疑問に思います。カーボンフィッシャでポールをつくり、アンテナを組み立てて同軸を這わせて、それをせっせと延ばして運用する高さにし、無線機をバックパックから取り出し電源やマイク、同軸をつなぎ、適切な配置にしてログブックを取り出して、飲み物も置いて…とすると、30分くらいかかります。

移動運用の写真の中で、確かに HB9CV もあるのですが、運用の実態がわかりません。山頂でポールが立ってるようですが、一体何に固定してるのか…などなど細部が謎に包まれていて、ネット上の情報は詰めが甘く、実用的にならないことが多いのは前書いたとおりです。

HB9CV になると比較的重量があるので、お山に行くときにはちょっと厳しいです。それに同軸やポールなどを考えると、新幹線などの公共交通機関で移動するだけでもう精一杯。お山に登るなんて、私には無理です。5人くらいで行って、アンテナを共用することにして部品を分けて持って行くならできそうですが…。

で、ちらほら写真でお見かけするのが、ワイヤーアンテナ。といっても、単なるダイポール? ちょっと謎ですが、それならポケットダイポールの方がずっと便利そうです。けれど、運用周波数が問題。ポケットダイポールは 6m なので、人の少ない時間運用するとなると、出力が必要だったりして、FT-817 の 5W とポケットダイポールでは、山頂でもない限り誰も拾ってくれなかったりしがちです。

そうなると…皆様運用されてるのは、やっぱり HF なのでしょうか。私はまだまだ 6m でお勉強中であり、HF なんてとてもとても…なのですが、軽量でお手軽な展開撤収ができる環境となると、ワイヤーアンテナで何とかなる HF がいいのかもしれません。でも、暗黙の了解とか、気をつけないと行けないことなどが全く暗中模索で不安です…。

もちろん、HF をやっていないので今は免許が下りていませんので、もしするとなったら、これから申請するわけですが、周波数帯は…7M はなんだか周波数占有していたりマナーの悪い人が多いというウワサだし、低出力だと更新できないというウワサまであります。それ以外の周波数は「謎」です。

無線機は FT-817 をもっていく(というかそれ以外選択肢ない) わけで、これにバッテリとポール、ワイヤーです。ポールも釣り竿ですむし、ワイヤーは…たぶんw軽いでしょうから、無線設備としては軽量にできそうです。でも…ワイヤーアンテナは、普通に売ってるのかな? サガ電子さんとかが出してそうです。

というわけで調べてみたら「マルチバンド逆 V ダイポールワイヤーアンテナ」 というのがいました。マルチバンドは要らないのですが、マルチしかないみたいです。一番安い 7/21MHz 用でも、長さ 13m! 重さは 1kg です。思ったより重いですが、考えてみれば波長が長いのでケーブルも長くなり、当然…しかもこれ、地上高を高くとる必要がありそうで「釣り竿で」 というわけにいかない気がしてきました。

釣り竿で、というのは移動されてる方の画像を見て、なんだかひょろひょろとした電線が釣り竿に架かってるだけなイメージがあり、あまり釣り竿に負荷がかかって居なさそうでした。なので、釣り竿の固定もあまりしっかりしなくてもできそうなイメージでしたが、これだと、しっかり固定しないとダメに見えます。…そもそも、しっかりはもちろん、簡単に固定するとしても、一体どこに固定するんでしょう? 山の中に、テントを張れそうな場所に丁度良く固定できそうなフェンスや杭が刺さってるとは思えません。

ふと見つけたのが、これ「1/2λ "ツェップ型ワイヤーアンテナ"」。ちゃんと 7MHz モノバンドがあります。しかも 「G.P. やダイポールに比べ、電波伝搬特性が優れていると定評があります」 だそうです。どういう風に優れているのか謎ですが、とりあえず良さそうな雰囲気。

…けど、全長20m! 釣り竿の長さが高さ 4m として、底辺、つまり釣り竿の位置からアンテナが地面に到達するまでのスロープがある位置は 19.5959m。う~ん。場所占有しすぎw 重さは 0.6kg と、逆 V 型ダイポールに比べてだいぶ軽くなるのですが、お値段は、22,800JPY とおよそ、倍。しかも、設営はかなり大変そうです。

幸い、逆 V アンテナと違い同軸ケーブルは釣り竿の上になくても良いので、釣り竿の先端にツェップ型アンテナの先端をくくりつけて、よいしょ、と釣り竿を起こし、自分の近くに同軸接合部を持ってくれば楽そうですが…う~ん、私の力で 20m 近くあるケーブルをしょった釣り竿を垂直に起こせるのかしら。しかも、それの固定方法は…(^^;

ちなみに、短縮型もあって、こちらはお値段変わらず。長さは半分の 10m になりますが、重さは何故か増加するようです。10m くらいになってくれれば少し楽になる気がしますが、長さが半分になる分、性能は半分以下になりそうな、短縮型にはそんなネガティブなイメージがあります(== やっぱりフルサイズかな…(←無理?)

と、ちょっと検討してみましたが、なかなか簡単にはいかないようです。向きを気にしたり強度に気を配ったり、万一倒れたら壊れちゃう HB9CV を使うよりはいい気がしますが、思っていたより、ワイヤーアンテナでも 「お手軽簡単運用」 とはいかないようです。しかも、よく見てみると…調整が簡単です。…調整がいるんでしょうか(^^; なかなか乗り越えなければいけない壁が多そうです。

それにしても、サガ電子さん。ウェブサイトの商品ページ、印刷したカタログをスキャンした JPEG を貼り付けてるだけというのはちょっと悲しいです。かなり見にくいし、文字のコピペもできない。もうちょっとなんとかしてほしいものです(^^;

なんにしても、山あるきをして、夜ちょっと無線にでるという、山あるきの方が中心になる行動をする場合には、こういう設備を検討しないといけないのかもしれません。ちなみに、富士山に行ったときは VX-7 を持って行きました(当時は ID-92 がなく、ID-91 は使いにくくて×) が、富士山は標高があり開けているので V/U のハンディホイップでも全く問題なかったのですが、普通のお山の場合はなかなか厳しそうです。

でも、よくよく考えてみると、テント泊のある山あるきで FT-817 って結構な重量とスペース増加になっちゃう気がしますね。釣り竿みたいな長物をどうやって収納するのかも微妙。電車で移動する街中とは違い、しっかりパッキングしないといけないので難しそうです。…なんて言っていますが、もうお山のシーズンは去ってしまい、来年のお話になりそうですがw

結局 V/U ハンディくらいしか無理かなぁ。交信相手が居なかったらラジオ代わりになるし…(TT

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