位置情報システム

2009年10月13日 (火)

アナログ位置情報の設定

APRS (アナログ位置情報) や DPRS (デジタル位置情報) の設定で、運用が曖昧な物があります。それは、シンボルと SSID。両者とも、一覧表になっていてどう設定するかはある程度わかりますが 「こんなシチュエーションではどうするの?」 という物がちらほらあります。

一つは、シンボルについて、同じシンボルが二種類ある事です。/ 系と \(バックスラッシュ) で二種類有り、両方に同じようなシンボルがあったりします。どう違うのか、どう使い分けるのかは正直わかりません。なので、適当にソレっぽい物を使う事にして…。

問題は、SSID とシンボルを何を根拠に設定するのか、という事です。例えば、SSID の -9 は車ですが、SSID-7 にはハンディというのがあります。ハンディを車に乗せている場合はどうするのでしょう。また、普段歩いているときに使っていて、そのままバスに乗り込んだらバスのシンボルに変えるべきでしょうか。バスが運用しているのか、それとも乗客が運用しているのか、わかりにくいです。

そこで、知人と話しをした結果、次のようにするのが良いんじゃないかしら、という事になりました。APRS は国の企画ではありませんので、ユーザーやユーザーグループの誰であっても、違うとか、こうしなさい、と指示する事はできません。たまに勘違いして指示してくる方もいるようですが、今回の記事にそういう意図はありません。従って、自分たちはこうしている、というアイディアの一つです。

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2009年7月14日 (火)

アナログ位置情報システム改良メモ

デジピータを極力廃止する
Internet につながる家庭が希で、常時接続がまだ高コストだった時代ならまだしも、今は大抵の家庭でネットにつながっています。Internet につながっている家庭が希で、普通のお家がデジピートしてネット接続できる家までの電波を中継するだけで精一杯な時代なら仕方ありませんが、各家庭にネットの窓口があるならデジピートではなく I-GATE するべきでしょう。
デジピートは

  •  発信者の波
  •  デジピートした人の波

で、倍の量の帯域を浪費します。地方ですいているならいいですが、特に都市部の輻輳している地域では単純に場合 "以上" の帯域を浪費するのはかなり困りものです。デジピートも、一カ所ではなく場合によっては複数のデジピータが反応します。当然、デジピートされた電波は多数の I-GATE から同時にサーバにアップされることもあり、バックボーンまでもを圧迫してしまいます。

もっとも、設置場所に必ずネットが来ているとは限りません。リビングであったり、屋根裏部屋であったり、倉庫の一角であったりと、同軸を引き込んでアンテナを立てられる場所は意外と不便な場所しかなかったりすることもあります。そのため、家には IP が来ているけど無線設備のある場所には来ていないこともあり得るわけで、一概に 「ネットくらいつなげるでしょ」 なんて言えません。

その場合は仕方ありませんが、デジピータの輻射する電波は周囲にある I-GATE まで届けばいいのでできるだけ小電力、低利得で行うのが良さそうです。事前にどこまで出力を絞ったら I-GATE にギリギリ届くかをテストし、その電力で運用するようにするなど、立派なタワーがあっても、デジピータとして使うのであれば、必要最低限の物を用意し、輻輳を招かないようにしたほうがいいでしょう。

少なくとも都内では、デジピータがかなり多く、殆どの場所でデジピートされるのが聞こえ、帯域を消費してしまっているのがわかります。もし、設置しているデジピータにネットがつなげるなら、I-GATE にグレードアップすることも検討して欲しいと思います。同時に、もし他で I-GATE を立てられそうならその方に運用して貰い、自分はデジピータとしての動作をやめるのも良いと思います。

もっとも、動かすこと自体が好き、という人も多いでしょう。アマチュア無線はインフラではありませんから、実用性があるとか、効率的かどうか、といった商用局的な配慮は要りません。立てたい人が立てればいいので、これはあくまで 「効率的に運用するにはどうするかという技術的興味」 による提案でしかありません。

近所に I-GATE があるのにあえてデジピートすることが楽しければ、それをするのは違法でもなく勝手ですし、お隣さんが I-GATE していても自分も I-GATE したりデジピータを立てて 50W フルパワーでそのアンテナに強力なパケットを送り込むのもまた、自由でしょう(@@。

都内は輻輳が多く、知人のようなハンディ機の運用だと拾われないことが多いので、なるべく電波を有効活用し、隙間を空けて少しでもみんなが位置情報を使えるようになるにはどう改革するべきか、考えてみたのでした。

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2008年12月19日 (金)

VX-8 の GPS の性能

VX-8 の GPS の感度は実用になる感度で安心している一方で、ビーコンを出しても一度も場所が登録されないのでかなりあきらめムードになっています。知人が、デジルート(?)の設定を WIDE1-1、WIDE2-1 というデフォルトの設定から、RELAY、WIDE にしたら登録されやすくなったと言っていたのでそれを試してみたい気もします。

ただ、同時にアンテナをほんの少し長いの(ID-92で使っていた物)に変えたらしいので、どちらの恩恵かは微妙らしいです。アンテナは手元にあるので私も変えてみることはできますが、強度の面で不安が残ります。GPS ユニットがアンテナの根本の締め付けで共締めすることで固定されているので、ここがしっかり締まらない社外品はマズイ気がします。また、純正品の方がやっぱりバランスがよくて様になります(^^;

一方、デジルート(?)はマニュアルでは 「WIDE1-1,WIDE2-1 に設定するのが現行の方式なので、この設定から変更しない」 ことを推奨しています。そうなると、例え変更した方がよくても、やっぱりお勧めには素直に従っておきたいものです。

GPS の感度は思ったよりよく、電車の中で直上が遮られていても普通に受信を続けていてくれます。てっきり、12ch だと eTrex Vista のように、窓のガラスにぴったりくっつけるようにしても、途切れがち、ましてやガラスに密着できるとき以外は完全ロストかと思っていたのですが、これが、吊革をつかむ位置で立っていても、座席に座っていても問題なく受信を続けてくれています。

吊革をつかむ位置では、バックパックは胸の前に持ってきて、少し斜めになっています。この状態は窓ガラスを正面にする形になるので VX-8 もお外をしっかり向いてくれる形にはなりますが、高さが高くなるので、空の視界はあまり多くないです。座っている状態では、前に抱えて膝の上なので、ガラス面を背にすることになり、VX-8 はガラスに対して後ろ向きになってしまいますが、問題なく受信してくれるようです。これは、反対側の座席の窓ガラスからも来てるのかも…?

もっとも、これは一度測位したらのお話。電源を入れるのが電車内だと、なかなか測位されません。基本的にはずっと測位できないか、かなり時間がかかります。基本的にはお外でするべきですね。もっとも、電車内で電源を入れる=Bluetooth のリンクが確立するまでお外に音声がもれることになるので、基本的にはできません(^^;

測位できるまでの時間は、電源を切ったのが短時間(分単位)であれば、すぐです。しかし、半日以上経過していた場合はそれなりに時間がかかるようです。ただし、eTrex Vista(モノクロ)みたいにかなり時間がかかったり、動いたとたんすぐロストで衛星を延々と探しに行く…なんていうことはありません。Byonics の GPS2 (知人が OpenTracker で使用)と比べても、大きく遜色があるほどの測位時間はかからないようです。

衛星ロストについては、全くないわけではなく、たまに発生しています。ビーコン出した直後には一瞬ロストする確率が高いです。ロストしなくても、衛星の数が減る(^^; といっても、実用上問題のない範囲で、すぐに再補足してくれるので気になりません。平均補足個数は、電車内で4~5個、屋外では7~9個です。

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2008年9月 9日 (火)

APRS基地局設定

以前一度、アナログ位置情報 (APRS) で INET to RF (ネット側の情報を無線で流す) を行っていないとメッセージが届かないという事で、一時的に停止していたアナログ位置情報ですが、デジピートされたものは iGate (無線で受信した物を位置情報として登録) しないという設定ができないか考えてみました。

位置情報システムで利用される位置情報は、アナログの場合、直接位置情報のデータを受信した場合と、デジピータ(レピータ)によって中継された位置情報のデータを受信した場合に別れます。デジピータで中継された物は、遙か遠くの物だったりしますし、そこで中継された物は大抵、うちで受信した物を位置情報として登録しなくても、どこかヨソの局が拾って登録してくれます。なので、うちが登録する必要性もメリットもないですし、むしろ無線側送信ができないうちが登録すると、メッセージ行方不明の発生する可能性があります。

一方で、デジピートされないでうちに届いた物に関しては、うちで iGate してあげるメリットがあります。なぜなら、デジピートされていない=どこにも拾われていない(可能性が高い)ので、うちで iGate してサーバへ位置情報を登録してあげないと誰も登録してくれないで位置がロストする可能性があるからです。うちで基地局を建ててるメリットが出るのは、この "どこにも拾われなかった位置情報" をサーバへ登録することによるギャップフィラー的役割でしょう。

というわけで、UI-View というソフトの設定をさがして、デジピートされたデータは iGate しないという設定をどこでするのか試してみます。UI-View は比較的広く使われてるソフトだと言われる割には、ウェブ上に設定方法や設定項目の意味が書かれたページがないに等しく、情報が得られません。

色々あちこち探してみましたが…NoGate Alias とかそれっぽいのはありましたが、これはなんか違う臭いがします。確信が持てません。どれもこれも 「やってみないとわからない」 状態です。一番心配なのは、あちこちいじりすぎてまともに動かなくなってしまうことです。元の設定はどうだったかしら…みたいな。

現状、ギャップフィラー的な意味合いのために運用したいので、どこかのデジピータで拾ってもらえた位置情報は無視して、どこのデジピータでも拾って貰えなかった位置情報を拾ってサーバに登録する基地局として運用する方法を模索したいと思います。

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