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2010年11月23日 (火)

JARL臨時総会@寝屋川に行ってきました

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大阪の寝屋川という所で行われる JARL 臨時総会。そのために、今回往復ともオートバイで大阪に行ってきました。行きはよいお天気でしたが、何しろ早朝の出発だけあったこともありとても寒かったです。先に出発している知人から 「寒い! 手が死ぬ!」 とメールが入りました。

最初は特に問題なかったのですが、知人がメールを送ってきた足柄 SA が近くなるとどんどん気温が下がってきて手も寒くなりました。普通の革のグローブだけだったので手もかじかんできました。そこで、とうとうグリップヒーター ON です。しばらくは暖まってきても手の冷えがなかなか回復しませんでしたが、そのうちしっかり暖かくなり冷たくなくなりました。快適です。

ひとまず時間に余裕はあるのでのんびりのんびり休憩しながら大阪を目指しました。今回、ホテルを会場近くに取ることができなかったので堺東の駅前の東横インに泊まることにしました。ここは金剛山にいくときに泊まるのによくお世話になっているホテルです。

いつもなら電車で来るところを、自分のオートバイでホテルへ…。それほど沢山来ているわけではありませんが、ある程度見慣れた場所に、オートバイできた、というのはなぜか異世界。なんだか別人みたいで、面白い気分です。知人は会場近くに取ったのですが、東横インは 5 回泊まると 1 回無料で泊まれるメンバーサービスがあるので、遠くてもそちらを優先しました(^^;

翌日、臨時総会会場までオートバイで行きたかったのですが、なにしろ止めるところがあるのかがわかりません。四輪駐車場が 80 台ほどある、という事ですが二輪はどのくらいあるのか…というかそもそもあるのかどうかすらわかりません。行ってみて止める場所がなく、帰る羽目になったら大変です。

これが近年のオートバイの困ったところ。駐車場がないんです。事前に調べた近隣の市営駐輪場などは原付以外のオートバイも止められるのかどうかわからず…。結局、堺東にオートバイをおいて電車で行くことになりました。せっかくなら会場にオートバイで行きたかったものです。

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しかし、到着してみると、なんと、駅前の高架下に駐輪場が! しかも 「自動二輪とめられます」 というのぼりまで立ってます(^^; う~ん、失敗です。事前に調べた情報だと、こんな所はなかったのに…。しかも自動二輪とかいてあれば、原付ではない普通のオートバイが止められることが確実。知っていたらオートバイで少なくとも寝屋川駅までは来ていました。残念です;

そして、会場に着いてみると…なんと、会場にもオートバイとめるところある感じです。狭かったり自転車の群れに埋もれて止めるのでは困りますが、普通に止める場所があり、何台かとまっています。それどころか、四輪も止めるところがあり、四輪の駐車場も総会が終了するまで数台の空きがありました…。失敗です。しょんぼり。

実は、総会前日に到着した時に、一度下見をしておこうと会場へ向かったつもりなのですが、ナビをちゃんとセットしておかなかったので、迷子になり、たどり着けずにホテルにいってしまったのです。あの時下見をしていれば、ちゃんと止める場所があることがわかったかも知れません(もっともストリートビューで見るように、オートバイを止めて良い場所が当日作られるのかはわからないのです。運営さん…。)

さて、ここから肝心の総会のお話です。

まず、議案そのものは可決されましたが、問題はそのプロセスです。今回から壇上の理事席にお座りになっている草野理事。彼は、色々問題を提議し、いまの JARL はダメなので改革しよう、という風に頑張ってこられた方で、私も影ながら応援していました。もちろん、全部の意見が一致していることはありませんが、重要 な部分は一致していたので頑張って欲しかったのです。

しかし…今回の議案。反対派の人たちは、彼に委任状を託して、反対票を投じて貰うことを期待していたと思われます。しかし、前日になって賛成に回るという発表がされ、ちょっとした話題になりました。反対派の人から見たら、裏切られた気分でしょう。

理由は 「委任状をいただいた数を見て、自分が反対を投じて、かつ、会場の全員が反対したとしても、可決を妨げることができないと判断したから」 というものでした。この理由ってどうなんでしょう?

もちろん、委任ですから彼の自由です。彼自身が議案を見て、あぁ、これなら賛成して良いかな、と思って賛成したのなら仕方ありません。もし、委任した人が そう思わなくても、委任した以上しかたないのです。しかし、多数決で勝てそうにないから賛成に回るって、これは何か違うのではないでしょうか。

なぜ 「勝った側」 にいなければいけないのでしょう? 負けるのがわかっていても、反対票を入れることに何ら問題はなく、害もないでしょう。自分がいれた方の意見が通らないのは残念ですが、だからといってそれ が無駄なわけではありません。たった一人でも 「賛成していない人がいた」 という事実を残すのは、とても大切なことです。

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しかも、投票というシステムの意義を考えれば、反対という意志を持っているのに賛成に投じるというのは、投票システムの意義を踏みにじる行為でもありま す。投票は無記名で自分の意志で自由に意見を投じることができるという物であり、何らかの影響でそれがねじ曲げられてはいけません。

なぜ 「勝った側」 にいる事にこだわったのでしょう? これがとても不思議です。負けず嫌いなんでしょうか。しかし、多数決勝負で負けることより、自分の意に反する方へ投票させる方が、よっぽど屈辱的な 「負け」 だと思うのです。反対派からは裏切り者のレッテルを貼られ、賛成派からは屈服し、寝返った軟弱物と見られます。

後日耳に入った意見では 「成立した議案に多数の反対があったことが記録に残るのはみっともないから」 という話し…。ちょっとビックリしました。これが日本の議事の文化なんでしょうか? 私の感覚では、反対は反対として記録に残ってこその審議です。

先述の通り、例え自分の意見が通らなくても 「反対がこれだけあった」 という記録を残せるだけでも、自分の活動の価値はあります。この議案がどれだけ支持されている物か、どういう風に会員が受け取ったのか、というのをは刈る バロメータでもあり、それは今後の連盟の運営や方針を決定する上で、とても貴重な資料になるのです。

つまり 「反対がこれだけあった」 というのを、数値に残さないために賛成に回るというのはとても 「残念」 な考え方です。というより、そんな考え方は初めて聞きました。反対派の意見を闇に葬る、頑張った記録をなかった事にする、そんな行動が美徳なのでしょうか。

外からの意見では 「理事は自分達が起案した内容なんだから、反対することはあり得ない」 という物がありましたが、これも違います。おそらく、会社や学校などでこの手の勉強をしたことがある方ならおわかりとは思いますが、団体としての理事と、 個人の意見を行使する投票は権利も義務も分離独立しているものなのです。

理事会で話し合われた結果作成された議案であっても、誰もが 100% 納得しているとは限りません。しかし、理事会で決定されたことは、理事会としては既決事項です。私は反対だから、それに従わない、というのは 「理事としては」 失格です。きちんとその議案を通過できるような作業に JARL の活動として 100% 着手協力して職責をこなすのが、当然です。

しかし、個人は違います。草野さんは、理事でもありますが、JARL 会員でもあります。総会会場での賛成/反対の意見投票はあくまで個人のものですから 「反対」 を投票することはなんの問題もなく、当たり前のことです。民主主義の議会制度ではごく自然な行動です。

反対であっても理事としては理事会の決定なので JARL として成立させるように準備をするなど、事務的なことはその通りに動くとしても、個人の意見は全く別です。これに拘束力を持たせるのであれば 「理事は投票権を有しない」 という規定が必要です(理事の中立性の確保)。この辺が、ちゃんと分離して考えられないとだめです。

従って、今回草野さんが 「賛成」 に回る必要はどこにもなく、むしろ避けなければいけなかったことだと思います。今回のことは、おそらく JARL を積極的に改革しようと考え結束していた 「象さんグループ」 を支持していた人の多くの失望を買い、協力するのをやめようと考えたのではないでしょうか。

1000票のうち、300票も反対があって成立した、それは汚点でしょうか。違います。例え敗れてもその記録を残すことが、反対派の最期の仕事なんです。 そして、今後、チャンスがあった時にこの記録を踏まえて何かを判断し、改革をするならそこからまた立ち上がらなくてはいけないのです。

現状では、将来彼が 反対していた項目に含まれる件を述べても 「圧倒的多数で可決されたので」 と言われて再考の余地が無くなる可能性もあります。今回の議案に含まれる内容で、元来彼が納得していなかった項目を将来指摘したくても 「あなた、この議案で賛成に投じてるでしょ」 と言われればおしまいです。

投票は意見を口にしたのと同じなので、いっていることが途中で変わるのと一緒。将来違うことを言い出すのは、最もやってはならない信用問題です。つまり、彼は今回賛成した以上、決議項目に含まれるどの件についても、もう問題だとは言えなくなりました。投票っていうのは、正式な意見表明。いきさつや心情がどうあれ、数字だけが全ての証拠なのです。

というわけで、物としては成立する雰囲気が高かったので、その通りにはなったのですが、そのいきさつがむしろ、そういったおかしな経緯をたどった末に可決さ れているので、どうもすっきりしない物が残ります。むしろ、反対派の心の中には 「草野さんがちゃんと引っ張ってくれていたら、否決できたんじゃないか」 的なもやもやが (実際には無理でも心情的に) 残っているかも知れません。そういう 「可決」 の仕方は、わだかまりを残し、トラブルの元。やってはいけない運営のサンプルの一つです。

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可決され、全く紛糾することもなく、淡々と質問されて回答されて終わった感じです。中には、議案と関係ない事を質問/指摘する人がいて多少ざわざわしたり もしましたが、基本的に拍子抜けするほどすんなり可決です。十分審議つくされていない感がぬぐえません。可決は可決ですので今後はこの通り進むでしょう。 しかし、いい空気ではありません。

たまにある事ですが、誰がやっても文句言われるんだからと、こういった批判を無視してはいけません。前回の総会も今回の総会もそれぞれに全く異なる問題がありました(今回は議事運営そのものについては問題がなかったですが)。

ところで、相変わらずですが、今回も、野次がありましたね。あれは、とても下品で非文明的なので、明確に禁止するべきです。議長の強権発動するなら、こう いう所ですよ。意見があるなら、質問票を書いて壇上に立ちましょう。席から大声で怒鳴っているのはとても品がなく、あんなのでは青少年なんてとても入れた いとは思いません。

ああいう、席から怒鳴り声を上げる人が、同じ無線家にいることはとても残念に思います。ご家庭や学校で、どういう教育を受けていたのか、どんな環境にいる 人なのか、想像するだけでも怖いです。まともな人のすることではありません。ぜひ、次回の総会では野次禁止にして欲しいです(小学生みたいな注意事項でと ても恥ずかしいことですが)。

もっとも、今回は前回よりも野次の数も少なくマシではありましたが。いい歳した大人が、席から子供のブーイングみたいに叫んでいる姿は、とても下品であり残念な光景です。来年の総会は、大人の総会としてまともな環境になるといいですね。

あと、総会弁当はぜひ用意してほしいです。コストがかかる物では無いですよね。

ちなみに、翌日は 「初めての大阪観光」 になる予定でした。日本橋にできたというオートバイ駐車場にとめて、大阪の秋葉原と言われる日本橋を見学してこよう、ついでに通天閣とかも行こう、という予定でしたが、雨になり中止、帰宅することになってしまいました。残念です。

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コメント

ゅぃさん,初めまして.私は総会には行っていませんが,そんなことがあったのですか.中でも賛成に回ったという改革派の話は,言語道断ですね.委任した人たちからすれば裏切り以外の何者でもないし,自分自身がその改革派と意見を異にしたとしても,そんな行動を見たらぞっとしないですね.

投稿: ともぞう@通りがかり | 2010年12月 8日 (水) 16時28分

 冷え込んだ中寝屋川にお越しいただきありがとうございます。

 確かに草野氏は賛成に回りましたけど、妥協する点に至ったんでしょうね。投票になった場合(挙手でも同じだけど)誰が反対したか今の採決方法ではわかるわけなんですよね。

 それでも臨時総会実行委員の中で、私一人だけ委任状こみで14票反対に投じましたが。でも後日談があって、先日関西地方本部主催の年末ハムの集いのなかで、ある役員(選挙で選ばれるひとです)が「実行員会から反対がでるとはなんたることだ」って発言をしたわけね。つまり私へのあてつけですね。

 主張は違えど総会を開催させるために、個人資格で実行委員会に参加したのであって、実行委員だから賛成なんだまではないと思うんですけどね。逆にイエスマンばかりの組織になると逆に組織は弱くなると思うんですどね。

 今回の野次は品が無いほうですねぇ。品が無いだけで迫力に欠けますが。もっとも国権の最高機関たる国会においても、野次は不規則発言ってことで議事録に記載されますけどね。だからって滑稽の最高機関ということはありませんけど。今回は関連質問がありませんでしたけど、関連質問で主張もありですよね。

 でもこの日は道案内して、発言して、投票箱を持って回ってと忙しい日でした。

投稿: JG3CCD虎波男女子★彡(こなみみなこ) | 2010年12月10日 (金) 00時29分

こんにちは。
総会は一度も行ってません。ですがあんまりな
内容で、ガッカリしました。
以前からの長期政権に諦めてたので
結果に驚きはしませんが、反対が無かったと
記録したいなんて、全人代でもあるまいに。
一般社団法人になってまともになったかな
と思いきやですね。

投稿: ハル | 2015年3月16日 (月) 13時17分

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