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2010年2月20日 (土)

CQ ham radio 3 月号が来たゾ★

CQ hamradio ( ハムラジオ ) 2010年 03月号 [雑誌]今月も無事にやってきたと言いたいところですが、定期購読が前号で切れていて、当然のことながら待てど暮らせど届きません。というわけで、ヨドバシでポイントを使って買ってきました。ヨドバシのポイントは、普通に買ってもポイントが付かない Web Money などの電子マネーや、ポイント還元率が著しく低い書籍に使うのがお得です。

さて、今月号は…引き続き斜め読みでした。といっても、アンテナ選びはとても参考になります。タワーとか大規模なアンテナの記事は私には何の縁もありませんが、モービル、移動系アンテナの記事は参考になりました。移動について必要になるのは、アンテナにフォーカスした物であれば

  • どのバンド・モード向けに
  • どのようなアンテナを
  • どのような入れ物に
  • どのような方法で収納し
  • どのような方法で運搬したのか
  • どのような無線機と組み合わせたのか
  • どのような方法で設営したのか(特にポールの固定方法)
  • 展開/撤収にどのくらいの時間がかかったのか
  • 移動先までの交通手段は何か
  • 単身か、パーティーか。パーティーの場合は無線関係者だけか一般人か。

といったところが必要です。アンテナにフォーカスしただけでもこれくらいは最低限ないと情報としては半分以下の活用度になります。それぞれの条件が少し変わるだけで、他の条件に大幅に影響するからです。情報が不足すると、自分の移動スタイルに取り込めるのかどうかすらわかりません。

例えば、交通手段が電車/バスなのか、自家用車なのか、オートバイ/自転車なのか、というのもかなり差が出ます。電車でも、新幹線と普通の電車では結構違います。出張や他の旅行、山登りのついでなのかも違ってきます。着替えなどの他の荷物についても、記載があると総重量の参考になります。

他にも、その設営ではアースが必要なのか、必要ならどうしたのか、もしカウンターポイズなどを自作している場合は、どのような物を使って、どのような使い方をしているのか、といったところも大切になってきます。また、設営に当たっての工具の必要性、具体的には何が必要か、といったところも大切です。

今回の記事では、ATAS-25 らしきものを使った記事がありますが、三脚とアンテナさえあればぽんと設置できそうなイメージです。しかし、実際にはカウンターポイズが必要であり、それ はそれで結構大変です。私も持っていますが、どのくらいの長さをどういった素材で作ればいいのか、どうやって展開するのか(L字?一本線?)等々色々あり ます。それによって、そのアンテナの手軽さが変わってきます。

普通に考えると、ATAS-25 での運用が簡単に見えました。私も実は、初めての 6m 移動運用は ATAS-25 と付属のカウンターポイズ、カメラの三脚で試しました。しかし、調整が難しく、SWR が全くと言っていいほど下がる点が見つかりません。色々苦労して、あきらめてポケットダイポールを木につるしたところ、あっさり SWRは 1.2 以下になり即運用開始できました。それ以来、ATAS-25 を使うのはやめて、ポケットダイポールか 2ele HB9CV を使うようになりました。こちらも、設営すればちゃんと 1.2以下の SWR で即運用できます。

ATAS-25 を持って行く場合にはアンテナの建てる場所、置き方、カウンターポイズのつけかた、そしてアンテナ本体の微妙な調整をして下がるところを何とか見つけ出 す、というスキルがないとダメでしょう。ATAS-25 は結構調整のための移動幅があり、その中をさらにネジのように回して微調整をするので、相当根気が要ります。

その結果、私は、SWR が落ちる点を見つけ出せませんでした。上から順に縮めていく(またはしたから伸ばしていく)中で、ほんのわずかな微妙な点を見つけ出さないといけません。具体的には、無線機で送信を開始し、それからアンテナを引っ張って伸ばすか縮めるかしていき、SWR が落ちたところがあれば、そこでとめ、あとはアンテナを回すことで、ネジのような動きで微調整ができ、その操作で最も SWR が落ちる点を見つけるわけです。

そう考えると、ちっとも手軽ではなく、むしろ 2ele HB9CV の方が簡単です。Radix から収納寸法 60cm 程度の HB9CV が売られていますので、持ち運びも楽。しかも工具不要。このアンテナはとても優れもので、私が移動運用の記事を書くなら真っ先に紹介します。車での移動運用でも、収納寸法は大きくなりますが、3ele HB9CV をご紹介します。

興味深かったのは、レンタルシャックカタログ。これ、良さそうですね。お国自体にはあまり縁がないですが、もし行く機会があったら是非利用してみたいもの です。むしろ、こういうのがあるなら、その国への旅行を計画してもいいかな~、なんて思ってしまいました。インターネット設備もあり、居住性も無線趣味以 外の友達といっても問題ないようで、観光班と無線班に分かれて旅行を楽しめそうです。ちょっとブルネイに行ってみたくなりました。

いつも楽しみなのは、高尾さんの移動運用コーナー。マンションが自宅で出られない私みたいな人には、移動運用が唯一のまともな運用手段。重要です。今回 は、移動する目的別、みたいな内容でした。新たな知識というよりは、そうよね~、という感じでコラム的に楽しめる記事です。個人的には、山と無線型の楽し み方がしたいですね。

D-STAR の記事は…相変わらず VoIP というかレピータ運用ばかり。ますます S-STAR (DV) ってレピータのことだと思われてしまいそうで、残念です。やっぱり、電波は直接相手に届いてこそ、という到達感覚が楽しいという人も結構いると思うので、 熱心なユーザーを取り込むのはむずかしい気がします。

もちろん、ネットを経由するというテクノロジ自体は面白いことは面白いですし、昔も私は興味を持っていた分野のひとつでもあります。しかし、今の時代にそれだけで長続きする気はしません。海外とも話せるよ、でもインターネット経由だけど、といわれてしまうと、Skype があるじゃん、といわれそうです。

普段はあまりなじみのないのがロカトピ。お一人でも掲載されている方もいたので、私も富士山に登った時に撮った写真を送ろうかという自体もありましたが、 恥ずかしがり屋なので辞めました。その時の服装に、無線「以外」のオタクっぽさがあったのもありますがw あと、私と同じ R34 スカイラインのオフミ(?)っぽいしゃしんも。二本の長いアンテナをつけた白の R34 GTR を見かけたら、私かもしれません。

富士山と言えば、富士山からハンディ機で運用されている SS がありました。見覚えの歩きがする富士山の風景。いいな~。富士山は無線をやるには絶好の場所でしょう。許可されていないかも知れませんが、もしできれ ば、テントを張って山頂で丸一日運用してみたいものです(日帰り登山では運用している余裕はあまりありません)。

電子ログソフトは、Hamlog があればいいかな…という感じです。重要なのは開発の継続性で、例え優秀なソフトであっても、作者の方が飽きてしまいアップデートされなくなってしまって は困ります。操作を覚えたり、ノウハウを習得するのも結構大変なので 「最新版が出なくなったから他のに乗り換えよう」 というはそれはそれで大変なものです。極力避けたいシチュエーション。

もちろん、Hamlog の作者さんもいつまで開発を続けてくださるかわかりませんが、少なくとも長年の実績から、もっとも開発継続性が高いという感じがします。その中には、当 然、長い開発期間の間に、あらかたのメジャーバグは取れているという目論見も入っています。

歴史の浅いソフトでは、メジャーバグの追い出しや操作性の改良 が行われる前に開発終了となってしまう可能性すらあります。言い換えれば、Hamlog ならもしこの瞬間開発が停止しても、成長は止まってしまいますが、長い間実用になる気がします。

来月号は、APRS とカーナビの融合のお話があるようです。カーナビ上に、他局がプロットされたり、いろいろな情報を統合して操作できるようになるとステキです。どのメー カーが対応するのか、どの無線機とつなげられるのかわかりませんが、Pioneer のナビが対応してくれるとうれしいですね。おそらくは…自作が必要になったりして、私には縁がない内容となる気がしますが。

そういえば、430 用アンテナの表記で、意味がわからないのが 「レピーター対応型」 というのと 「D_STAR 対応」 というのです。無線機の表記ならわかりますが、アンテナになぜ?! と思っていました。別にレピータや D-STAR を使う時にアンテナが何か動作するわけでもあるまいし、D-STAR であろうとレピータであろうと、レイヤ 1 であるアンテナにとっては単なる電磁波であって関係ありません。

ところが、今回の CQ 誌で 「D-STAR 向けのアンテナ」 という記事にて 「D-STAR 対応」 の意味が何となくわかった気がします。記事によれば、フェージングやマルチパスに著しく D-STAR は弱いので、フェージングやマルチパスが置きにくいアンテナが D-STAR に適している、とありました。

つまり 「D-STAR 対応」 と書かれているアンテナは、そのメーカーのラインナップの中で比較的フェージング、マルチパスの影響を受けにくいアンテナですよ、という意味なのかも知れ ませんね。マルチパスの影響を受けにくいアンテナってどんなのだか想像できませんが。

「レピータ対応型」 については引き続き謎です。送信周波数と受信周波数が異なることで、それを頻繁に切り替えて通信をおこなうレピータに向けた、何か特別な改良がされている のでしょうか。アンテナに…?! 工学が苦手で、一介の通信士に過ぎない私には難しすぎます。

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コメント

APRSなカーナビ情報ですが、これかと想像します(笑)
私も工作は苦手なので、なーんにも作らず接続するだけで動くのがいいですね。
http://wikiwiki.jp/nuvi/?nuvi360

投稿: JM1CZS | 2010年2月21日 (日) 07時49分

こんにちは。
富士山頂でハンディ機を持って写っているのは
わたしです。(^^ゞ
あの設備で猛パイルを浴びます。
日帰りだと確かに運用時間は1~2時間くらいしか取れません。
風の弱い日が滅多にないのがつらいところです。

投稿: JO1KVS | 2010年2月21日 (日) 16時22分

私の移動運用は気まぐれで近くの小高い山(車で登頂可能)の駐車場からON AIR することです。
モービルホイップ+20Wでも、ローカルのハイパワー+タワー上にそびえ立つ自慢のスタック八木に打ち勝つ事ができた時の喜びは、何ともうれしいものです。

投稿: モービルがシャック | 2010年2月22日 (月) 12時59分

富士山でCQ出した事がありましたが、夜だった事もあって寒さとの戦いでした、結局30分ほどで体が持たず小屋に戻りしたが、
寒さ対策してまたやりたいです。やっぱ山の上から無線やるのは楽しいです。
レピータ対応アンテナってのはただの売り文句ってのと439Mhz帯対応って事だと思います。以前、長めのモービルホイップでアップダウンが逆になってるレピータを使ったときにリグのSWR表示が跳ね上がって、何がおきたのかとコネクタの接続確認したりした事があります。
SWR2.0までは行ってなかったので普通に使えましたが、別の機会に作った八木はSSB帯に中心を持って行ったので439MhzじゃSWR3.0近くまであがって使えなくなってました。

投稿: と | 2010年3月 1日 (月) 17時02分

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