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2010年1月28日 (木)

CQ ham radio 2 月号が来たゾ★

CQ hamradio ( ハムラジオ ) 2010年 02月号 [雑誌]

すっかりご無沙汰してしまった CQ 誌レビュー。書こうと思ったのですが、オフィスにいないのでなかなか書くヒマがありません。しかも今月からはオフィスにいなくなります。かといって自宅だとネットしないし、自宅で創作物(?!)を作れない性格なのでいけません。かといってあまり放置も何なので、今回は少しだけ書いてみます。

今回は、FTM-350 が発売されたこともあり、また広告で大きな写真が載っているので 「あ~、欲しいなぁ…」 なんて思いながらページをめくることになりました。今の私の車には設置場所がないのでなかなかむずかしいのです。

特集は 「現代アマチュア無線機を使ってみよう」 というものですが、これは現代のしか知らない私にはあまり関係のないことです。個人的には、ノスタルジック趣味は好きではなく、Amateur は常に進歩的であるべきだと思うので(基礎としての知識以外の)過去には興味ありません。けれど、昔のアマチュア無線機と今のアマチュア無線機の設計思想の違いみたいなところはとても興味深かったです。

ハンディ機購入のフローチャートはちょっと 「?」 がありましたが、おおむね参考になると思います。かくいう私も昔々に買ったのは 430MHz のモノバンド機でした。今では絶対買いませんが、最初はコストも安く操作がシンプルで覚えやすいモノバンド機も良いかもしれませんね。複雑な操作が覚えられず使わなくなってしまっては困りますので。でも 「多彩なバンドを楽しみたい」 で VX-7 にいくのはちょっと…将来性も考えて VX-8 でいいと思います。

ちょっと珍しかったのは IC-7200 の紹介。正直、この機種を使っている(活用している)という人はお目にかからないんですよね…。FT-817 なんかは QSO して移動の話しが出るとかなりの確率で 「持ってます/使ってます」 の声が聞けますが、IC-7200 はまず出てきません。個人的には全体的なデザインは好きなので気に入っていますが、画面が小さいので操作しにくい気もしますし、何しろ移動に持って行くには大きすぎます。

歩いて持って行くには IC-703 の大きさ・重さが限界。むしろあれでもきびしいです。一方、車で行くなら FT-450 くらいのフルパワー出せる物を持っていけますので IC-7200 に出番がなかなかありません。そのため私も活用できていません。ぜひ、IC-703 の直径の後継機を出して欲しいと思います。もちろん、リチウムイオンバッテリ搭載で!

135kHz のお話は自作中心なのでほぼスルーでしたが、話題的に斜め読みするには面白かったです。

パソコン活用ネタで OpenOffice が載っていましたが…これは遠慮したいところです。たまに企業のコスト削減でこれを使っているところがありますが、大抵はファイルを壊して返してきます。互換性がありますよ、と言われてもかなりまだまだです。パワポに埋め込まれた Excel の表が悲惨なことになっていたりと目も当てられません。自分一人しか使わないのなら良いかもしれませんが、個人的にはちゃんとしたオフィスを使うことをお薦めします。

これから先電子的なドキュメント送付をしていくケースがますます増えるでしょうが、その時に OpenOffice で作ったファイルを(MS-Office 形式で保存しても)先方で正常に読めず、捨てられる可能性も高いですから。例えば、PLC の実験に関するドキュメントを JARL さんのような団体に送ったとします。それを OpenOffice で作成し、MS-Office 形式で保存したものだとしても、それがもし正常に表示されなかったらどうでしょう。まさか 「OpenOffice を入れなさい」 なんて言えないでしょう(と言いつつ、最近のモンスターカスタマーなら平気で言いそうですがw)。捨てられても文句言えません。私なら 「ドキュメントが破損していましたので処理できません」 と通知して、捨てますw

D-STAR は相変わらず、レピータを中心とした使用法ばかり。これでは広まらないでしょう。いまだに QSO した方の中には、D-STAR はレピータを使用しないと交信できない、または、事実上使えないと思っている方も結構いらっしゃいます。電波は (インターネットや中継装置など機械的な物を経由せず) 直接相手に届く事にこそロマンを感じる方も少なくないようです。かくいう私もそうですし。

中継装置を通すなら最初から Skype 使います。時代はどんどん進んでいるので、いつまでもアナログにしがみついていないでデジタルにチャレンジしてこそのアマチュア無線だと思うのですが、肝 心の D-STAR がこれでは残念な限りです。レピータを通じてどうのこうの、だけでは単なる便利無線のような印象しかない気がします。それじゃ、萌えないんですw

連載物はいくつか若手/女子物などが始まっているようですが…若手を参入させたい気持ちはわかりますが、参入させたところでアマチュア無線側の土台 がきちんと整っていない限り、長続きしないのは目に見えています。最初から HF でもいいのかもしれませんが、手軽な V/U で始めた場合、あの日中の違法局が堂々と運用して正規局が運用できないのが当たり前になってしまっている状態、あんな世界で(夕方や日中に運用する機会が ある)学生さん達が長続きするかは疑問です。

特に、小中学生が相手なら、親から 「そんな品のない人たちの仲間になるんじゃありません」 とか 「アマチュア無線ってこんなのなの? トラブルに巻き込まれそうだから禁止」 と思われても仕方ありません。もちろん違法局であってアマチュア無線ではありませんが、そういう人たちが 「平日日中の主役」 であり、違法/合法は言い訳に過ぎず関係ありません。あんな柄の悪いのを一度きいてしまったら、親に、やめなさい、と言われても仕方ないと思います。

あれは違法局だから関係ないよ、という言い方をする方もいますが、残念ながら世間はそうは見ません。違法運用をしている人たちを含めて「アマチュア 無線」なのです。例えば、とある国に遊びに行ったところ、身なりの悪い麻薬常習者だらけだったりしたとして、そんな国にまた行きたいでしょうか。それを理 由に、行きたくないといったら 「あれは、不法滞在者であって国民じゃないから関係ない」 なんて言われて、説得力あるでしょうか。むしろそんな違法な人たちが 「野放し」 になっているという状態が、ますます不安を煽るのではないでしょうか。

若い子達に始めて欲しかったら、まずは違法局の徹底的な取り締まりと排除を、法律に則ってしっかりおこなう必要があります。JARL さんも若手育成に熱心という事になっていますが、一番最初にやることは、違法局は片っ端から取り締まり 「免許が必要なアマチュア無線を違法で運用すると、すぐに捕まって仕事が無くなる」 という印象を一般化させ、違法局の撲滅と新規参入の抑止力になる必要があります。

中には、本省や総通は忙しいので、それを要請してはいけないなんて思っているところもあるようですが、それが彼らのお仕事ですし、違法運用が無くな らない限り 「柄の悪い無線」 に若い子達が居着くとは思えません。ぜひ、若い子を呼び込む前に、アマチュア無線バンドの違法無線撲滅/浄化に取り組んで欲しいと思います。これは、ガー ルスカウトでアマチュア無線を子供達に勧める上で、大変大きな障害になっています。

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コメント

ゆいさんの地域は違法局に悩まされているようですが、私が住んでいる田舎(0エリア)では考えられない現象ですね。
こちらはVUのバンド内はいつもガラガラ状態ですし、使っているのは馴染みのローカル局ばかり。仮に違法局が出没したときには、FOXハンティングよろしく皆でビームを振り回して発信源の特定に掛ります。
やはり都会での運用は、私たちには分からない悩みがあるようですね。
確か、私たちが納めている「電波使用料」はその様な違法局取締りのために使われるのでしたよね。
本当にそのために使っているのかな?と疑問に思います。
また、泡のように消えていたりして。。。

投稿: 田舎者 | 2010年1月29日 (金) 21時30分

投稿: hiro | 2010年1月31日 (日) 07時21分

はじめまして!おじゃまします...m(--m
18年ぶりにハムを趣味に復活させるべく、ネットで色々と調べていて、ここに漂着しました(^^;
自分は、これから本格的に「お空修行」です。

携帯電話の普及で、20年程前のようにV/Uの違法局や業務使用は減ってきたと思いますが、中にはコールも言わない無免許運用のトラッカーと思われる人たちに占領されているレピータを時々見かけたりします。

電波利用料納付のお知らせには、「監視体制の充実」とか書いてある割に、アマチュア・バンドの違法局取り締まりにはイマイチ活躍してないような?な感じですね。

自分がハムの世界に入った頃にも、明らかに違法局はたくさんいて、自転車+ハンディ+自作八木 で、違法局(無変調妨害局)ハンティングをして遊んだもんですが...

電波利用料の中でもアマチュアの納める部分は決して少なくないはずなので、もっとちゃんとやって欲しいものです。

ところで、自分もOpenOfficeで苦労してます。(--メメ "Office互換で無料!"と言われれば、みんな飛びつくのはどうしようもないかもしれませんが、無料である以上「自己責任である」ってのを忘れないで欲しいです。

投稿: Taktronics | 2010年2月15日 (月) 23時17分

”柄の悪い無線”になってしまった原因のひとつは、養成課程講習会だと思います。22,750円、2日間のいねむりで受け取ることができます。JARLに何度も電話して、2日間で免許を『販売』するな、以前の2週間にもどせ、と言っていたら職員の一人が、私もそう思うが、H会長ににらまれるので...だそうです。
3エリアの田舎ですが、ダ〇プ運転手ご一行様が集団で2日間いねむりされ、見事全員がアマチュア無線技士の免許証を購入できました。

投稿: スバリスト | 2010年5月 7日 (金) 09時49分

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