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2009年2月16日 (月)

ヤシマ作戦

Dsc00636_r 午前中予定していた栗林公園が有料だったため中止になり、予定より早くヤシマに行くことになりました。この屋島は知人が昨日ホテルの窓から CQ を出してつながった地元の方に教えていただいた、ご当地おすすめの移動地だそうです。

電車で行く必要があり、本来は高松の駅周辺で歩いていける範囲のみ観光&移動運用という予定だったのですが、ヤシマと聞いてはいかないわけにはいきません。なにしろヤシマといえば、ヤシマ作戦です(本当?w)。関係があるのかどうかわかりませんし、何があるのか知りませんが、名前だけで良さそうだと思いやってきました。事前調査も何もなしです。

Dsc00642_r 知人が地元の局からの情報として 「コトデンで行ける」 と聞いていたので、琴平電鉄というコトデンに瓦町の駅からのります。車両は京王電鉄製でした。こういうのって地元ではなく東京で作って持ってくるのでしょうか。線路がつながってないし…陸路?

電車に揺られることしばし、目的地 「琴平屋島」 に到着、下車です。知人の言うとおり、車掌さんに切符を渡します。そして、駅には本当に人がいません。人がいるスペースはあるのですが、封鎖されていて人気がないです。そして、そこで降りた人も数人、地元の人なのかあっという間にいなくなっちゃいました。

Dsc00643_rシャトルバスがあるという掲示がありましたが、次のバスまでかなり時間があります。かといって、近くにスタバがあって待機できる様子もなく、あるのは駅の中のベンチ。けど、風が吹いていて寒いので、ここで 1 時間近く待つ気には到底なりません。もともとケーブルカーで登るつもりで来たのでスルーです。

ケーブルカーの駅までは少し上り坂を歩くようです。金剛山もそうですが、ケーブルカーやロープウェイって、接続が悪い場所が多いです。生駒ケーブルはその点、ある程度近いので良いかもしれませんね。

しばらくして駅っぽい物が見えてきました。けど、何となく雰囲気が何かを伝えています…。人気がない。あと、駅前広場のスペースが妙に何か物が置いてあったりして、活用されていない気がする…。

近寄ってみると、貼り紙がありました。

Dsc00644_r Dsc00645_r2
"現在ケーブルカーは運休中です"
 
と書いてあります。ガーン。また運休…。以前も金剛山で運休の日に来てしまい途方に暮れましたが、またもやこのパターンとはやっぱり日頃の行いに相当難があるようです。ここまできて、無駄足に終わるのもイマイチです。特に、このケーブルカーのところまでだって頑張って登ってきたわけですから、無駄に戻るのでは地球資源の無駄です。

こうなったら、やることはただ一つ。そう、金剛山と同じように、歩いて登るのです。早速知人が「(^^;」 な表情になりましたが、そもそも看板を見ると 1 時間もかからないで到着するようですし、お手軽な登山道という雰囲気だったので、登ることにしました。幸い、二人ともトレッキングシューズかそれに準ずる物です。ペットボトルのお茶もあります。

最初は階段ですが、そのうち墓場に入り、細い道になり…そして 「ここは私有地です。所有者様のご厚意により利用させていただいておりますので…」 という、金剛山と同じようなことが書かれた看板があります。毎度思うのですが、所有者って、誰なんでしょうね。お山で、しかもこんな観光資源になる物を持っているとは、相当大金持ちと思います。

子供の頃は、住宅ではない 「山」 や 「森」 は全部、国もしくは企業の持ち物だと思っていたのですが、所有「者」 ということは、個人の持ち物という事であり、山一つ財産なんて、マンガみたいですごいです。登記簿で調べれば誰だかわかるのでしょうが、そこまでする必要はないので、誰なのかな~、と妄想をするにとどめておきますw 看板には、所有者ではなく、具体的に誰だか書いてほしいですね…。

そういば、法律上はどうなのでしょうか。個人の敷地内に無断で立ち入っていることになりますが、問題ないのでしょうか。立ち入り可能とは書いていませんし、人の家の庭に勝手に入り込んだのと同じで、許可を貰っていない以上不法侵入にならないのでしょうか。そういう区分って、どうなってるのかな~。この看板がなければ、土地の所有者が個人だなんて、全くわかりませんしね。

終始コンクリート舗装をされた道を上ります。滑ったりせず安定していますが、コンクリートなので足に対するダメージがありそうです。のんびりペースでしたが、途中から手袋を外して上着を脱ぎたくなるほど体は加温されました。山登りでは汗をかかないようにすることは大切です。立ち止まった時に、急に冷やされて、過冷却で風邪を引きます。汗をかかない、体がほんのり温まる程度で登らないと、頂上について CQ を出し始めてしばらくすると、体が冷えた汗で過度に冷えて辛い思いをすることになります。

Dsc00648_r_3 到着すると神社があります。日本では何かと、山の上に神社有りです。あ、お寺かもしれませんが…。その奥へいくと…綺麗な景色が目に入ります。私は昨日小豆島で見た景色がまだ頭に残っているのでそれほど衝撃はありませんでしたが、知人はとても感動していました。青い海と遠くまで広がり、見渡せる景色はとても爽快です。

でも、風が強いので案の定一気に寒くなります。手袋を再装着します。風がなければ結構暖かいのですが、吹き付けられると凍えてしまいそうです。残念ながら商店街みたいなところはとことんしまっています。やっぱり月曜日、平日の冬だからでしょうか。ちょっと寂しげです。コーヒーの一杯も飲めません。

Dsc00649_r さらに進むと、また景色が開け、今度は営業中のお店がありました。海が全部見渡せる良さそうなお店で、喫茶とおうどんがあるようでした。ここで食べていきたいところですが、まずは目的の移動運用を済ませないと、時間がうっかり無くなる可能性があります。また、帰りはバスで帰りたいので、バス停を探す必要があります。頂上が広がっているので、一体バスがどこに着くかわかりません。

そんな感動とは反対に…。廃墟があります。ホテルだったような場所です。客室の窓が開いていて、カーテンがボロボロになりながら、風に舞っています。う~ん…。景色は綺麗なので泊まるには絶好の場所だと思うのですが、何らかの理由で廃業に追い込まれたのでしょうか。火災とかがあったのかなぁ。謎です。中には入れませんでした。

Dsc00655_rさらに進むと、他にもいくつかホテルや売店の廃墟があります。閉店しても撤去されずそのままという感じです。こういうのって、すぐ解体されるイメージがあったのですが、いくつもまだそのままになっています。解体されずに残っている廃墟なんて、そうそう見る機会がないので、じっくり観察してしまいました。解体されないのは、また利用する予定なのでしょうか。中にはひどいところは、画の書いた看板で囲ってしまい見れないようになっていました。相当破損が進んでるようです。

北に向かおうかと考えると、無料の休憩所と書かれた場所を発見。近寄ってみると、バス停もありました。バスの時間をチェック。今からだと、15:50 と 17:20 が残りのバスですが、時間を考えると 15:50 のバスが良さそうです。コレにマークをして移動開始。

運用場所を検討しましたが、看板によるとうちらがついたのは島のピークが二つある南の方。瀬戸内海は北側ですから、やはり北側のピークに行くのが良さそうです。ただ、先ほどのうどんやさんなんかがあるあたりも、景色が開けていて運用には良さそうです。どちらも捨てがたい…。どちらにしろ、二人とも同じ 430MHz ですから抑圧を考えると同じ場所では運用できません。そのため、北側と南側で、交代制で運用をすることにしました。

てくてくてくてくと歩いて、北側へ向かいます。遠い…。看板を見ると、なんと 2km 以上あります。う~ん(^^; しかし、瀬戸内海を見渡せる場所で運用したいので、頑張って歩きます。ずっと舗装され、軽自動車が通れる感じの道が続きます。一度、中央道の右回りと左回りみたいな感じで分岐してから合流し、だんだんと細くなり先端です。

この手の先の方へ出れる所はちらほらありますが、ここみたいに本当に左右の幅が狭くなってくるのが実感できる場所はそうそうありません。先端に近づくに従って遊歩道の左右の森林がだんだん狭くなるのを感じ、遊歩道を頂点として、あとはガケ状になっている感じがします。なかなかのドキドキ感が味わえます。

Dsc00666_r 先端には屋根の構造物があります。ここだけ屋根があっても…と思わなくもないですが、例え雨の中濡れてやってきても、ここで瀬戸内海を見学する時くらいは濡れないでのんびり見てください、という感じなのでしょうか。コンクリートでできた立派なものです。

ここから先は一気に下ってしまい、本当の北端に出れるようです。案内図では「長崎の鼻」などと書かれていましたが、重要なのは先端かどうかよりも電波の飛びがどうか、という事なのでwここで CQ を出すことにします。さすが冬の平日だけあって、誰も来ません。来る途中芋誰ともすれ違いませんでした。山賊が出たら助くる者なしです。

風がかなり強く寒いですが、バックパックから ID-92 を出して CQ を出します。昨日の二の舞…病み上がりなのにまたこんな寒いところに来てしまっていけません。けど、来てしまった以上は、無理して運用して風邪を引く方が、何もしないで風邪をひくよりマシですw そんな無理というほどでもなく、座るところも日の当たるところもあるので、頑張ります。

Dsc00665_r それにしても、前方 270度が開けています。本当の先端はもっと先ではあるものの、他に高い物がないのでかなり開放感があります。これなら電波がどこへでも飛んで行けそうで、まさに天然のタワーです。ID-92 の非力&ホイップアンテナでも少しは飛んでくれそうです。

しかし…予想通りというか、やっぱりというか、全然応答がありませんでした。う~ん。こちらは誰も運用してないのかしら。まぁ、平日だし…もっとも今日の場合は一番の原因はやっぱり違法局のようです。438.010MHz の上下でコールサインを一度も言わずに例の口調でず~っと強力な電波が出ていました。デジタルは相手にはほとんど聞こえないに等しいので、混信になっていても全く気がつかないでしょう。

というわけで、移動の成果はゼロでした。しょんぼり。交代時間になったので知人と交代です。知人も今回は VX-8 しかもっていないのでデジタルで交信する相手が誰もいません。連絡手段も、FM になります。う~ん。悲しい;;

Dsc00652_r 引き続き南側で運用しましたが、こちらも結果は同じ。事実上の野放し状態です。パーソナルや CB を廃止しようとすると、こういう流れになることは予想できたと思いますが、総務省は何も考えなかったのか、それとも、今総務省に残っておられる方は 「アマチュアなんて所詮遊びと同じで、CB やパーソナルと一緒じゃん?」 くらいにしか思っていない方が多いのかもしれませんね。取り締まりも、あくまで警察や消防などに影響が出たオフバンド送信をした者ばかりのようですし…。

誰も直接は迷惑を受けないスピード違反と違い、確実に「被害者」がいる電波法違反は厳しく取り締まって欲しいと思います。また、パラグライダーや狩猟に代表される、アマチュア無線を「インフラ」として使うのは私は未だに合法だとは思いませんが、これらをアマチュア無線で行わなくて済むように、何らかの手段を用意して欲しいと強く思うのでした。

当の JARL さんは人口が減少すると手のひらを返すように諸手を挙げて、インフラとしてアマチュア無線を使うことを問題なし、なんて言ってしまったようなので、もはや頼りにできないでしょうが…。

Dsc00660_r 知人の運用が終了したので、再度無料休憩所に集まってバスを待ちます。結構ちゃんとした休憩所で、パイプ椅子のようなものではなく立派なテーブルに、ファミレスのような椅子があり、快適で落ち着きます。本当は喫茶店かなんか営業していたのかな…もしそうなら、コーヒーでも飲んで待ったのですが、残念です。あと、売店の横には野良犬が沢山いて、怖くて近寄れませんでした。う~ん。

やがて、20分まえにバスがやってきました。小型ですが元々観光バスみたいな雰囲気です。ドリンクホルダもついてます。100円を払って乗り込み、やがて出発。有料道路を通過して、ふたたび琴電屋島駅に到着、おろして貰いました。難という快適さでしょう。登りのあの苦労はいったい何だったのでしょう(==

Dsc00674_r バスの時間はコトデンの到着時間に合わせているので、本数がかなり少ないコトデンにも駅で無駄に待つことがなく比較的スムーズな接続ができました。行きも時間を見てくれば、バスにスムーズに接続できるコトデンに乗って来れたかもしれません。やっぱり事前準備は必要ですね。

というわけで、成果なしのヤシマ作戦でしたが、知人は数局と QSO でき、景色も電波の飛びも申し分なかったと大満足のようです。私もそう思いますが、結果的にはお声がけがなかったということで、大満足というわけにはいかないのでした。せめて土日祝日なら少しはお声がけがあったかもしれませんね。

もちろん、景色だけでも申し分はありません。ここまでがけが近かったり、開けた展望の場所は東京の方ではもちろん、地方でもなかなかありません。大抵は、売店が陣取っていて見れなかったり高さはあるけど木が生えていて見晴らしが悪かったりするものです。また機会があったら訪れてみたい場所です。

結局バスの時間もあり、山頂でおうどんを食べれませんでした。よく考えてみると…お昼食べてないし(^^; 急遽歩きで登ったことと、ウロウロしていた時間が結構長かったため時間が無くなった感じです。あの景色の良いお店で、おうどんを食べてみたかったですね。

関係ありませんが、天橋立にもあった、瓦というか土器でできた円盤を投げるのが、ここにもありました。あれ、面白いのかなぁ。なんか散らかすようで申し訳ないし、そういうストレスの解消の仕方になれていないので、遠慮しておきました。

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コメント

屋島山頂はV/UHFで3,4,5、運が良ければ6エリアと出来ますから日本の休日だと楽しめたかもしれません。
但し、関東ほど人はいませんよ。
源平時代、屋島の合戦で扇の的を射る故事が伝わっていますから、あのヤシマ作戦はそういうことでしょうね。
瀬戸内海は埋め立てで土地が増えていったので、島といっても陸続きということは良くあります。

投稿: まあべる | 2009年2月17日 (火) 19時18分

屋島だったら四国村のなかにある『わら屋』でおいしいうどんが食べられたのに惜しいことしましたね。高松はDVレピータすらちゃんと動作してないのでD-STAR人口は激少です。438.010MHzワッチしときますので又いらしてください!

投稿: さぬき | 2009年2月17日 (火) 23時08分

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