« 釧路の手配 | トップページ | 旅先で故障 »

2009年2月14日 (土)

寒霞渓ポータブル 5

知人より一日早く到着して、一人であまりにもヒマなのでハンディ片手に移動運用できる場所がないかしらと探しました。Google map をボーっと見ていると、瀬戸内海には島がたくさんあることに気がつきました。う~んそういえば小学校の時に社会で習った気がします。

昨今、離島で運用がしたいな~、と思っていたところでした。黄金週間には小笠原(?)の方で移動運用をしようと考えていますが、まだまだ先のこと。例え黄金週間に島に移動するとしても、瀬戸内海は東京とは違います。特にここなら 4 と 5 と 3 が一度に狙えるんじゃないかしらと野望が広がりますw

問題は場所。いくら島でも平坦だったりして移動に適した場所がないといけません。かといって、切り立った崖があるだけで行く手段がないとか、あるけど慣れた人じゃないと危険だとか、そういうアドベンチャーは求めていませんw しかも今回は一人だし、目的は明日なので今日無茶をしてはいけません。

というわけで、縮尺を拡大して島を見ていくと…あった! ロープウェイ独特の直線を地図に発見しました。場所は 「小豆島」 という島で、ちゃんと高松から点々が伸びていることから、お船が出ている事を意味してます。これなら一人でも気楽に行けそうです。早速高松港へ。

ID-92 と交換用のバッテリと長めのアンテナを持ち高松港 「ブルーライン」 乗り場へ。往復で 1,280 円ですが、私の場合ユースの割引が効きますのでお買い得で行けます。目指すは小豆島、草壁港です。お船は快適な乗心地で、MM CQ を出そうかと思いましたが、そもそも良いのかどうかわからないのでやめておきました。思いつきはちょっと危険です。あとは、バッテリが心許ないので、現地で電池切れでは仕方ありません。

到着後、バスでロープウェイ乗り場に。ロープウェイは大型のもので、人もそこそこいました。ロープウェイに揺られて上につくと、思ったよりは頂上感がありません。しかし、雪があります。なかなかの寒さ。しかもちょっと風があります。う~ん。ガクガク。

ふと見ると…バス停が…ロープウェイで来る場所のバス停?! どうやらバスでも来れるようです。けど 「運休」 の文字が。行き先は「土症」というところのようで、そちらにもフェリーが来てる模様。そちらに上陸しなくて良かった(^^;

結構人がいます。こんな雪が少しあり、寒いのにさすが週末だけあって人がいます。ここで CQ を出すのはちょっと勇気が要ります。う~ん。とりあえず、人があまりいないあたりをねらって展望台から CQ を出します。指が寒いので手袋のままですが、この状態だとケースに入れた ID-92 はちょっと操作しにくいです。VX-8 ならもっと難しいかも。

しかし…応答がありません。誰も聞いてないのかしら(TT  諦めていたところ、見知らぬおじさんからリアルでお声がけが。うるさいと文句を言われるかしらとドキドキして身構えたところ 「無線やるならあっちがいいよ」 と言われました。あら? 関係者?

なんでももっとおすすめの場所があるとかでよかったら連れて行ってあげるよ、と…。「知らない人についていってはいけません」 というのは小さい頃からいわれているので当然ここはお断り…と思ったのですが 「せっかく来たんだから、稼ぎたいでしょ~」 と言われてピクッと反応。ご夫婦できていて邪魔しちゃ悪いと思いつつ、人見知りの私がついていくことになりました(^^;

車の中で少しお話を伺ったところ、何でも無線は既に廃止済み。5 年くらい前まではアクティブに出られていたそうです。道理で、車にアンテナが生えていなかったわけです。廃止の理由は勇気が無くて訊けませんでした。ナンバーは 4 エリアの物だったので、4 からフェリーできたようです?

車でしばらく走って到着した駐車場。ここ? 全然見晴らしが良くないんだけど…と思っていると 「ここからちょっと歩くよ」 って…歩くんですか(^^;;; それは想定外ですがここまで連れてきて貰ってさすがに 「寒いから歩くのヤダ」 とは言えませんから、頑張っててくてく歩くことにします。

どれだけ歩くことになるのかドキドキしながらでしたが、奥様も一緒だったことからそれほどあるかないだろうと祈りつつ、10分ちょっとで到着。到着した場所は謎の場所。人がいない…。日陰に雪がある…。寒い…。あやしい石の建造物がある…。でも…見晴らしはすごく良いです。素敵です。カメラを忘れてきたのが残念です。こういう時に限って;;

Azukijima 三角点があります。という事はそれなりに地上高が? とりあえず、ID-92 に表示されている座標をメモします。それによると標高は 822m。三角点によると 816.6m。おおむね正確です。左の地図は、ID-92 の座標からプロットした予測位置です。あってるのかどうなのか…。

さて、帰りはどうするのかと思いきや…私は放置されご夫婦でピクニック開始。はて、これはどういう意味でしょう。ピクニックしてるから、その間無線をしておいで、という意味なのか、連れてきてあげたんだからあとは勝手にしなさいさようならという意味なのか…。

しかも、どのくらい CQ 出してて良い物なのか…例えば帰ると声をかけられないからとずっと CQ を出していたら、実は終わったと言われるのを待っていて内心 「いつまで待たせるんだ」 と思われていたらどうしようとか…。逆に、気を使って早めに切り上げたら、ピクニックをもう少ししたかったのに私が帰りたがった形になったらイヤだし…もしくは、せっかく連れてきてあげたのに気に入らなかったと思われたらイヤだし、せっかく来たのにもうやめるなんて連れてきた甲斐がないと思われてもイヤだし・・・・と、小心者で人見知りなので、こういうのが苦手です。

なので、ここはちょっと図々しくても仕切りに回った方がよいです。勇気を出して 「あ、あの、どうしましょう。どのくらいこちらにいましょうか?」 という感じで最初からスケジュールを決めにかかります。「頃合いを見計らって」「適度に」「雰囲気を察して」 帰るタイミングを見計らうという日本的なやり方はとても苦手なので、しっかり時間を決めます。

幸い 「よければ 1 時間くらいのんびりしてから帰ろうと思うんだけど」 的なことを言われたので、1時間ちょっと CQ を出すことにしました。ここでヘタに 「どのくらいやりたいの?」 とか 「帰りたくなったら行ってくれればいつまででも良いよ」 なんて言われたら、物には限度があるし、結局先ほどと同じパターンに陥って困っちゃいます。しっかり 1 時間と申し出ていただいて、一安心しました。ホント、こういうのが苦手なので知らない方とお出かけするのって、いつまでもつい躊躇しちゃうんですよね。

さて、肝心の CQ ですが…ID-92 を取り出して、いつもの DV で CQ を出します。…全然呼ばれません;; せっかく連れてきていただいたのに、成果なしでは申し訳ないです。多少位置を変えたりしつつうろうろと波を出しましたが、結局ダメ。あの変な石の建造物に登って上から CQ を出そうかと思ったりするほどですが、どうもダメなようです。

結局、あれこれしているうちに 1 時間が過ぎ、時間切れに。やっぱり、D-STAR は誰も聞いてないのかな…。ICOM さんや JARL さんが、レピータの交信ばっかりアピールするから、CQ とそれに応答するのが好きな無線家があまりデジタル(D-STAR) に興味を示さないんですよ…。

空振りのまま、撤収に。「どうだった?」 と訊かれた物の、残念ながら空振りでしたと答えるしかない始末。申し訳ないです。でも、逆に 「ここが良いと思ったんだけどね~、ごめんねぇ、稼げなくて」 と言われてしまい、二重に申し訳ない気分に。普通の FM だったらお声がけがあったかも知れませんけどね~。

その後、ロープウェイ乗り場に戻りかけたところ、網一カ所いいところがあると言われて、そこはすぐだというので別の場所に向かいました。ロープウェイ乗り場を通り越して、さらに先へ。展望台みたいなところに到着しました。ここは美しの原高原、四方指展望台というところでした。これもなかなかの場所。文字通り 「四方」 の展望台です。標高はちょっと低いらしいですが…。

残念ながらここでも応答なし。誰も聞いていないか、こちらのハンディホイップなのが災いしてとれないか何かあるようです。う~ん。完全に空振りとなりました。しょんぼり。30 分ほど待っていただいてダメだったので撤収することにしました。

お世話になったご夫婦にお礼をいい、ロープウェイで下山します。寒かった…。名前の通りやっぱり寒い場所のようで、雪がある箇所があるのも頷けます。成果はゼロでしたが、今度はちゃんと 6m の装備なんかを持って移動にきてみても良いかもしれません。でも、車がないと、あの謎の石積みの建造物の場所からの CQ は無理っぽいですが。

|

« 釧路の手配 | トップページ | 旅先で故障 »

ぷち移動運用」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。My Shackからつながってきました。
小豆島に来られたのですね、私の出身地です。残念ながらDVで出られる(can)の局は地元にはいない状況です。私は現在岡山市で島の見えるところに住んでいますが、ワッチしているのは倉敷のDVレピータですので、KPSさんのCQを聞き漏らしてしまい、とても残念です。
美しの原の展望台は昨年までFMのレピータJR5WBがあったところです。WBは瀬戸内海一円をカバーしていて、レピータが設置され始めた頃にはカバー範囲の広さで有名でした。ユーザーの集いでは、支部大会クラスの人数が集まったこともありました。”あった”というのはレピータを置かせてもらっていた建物がオーナー会社の都合で取り壊されたためで、現在のところ再設置の見通しが不明です。しかし、先日ハムフェスティバルin香川でお会いした管理者の方の話では、電源ラインは残してあるので、なんとかしたい、その再にはDVも考えているということでした。
寒懸渓の寒さのせいで、せっかく香川まで来ていながらハムフェスティバルに来られなかったのですね・・・、地元を代表してごめんなさいです m(_ _)m
KPSさんが行かれた2カ所は、4エリアの元局長さんが言われるとおり、移動運用するために島外からも来られる人が大勢います。これに懲りずに改めて本格的移動運用にお越し下さいね。

投稿: JH5GYN/4 | 2009年2月20日 (金) 11時07分

JH5GYN/4 さま

コメントをありがとうございます。あの場所は、そんなに良いところだったのですね。思いつきで行ったこともあり、全然調べられていませんでした。あのままだったら、寒霞渓のところで人が多い中少し CQ 出して終わりになるところでした。連れて行ってくださった方に、感謝です。

レピーター、復活すると良いですね。私は D-STAR のレピータは利用していないのですが、カバー範囲の広いレピータが設置されるのは面白いと思います。ロケーションの良い場所のとちって取得が難しいだけに、レピータの設置っていつもどうしているのか、不思議です。

景色もとてもすばらしく、運用に適している感じがしましたので、機会があればまた行ってみたいと思います。季節が良くなってくると、先客の可能性が増えそうですね。

投稿: JO3KPS/1 | 2009年2月23日 (月) 09時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 寒霞渓ポータブル 5:

« 釧路の手配 | トップページ | 旅先で故障 »