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2008年12月15日 (月)

VX-8 使用テスト開始

某 SNS で振られてしまったので(^^;こちらに少し書いてみたいと思います。知人が、今まで ID-92+OpenTracker+外付け GPS という構成で運用していたアナログ位置情報の日常運用を、VX-8 にして試験運用を開始しました。その中で貰ったイニシャルフィードバックをまとめてみました。

まず、GPS の精度ですが、手に持って歩くわけにいかないのでどこでロストしていて、どこで把握しているかはわからないようです。ガーミンの Vista ほど悪くはないようですが、どのくらいまで衛星をつかみ続けられるかは興味あるところです。特に、電車内やビル群では差がつきそうです。

GPS とも Bluetooth とも関係ないですが、修理前に発見したバグが直っているか見てみました。それは、AF Dual を機能させた状態で、選んだ周波数のラジオ放送をメモリに書き込む際、画面に上書きされてしまうという物です。どういう状況下というと、メモリ書き込みの操作をすると、それまで表示されていた表示が残った状態で文字が表示されるので、重なって表示されてしまい、ほとんど判読できないのです。

通常であれば、まずは表示されている物を消して新たに文字を表示するわけですが、画面を消す命令を書き忘れているようです。ある意味、すごく初歩的な、アルファ版で潰されていなければいけないレベルのコーディングミス…。

次に Bluetooth 関係。

これは、残念ながら期待していたとおりとまではいかないようです。改修で問題が無くなったかと思いきや、まだ不具合が残っているそうです。具体的には次の通り

  1. 電波が微妙なところを行き来していると、FM ラジオの音声がモノラルでしか伝送されなくなる(けれど、割り込みの鉄道無線と APRS は、それぞれ右と左から分けて聞こえる)
  2. 電波が微妙なところを行き来していると、Bluetooth がおかしくなり、ブツブツ切れた状態になり、戻らない
  3. 同じバックパックに入れた状態なのに、安定しているときと、不安定なときがある

まず、1. ですが、これは再現性が不明です。電波が悪いのが、ラジオの電波の入りが悪いのか、Bluetooth の電波状況が悪いのか、それとも割り込みの JR 無線が頻繁だとこうなるのかは、わかりません。いずれにしても、何かがゴソゴソと起こったあとは、FM ラジオが電波がフルスケの位置でもモノラル音声しか聞こえなくなりました。

次に 2. ですが表現は難しいです。これは、改修前にも体験してる現象ですが 「きょうのてんきはにがつげじゅんなみのおてんきとなるでしょう」 が 「きょう きはに じゅんな んきとな しょう」  みたいな感じに聞こえます。0.2 秒くらいの感覚で、定期的な途切れが発生します。

ただ、よく聞いてみると、どうやら等速ではなく、早送りみたいになっているようです。ブツブツ切れな上にそれぞれの間隔が短いので確信は持てませんが、短い間にまともに日本語が聞き取れたことがありません。どうも、音が 「きょうのてんきは」 が倍速で再生されてしまうので、次の 0.2 秒が余ってしまい、切れてしまうような感じです。なので 「きょうの てんきは にがつげ じゅんなみの おてんきとな るでしょう」 という伝搬状態で、それぞれの語句が倍速で伝わってるように感じます。

この発生は、Bluetooth の電波状況が悪かったり良くなったりを何回か繰り返すと発生する可能性があるようです。ただ、なにしろ同じ距離ですし全く同じ位置に Bluetooth ユニットと Bluetooth ヘッドフォンがあるのですから、電波状況の変化はほとんど無いはずです。

その懸念が、3. につながっています。知人はバックパックに VX-8 を入れ、ネックストラップタイプの Bluetooth ヘッドフォンを使っています。つまり、その位置と距離は一定です。それなのに、全く途切れないときと、ひどく途切れて困る時があるそうです。これが、電源を入れたときの「ご機嫌」によるのか、周囲の影響なのかはまだわからないそうです。

どちらにしても、バックパックに入れて途切れずクリアに聴けていたので安心していると、しばらく歩いているうちに途切れ途切れになったり切れそうになったりする事があるそうです。でも、リンクし直すと、綺麗に聞こえたりと、いまいち発生原因がわからないらしいです。

いずれにせよ、これらの現象はウォークマンとの Bluetooth 接続や Jabra の Bluetooth アダプタとリンクしているときは全く起こらなかったそうです。むしろ、これらは置き去りにしてかなり離れていても伝達していたので、いかに VX-8 の Bluetooth が範囲が狭く不安定かわかります。

一度 Bluetooth 接続を切ってから再度接続すれば解決することが多いそうですが、1. は本体の電源を入れ直して初めて解決したそうです。いくら解決すると言っても、Bluetooth 接続が切れれば本体から音が出てしまいます。一度切ってリンクを張り直すということは、一度本体のスピーカから音が出てしまいます。それを、通勤途中でする事は周囲の迷惑になります。

本体スピーカから出力する場合と、Bluetooth から出力する場合で音量を個別設定できればいいのですが、本体のイヤフォン端子から使う場合と、スピーカから使う場合で音声の独立設定はできる物の Bluetooth は区分されておらず本体スピーカと同じ音量になってしまうようです。そのため 「万一 Bluetooth が切れても本体の音量はゼロ」 という事ができず、必ず音が外に出てしまいます。この辺は、配慮不足ですね…。

あと、これは余談ですが、Bluetooth 接続なのに、本体で音量変更ができるのもちょっと変です。ウォークマンも携帯電話も、Bluetooth 接続では本体側では音量変更ができません。音量は全て、受け側(ヘッドフォン側)でする物です。しかし、VX-8 は、本体側の音量変更が生きています。音量を上げすぎると、音が割れます。

もしかして…VX-8 の Bluetooth 音声ってアナログの物をデジタルに変換してるのでしょうか。もちろん、電波はアナログなので、最初アナログなのは当然ですが、取り出した信号を直接デジタルで Bluetooth にするのではなく、一度スピーカやイヤフォンと同一の回路を通過してから Bluetooth に回されている感じがします。そうなると、バッテリも無駄ですし、音質も劣ります。う~ん…。

そんなわけで、修正がされて一安心かと思っていた VX-8 の Bluetooth ですが、まだまだ基本的で初歩的な問題が残っているようで、残念です。私も時間ができ次第テストしてみたいですが、先行き不安になりました。これらの経験を活かして、よりよい製品作りをしてほしいですね。

余談

  • ラジオの感度は思ったよりはよい。イヤフォンアンテナではなくなるためかなりは入りが悪くなるかと思いきや、純正ホイップでも VX-3&イヤフォンアンテナに比べても結構 FM ラジオを綺麗に聴ける
  • 取り付け位置が高くなったおかげか、鉄道無線もクリアに入る
  • APRS のビーコンはほとんどプロットされない。これが GPS をロストしているせいか、それとも輻射した電波が届いていないのかは不明。

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受信: 2008年12月15日 (月) 18時46分

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