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2008年9月

2008年9月28日 (日)

河川敷で個人指導

GS の子(シニア)でアマチュア無線見てみたい、という子がいたので多摩川の河川敷に移動して、実演してみることにしました。ここはそれなりに人が来るのであまり移動運用に適した場所ではありませんが、できないことはないので、大抵ここですませるしかありません。

車で移動し、6m のデルタループと FT-450 と発電機で短時間運用しました。時間が短いので車のバッテリから取ってもいいのですが、そもそも車のバッテリは 「たくさん使って残量が少なくなってまた充電する」 という普通の電池のような使い方をするようにできていないので、そういう使い方をしてしまうと寿命を縮めることになります。

ほぼ常に満充電に近い状態で使う物のようで、残量が少なくなるとダメージが発生。結構高いバッテリなのですが、寿命が縮むのは厳しいです。そもそも、乗らないと 2 週間でエンジンがかからなくなる可能性が高いので、寿命が縮まると大変です。なお、残量が少なくなって、またフル充電して、という使い方では 「ディープサイクルバッテリ」 というのが売られていてこちらを使わないといけません。普通の自動車バッテリを使うとダメになっちゃいます。

さて、2時間ほどの運用で、あとは一緒に簡単なバーベキューをしました。シングルバーナーを使って、ミニプレートのジンギスカン。なにしろ、二人だけなんです。1:1 だとなんか緊張します。複数いる方が管理が大変で責任重大なのですがなぜか一人の方が 「この子をちゃんと面倒見なきゃ」 という感覚が強いので不思議な物です。

一応格好を見て 「ガールスカウトの方ですか~」 なんて、おじさんに声かけられたりしました。無線とかやるんですね~、なんて言われました。はい、やります。おじさんもいかがですか? あと、娘さんがいたら是非ガールスカウトにどうぞ。楽しいですよ? でもちょっとお年を召された方なので、お孫さんかもしれません。それでも是非どうぞ。テンダーフットは未就学児でも入れます。

以前アマチュア無線を活発になさっていた方が、布教活動ができるほどアクティビティが高くなくなってしまったり、教える気力が無くなってしまったり(?)となにかと縮小傾向にあるので、私が少しでも頑張らないといけません。一人でも、実演のために移動しますよ!('∇')

もちろん、保護者の方の了承はちゃんと得ています。けど…洗脳されてライセンス取りたいと言い出して、無線機も欲しいとか言い出したら 「変なこと吹き込まないでください」 なんて思われないかちょっと不安。ボーイスカウトならまだ男子はそれっぽい感じがするので良いかもしれませんが、女子だとやっぱりなにかとすんなりいかないものです。

高校受験もあるし…アマチュア無線の勉強するよりそろそろ受験勉強しなさいと追い込まれる頃です(現在中 2)。営業職とは正反対の世界にいる私は、無線の楽しさや良さを上手にニコニコご両親にアピールする事は難しいです。なんとか自分で両親に無線の楽しさをアピールしてほしい…。

もう少し、団全体で活動していた頻度が高かった頃はやりやすかったんですけどね。むしろ、一部の選ばれた子がアマチュア無線オペレータとして活躍する、みたいな雰囲気もあって。今は厳しいです。

今回は 「本当にありがとうございました。わざわざすみません~」 とお母様に恐縮されてしまい、ゼリーまでお土産に貰ってしまいましたが、感謝していただけましたが、これがいつまで続くか…私の立ち振る舞いにかかってるところでしょうか。そういうのが苦手なだけに…先輩助けて~と言いたいところです(その先輩は今は旦那様の転勤で広島に…)。

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2008年9月25日 (木)

D2APRS バージョンアップ

デジタルの位置情報システムのソフト "D2APRS" が 0.24a にバージョンアップしていたので、自宅の D2APRS を、さきほど VPN で自宅に入りリモートでバージョンアップしました。利用される方の利用方法は特に変わりませんが、今まで "-7" などの SSID がつけられなかった方も、ちゃんとつくようになったようです。

  1. I-GATE局のSSIDを "-I" 以外も選べるように変更
  2. D-STAR無線機識別(-Aなど)が無い人も、-7 などへの SSID 変換対応 → Version.0.17 での対応事項でした
  3. DPRS メッセージのバグ修正

がバージョンアップのようです。

コールサインの末尾に "JO3KPS-7" のように SSID を付加したい方は、メッセージ欄のどこかに "=>-7" といった形式(""は入れない)で、変更したい SSID を追加してください。"-A" などのデジタルの SSID がついている方も、このメッセージ欄で指定した SSID に置換されます。7 はハンディ、モービル は 9 が割り当てられていたと思います。もちろん、任意ですので入れるかどうかは利用者の方次第です。

その他、SSID は次のように割り当てて使われてるようです(いわゆる慣習です。法的拘束力はありません)。

-0 : 基地局。基地局の I-GATE.
-1 : デジピータ。Relay デジや Wx デジを動かしてる基地局
-2 : 430MHz のデジピータ
-3 : デジピータ
-4 : HF から VHF へのゲートウェイ
-5 : 基地局ではない仮設 I-GATE
-6 : 衛星経由
-7 : ハンディ/徒歩での運用
-8 : 船舶局
-9 : モービル(自動車)局
-10 : インターネットからのみの接続(KetaiTrackerなど)
-11 : 気球局
-12 : ノート PC などのポータブル局やキャンプサイト
-14 : トラック (いわゆるジャンボモービル)
-15 : HF 局
-I : デジタルの基地局。基地局の I-GATE
(-A~-F : デジタル(D-STAR) 局一般)

-12 は気象通報局として利用される場合もあるようです。I-GATE というのは、受信した情報をインターネット上の位置情報を管理しているサーバに登録を行うゲートウェイのことです。D2APRS はデジタルで受信した位置情報をネット上の登録サーバに送信するゲートウェイのソフトウェアです。同様の役割をするアナログ用ソフトは UI-View というソフトがあるようです。

この置換に関しては、D2APRS 側で設定を行いますので、I-GATE によっては ON になっておらず、メッセージ欄に SSID を指定しても置換されない場合があります。私のところは、ON になっていますので、指定すれば置換されます。

D2APRS の動作には "nMail.dll" という DLL が必要みたいですが、これって位置情報システムとどういうつながりがあるのか謎です。必要という事なので、入っていない方は、入れてみましょう。

基地局の SSID "-I" の変更可能は正直微妙。位置情報のデジタルの基地局があるよ~、という主張になるので、利用する側からも探せて便利だと思うのですが…。アナログと同じような物にしてしまうと 「近くにデジタルの基地局があるから位置情報を使ってみよう」 という使い方ができなさそうです。

とりあえず、私は当面変更なしで、JO3KPS-I で運用を続けます。そのため、今回のバージョンアップで特に設定を変更した箇所はありません。

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ワイヤーアンテナ?

車ではなく、徒歩で公共交通機関を利用したり山あるきで移動運用をするには、やっぱり HB9CV がバランスが良くて良いです。Radix の 2ele は持ち運ぶのに便利。展開も30分くらいでできます。これを5分とか3分とか10秒とか言ってる方々は一体どうやったらそんな事ができるのかいつも疑問に思います。カーボンフィッシャでポールをつくり、アンテナを組み立てて同軸を這わせて、それをせっせと延ばして運用する高さにし、無線機をバックパックから取り出し電源やマイク、同軸をつなぎ、適切な配置にしてログブックを取り出して、飲み物も置いて…とすると、30分くらいかかります。

移動運用の写真の中で、確かに HB9CV もあるのですが、運用の実態がわかりません。山頂でポールが立ってるようですが、一体何に固定してるのか…などなど細部が謎に包まれていて、ネット上の情報は詰めが甘く、実用的にならないことが多いのは前書いたとおりです。

HB9CV になると比較的重量があるので、お山に行くときにはちょっと厳しいです。それに同軸やポールなどを考えると、新幹線などの公共交通機関で移動するだけでもう精一杯。お山に登るなんて、私には無理です。5人くらいで行って、アンテナを共用することにして部品を分けて持って行くならできそうですが…。

で、ちらほら写真でお見かけするのが、ワイヤーアンテナ。といっても、単なるダイポール? ちょっと謎ですが、それならポケットダイポールの方がずっと便利そうです。けれど、運用周波数が問題。ポケットダイポールは 6m なので、人の少ない時間運用するとなると、出力が必要だったりして、FT-817 の 5W とポケットダイポールでは、山頂でもない限り誰も拾ってくれなかったりしがちです。

そうなると…皆様運用されてるのは、やっぱり HF なのでしょうか。私はまだまだ 6m でお勉強中であり、HF なんてとてもとても…なのですが、軽量でお手軽な展開撤収ができる環境となると、ワイヤーアンテナで何とかなる HF がいいのかもしれません。でも、暗黙の了解とか、気をつけないと行けないことなどが全く暗中模索で不安です…。

もちろん、HF をやっていないので今は免許が下りていませんので、もしするとなったら、これから申請するわけですが、周波数帯は…7M はなんだか周波数占有していたりマナーの悪い人が多いというウワサだし、低出力だと更新できないというウワサまであります。それ以外の周波数は「謎」です。

無線機は FT-817 をもっていく(というかそれ以外選択肢ない) わけで、これにバッテリとポール、ワイヤーです。ポールも釣り竿ですむし、ワイヤーは…たぶんw軽いでしょうから、無線設備としては軽量にできそうです。でも…ワイヤーアンテナは、普通に売ってるのかな? サガ電子さんとかが出してそうです。

というわけで調べてみたら「マルチバンド逆 V ダイポールワイヤーアンテナ」 というのがいました。マルチバンドは要らないのですが、マルチしかないみたいです。一番安い 7/21MHz 用でも、長さ 13m! 重さは 1kg です。思ったより重いですが、考えてみれば波長が長いのでケーブルも長くなり、当然…しかもこれ、地上高を高くとる必要がありそうで「釣り竿で」 というわけにいかない気がしてきました。

釣り竿で、というのは移動されてる方の画像を見て、なんだかひょろひょろとした電線が釣り竿に架かってるだけなイメージがあり、あまり釣り竿に負荷がかかって居なさそうでした。なので、釣り竿の固定もあまりしっかりしなくてもできそうなイメージでしたが、これだと、しっかり固定しないとダメに見えます。…そもそも、しっかりはもちろん、簡単に固定するとしても、一体どこに固定するんでしょう? 山の中に、テントを張れそうな場所に丁度良く固定できそうなフェンスや杭が刺さってるとは思えません。

ふと見つけたのが、これ「1/2λ "ツェップ型ワイヤーアンテナ"」。ちゃんと 7MHz モノバンドがあります。しかも 「G.P. やダイポールに比べ、電波伝搬特性が優れていると定評があります」 だそうです。どういう風に優れているのか謎ですが、とりあえず良さそうな雰囲気。

…けど、全長20m! 釣り竿の長さが高さ 4m として、底辺、つまり釣り竿の位置からアンテナが地面に到達するまでのスロープがある位置は 19.5959m。う~ん。場所占有しすぎw 重さは 0.6kg と、逆 V 型ダイポールに比べてだいぶ軽くなるのですが、お値段は、22,800JPY とおよそ、倍。しかも、設営はかなり大変そうです。

幸い、逆 V アンテナと違い同軸ケーブルは釣り竿の上になくても良いので、釣り竿の先端にツェップ型アンテナの先端をくくりつけて、よいしょ、と釣り竿を起こし、自分の近くに同軸接合部を持ってくれば楽そうですが…う~ん、私の力で 20m 近くあるケーブルをしょった釣り竿を垂直に起こせるのかしら。しかも、それの固定方法は…(^^;

ちなみに、短縮型もあって、こちらはお値段変わらず。長さは半分の 10m になりますが、重さは何故か増加するようです。10m くらいになってくれれば少し楽になる気がしますが、長さが半分になる分、性能は半分以下になりそうな、短縮型にはそんなネガティブなイメージがあります(== やっぱりフルサイズかな…(←無理?)

と、ちょっと検討してみましたが、なかなか簡単にはいかないようです。向きを気にしたり強度に気を配ったり、万一倒れたら壊れちゃう HB9CV を使うよりはいい気がしますが、思っていたより、ワイヤーアンテナでも 「お手軽簡単運用」 とはいかないようです。しかも、よく見てみると…調整が簡単です。…調整がいるんでしょうか(^^; なかなか乗り越えなければいけない壁が多そうです。

それにしても、サガ電子さん。ウェブサイトの商品ページ、印刷したカタログをスキャンした JPEG を貼り付けてるだけというのはちょっと悲しいです。かなり見にくいし、文字のコピペもできない。もうちょっとなんとかしてほしいものです(^^;

なんにしても、山あるきをして、夜ちょっと無線にでるという、山あるきの方が中心になる行動をする場合には、こういう設備を検討しないといけないのかもしれません。ちなみに、富士山に行ったときは VX-7 を持って行きました(当時は ID-92 がなく、ID-91 は使いにくくて×) が、富士山は標高があり開けているので V/U のハンディホイップでも全く問題なかったのですが、普通のお山の場合はなかなか厳しそうです。

でも、よくよく考えてみると、テント泊のある山あるきで FT-817 って結構な重量とスペース増加になっちゃう気がしますね。釣り竿みたいな長物をどうやって収納するのかも微妙。電車で移動する街中とは違い、しっかりパッキングしないといけないので難しそうです。…なんて言っていますが、もうお山のシーズンは去ってしまい、来年のお話になりそうですがw

結局 V/U ハンディくらいしか無理かなぁ。交信相手が居なかったらラジオ代わりになるし…(TT

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2008年9月24日 (水)

電池探索ふたたび

現在、移動用の電源というと、鉛蓄電池、リチウムイオン、ニッケル水素がありますが、鉛蓄電池は重量の問題でなるべく避けたく、ニッケル水素はメモリー効果や体積あたりのエネルギーを考えると、やっぱりリチウムイオンが一番です。電子機器で一番使われているのは、リチウムイオンです。

残念ながら無線機で使われている電圧、13.8V を出すリチウムイオンバッテリは発売されていないため、無線機に転用できるリチウムイオンバッテリは、12V の物があればそれを使うか、もしくは、PC 用の外付けバッテリで 15V の物を使うことになります。前者は全ての無線機で使えると思いますが、後者は、無線機の許容電圧をオーバーしてしまうことも多く、大抵は 14~15V が上限、または制限付き(出力自動的に L に低下等) になってしまいます。今のところ、移動のメインである FT-817 では使えるので、NotePC 用の 15V 出力の物が有力ですが、ID-92 では使えません。

具体的に例を挙げると、12V のリチウムイオンバッテリには MyBattery DC12V  があります。コネクタ形状も運良く(?) ID-92 に適合するので、そのままさせば外付け 12V 電源として私用できます。…が惜しいことに、許容出力が 1.8Aと 2A に届かないため、電流不足で ID-92 はフルパワー 5W では送信ができません。受信専用か、フルパワー以外での出力で送信するときにしか使えません。おしいです。

NotePC 用のものでノイズの発生も考慮した上で問題なく使えているのが、PowerBank for PC 東芝 dynabook/Libretto用ポータブル外部補助バッテリー です。電圧が、15.5V くらいあるので ID-92 では電圧超過してしまい FT-817 でしか使えませんが、6m での移動運用でノイズも出ず快適に利用できることが確認できています。もちろん、5W フルパワーでの送信が可能です。

ここまでは良いとして、問題は ID-92 の外付け電源となりうる物、また、アナログの位置情報システムのコンバータ用の電源として使える 6.5V 以上の出せる物が今のネタです。デジタルの場合は、ID-92 本体で完結して電源をまかなえるので ID-92 の電源だけを考えればいいのですが、アナログの場合には、変換するコンバータと外付けの GPS が必要となるため、それらに電源を供給する必要があります。

MyBattery DC12V は本当におしいです。これで 3A くらい出てくれたら、ID-92 本体も、アナログコンバータも両方供給できますし、無線関連のかなりの範囲の機器に使えます。…と思いますが、無理な物は仕方ありません。そうなると、やっぱりニッケル水素の eneloop を 10 本直列か、鉛蓄電池を使うしかない状態です。

私自身はアナログでの位置情報の運用をしていませんが、知人が探してるので、ちょっと検討しています。ここで位置情報システムだけにフォーカスすれば、6.5V からで動かせる点がポイントです。そのため、eneloop 6本直列でも動くことになります。実際、一時的にその状態で動かしました。

リチウムイオンで最適なのが、先述の MyBattery シリーズの MyBattery PRO n という製品です。5V/6V/7.2V での出力が可能なので、7.2V 出せば位置情報のアナログコンバータを動かせます。また、USB 5V の出力もあるので、USB で充電できる携帯電話や PSP 等の電池切れの時にも活躍します。容量も、大容量の物と、その半分の小型の物が選べます。そして、動作確認機器として、なんと IC-T90 が入ってます(^^;(ID-92 は電圧範囲がずれてるので動きません。残念。)

ただ、これ自身を充電するには専用の AC アダプタが必要です。宿泊を伴う旅行なんかではちょっと面倒かも知れません。ただ、電圧を測らせて貰ったところ、12.3V 程度だったので、移動用に秋月で入手した 3A の AC アダプタから充電できそうです。AC アダプタは PowerPoles に加工してあるので、MyBattery PRO n の充電コネクタに適合する大きさの "内径:2.5㎜/外形:5.5㎜" ケーブルを入手し、その先端を PowerPoles にすれば、ID-92 の電源の AC アダプタから充電ができるようになり、旅行先でも困りません。

さて、これはこれで良いのですが、さらに軽量化を考えたときに知人が秋葉原で面白い物を入手してきました。006P のリチウムイオンバッテリです。006P というと、角形の一次電池をよく見かけますが、秋月電子なんかでニッケル水素も売られていました。充電器を見かけなかったので今まですっかりスルーしていましたが、知人が秋葉に行ったときに、ニッケル水素ではなくリチウムイオンの物で充電器もセットになってるのを見つけて査収してきました。

商品は公式サイトが見つからなかったのでツクモさんのサイトからDLG リチウムイオン充電池専用充電器9V型(DLG-EBC24)  です。電圧は、普通の 006P の 9V ではなく、高めの 9.6V です。APRS のアナログコンバータは 6.5V 以上で、上限は 20V 程度でも大丈夫なんじゃない?という扱いのようなので全く問題なさそうです。

電池の中身が入っていないんじゃないかしらと思うくらい軽いので軽量化に貢献しそうです。これに、006P 用電池ケースのコネクタに PowerPoles 加工した物をつなげればお手軽で確実な電源になります。巷では、容量が倍近くある 400mAh の物もあるようですが、信用できるかどうかわからないので 220mAh でもこちらの方が個人的には良さそうだと思います。知人が試したところ、4時間にちょっと及ばないくらい電池が持ちましたので、一日の量としては充分そうです。

ここまでは、今まで試したもののお話で、ここからは調べ中のお話です。220mAh だと一日 1 時間ちょっとの通勤時間で通勤する知人は、往復2時間なので毎日充電する必要があり、容量がちょっと心許ないです。かといって、400mAh の謎の電池を試すのも怖いです(リチウムイオンバッテリはエネルギー密度が高いので危険性も高いです)。

そこで、他に電池はないのかしら? と思うわけです。もちろん、筒型のリチウムイオンバッテリなんかが市販されているのは知っています。けど、そういう物は安全機構がなさそうだったり、何かの機器に組み込まれて使用されるのが前提になっている感じなので、使うには半田付けで結線しないといけなかったり自前でヒューズなどを組み込まないと行かなかったりします。そして、何よりもちゃんとした充電器がなかったりします。

そうなると、危なっかしくて使うのはちょっと…半田付けなどが必要なのは考え物です。また、充電器がなければ当然充電できません。自分で回路を造って…というのもリチウムイオンの取り扱いの難しさを考えるとかなりの冒険です。残念ながら、そういうところにはスリルを求めない方なので遠慮することにします。

必要なのは

  • ある程度信頼できる物(安全機構も入ってそうなど)
  • 電池ケースが市販されていて実装や電池交換が容易な物
  • 充電器が市販されていて手軽に充電できる物

の 3 点です。信頼できる物、というのは一流メーカー品、とまでは行かなくても、ある程度ちゃんとしていて安全機構くらい考えてそうな最低ラインをクリアしている物。なので、ロゴなし文字なしの物は NG。そういうものでも、実は中身はサンヨー製なんていう物もありますが、確認できない以上怖いので使えません。ロゴがきちんと印刷され、量産されて実績がありそうな物が良いのです。先述の DLG の物はパッケージに入って売られているし、実績もありそうなので、最低限の安心は買えます。

電池ケースがないと、半田付けで…などと結構厄介です。持ち運んでいるうちに壊れちゃうかもしれません。市販された電池ケースに入れられ、電池切れになったら充電や交換のために電池を取り外ししやすい必要があります。

最期に、充電器。月に数回特別なときだけ使うのではなく、毎日、または週数回使えるものを前提としています。なので、充電も手間がかからず確実に、そして勿論安全にできる必要があります。リチウムイオンバッテリは、その取り扱いの難しさから「バッテリにマイコンチップをつけて個別管理することが望ましい」 といわれてるほどきちんとしないといけない物です。そうしないと、爆弾と化します。なので、ニッケル水素電池に関してはある程度流用する充電器も、リチウムイオンに関してはかならず 「純正」 を守ってます(NP-60 のような同一規格品は除く)。

なので、選定するバッテリに関しても、ちゃんと充電器が必要です。クリップで挟んだりするような乱暴なものではなく、eneloop と同じようにちゃんと、ホルダにはめ込んで充電する物が必要です。もちろん、変に大型だったり長いコードがついてるようではいけません。

そうして探してると、3V では、ネクセルのリチウムイオン電池 "RCR-V3C" があります。これは AA 電池2本と同じ感じなので、うまくすれば AA 用電池ホルダに納めて同等に使えます。ただ、残念ながら、大抵の電池ホルダには1本1本に「仕切」りがあるのでうまく使えません。仕切りが全くない物があれば、とても活用できそうなのですが…。

また、リチウムイオン電池を一般の人が直列/並列問わず "組" で使うことは原則推奨されません。特性のそろった物でないと、例えば片方が過放電してしまったりすると著しく電池を痛めるようです。というわけで、これは仕切りのない電池ホルダを見つけるまで保留。これが使えると、充電器も便利そうなのがあるので安心して使えます。4本セットで使えば、12V で、無線機の電源にも使えますね。

次に、同じネクセルで RCR123 というのがあります。これは、3.3V/600mAh です。3.3V ですが直列にすれば 6.6V です。2本まとめて充電できる充電器もあり、安心です。ただ、残念なことに、電池ホルダがない…1 本用のははちらほら見かけるのですが、2本以上入るのがないようです。う~ん。なかなかうまくいきません。

電池ケースさえあれば、私が唯一安心してできる工作というか作業 "圧着" で PowerPoles 化して便利に使えるのですが、今のところ電池ケースがないので、筒型のリチウムイオンバッテリも、この RCR123 も出番がなさそうです。

そういえば、秋月さんがこんな警告文を出してました。

アマチュア無線家、自作電池の爆発で死亡…なんて事になりたくないですね(^^; 電池に勝手に半田付けしたり、規格外の充電器を使っていたら、場合によっては危険行為として傷害保険がおりないかも知れませんね。なるべくちゃんとした電池を見つけたいものです。電源でこんなに苦労する趣味って、アマチュア無線くらいかしら?

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2008年9月18日 (木)

エネループの新製品を見に

お仕事の帰りに知人と渋谷に行ってビッグカメラで eneloop のD と C なんかを見てきました。なんか、普段 AA を見慣れてると D や C がおでぶちゃんというか、ふくらんだ感じで面白いですね。

さて、容量も結構大きくなるのでそれなりに長持ちしそうです。FT-817 を AA 10本で運用しても 2 時間も持たないのでこれが 4 時間くらい持てば日中の移動運用という範囲をカバーできる気がします。

でも…eneloop D を10本は相当な迫力になりそうというか、サイズもさることながら重さも結構な物になりそうです。これじゃちょっとバックパックに入れて…というのは厳しそうです。それ以前に、D や C に対応した電池ケースがなさそうです。

AA の電池ケースは秋葉でそれなりに売っていて、10本まで存在することが確認されていますが、C や D のはせいぜい2本程度までしか見たことがありません。売っていないとなると、現状 D や C の 10 本や 12 本直列での移動運用というのは無理です。

充電器は、大型の AA とかと兼用のしかなく、やっぱり10本などの本数を充電できる物がありません。この大型の充電器だと、AA なら 8 本充電できるので今までで最多。12本必要なら小さい充電器を併用すれば一応一晩で充電可能です。ただ、旅行に持って行くにはあまりにも大きいし余分(AAを使うなら D や C の充電部分は無駄) な部分があるんですよね。

なかなか難しいものです。D は無理でも、C 程度なら可搬容量的に考えて10本~12本チャレンジすることも不可能ではないかもしれません。ただ、電池ケースがないのが問題ですし、おそらく日本全国探したところで存在してない気がします。AA ですら、10本が限度で、しかも置いてるお店はかなり限られるのですから…。

世の中の電池事情というのは、アマチュア無線家にとって厳しいものです。12V 程度のリチウムイオン電池で 3~4A 程度流せる汎用性のある物(改造や半田付けが必要な物は論外)が市販されていれば幸せなのですが…。

電圧範囲からはみ出てしまうので ID-92 には使えませんが、FT-817 であれば今のところ某 SNS のシスオペさんが紹介してくださった NotePC 用のが一番良いようです。でも、D の eneloop…試してみたいな~。

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2008年9月12日 (金)

VX-8 の価格と納期

秋葉原の某お店に VX-8 と IC-7200 の仮予約を入れてあるのですが、そのことについて連絡がありました。VX-8 の販売価格が(お店として)決まったという事で、その値段をお知らせいただきました。ただ、このお値段は仮予約をした私への売価が決まったようなもので、他のお客さんに継続的にこの値段で売るかどうかはわからないので、公表しないでほしいと釘を刺されちゃいました。もしかして、このブログを見てるのかしら(^^;

仮予約というのも、そもそも本来は存在しないのですが、予約受付してますか~、といったところ、まだだと一瞬断られた後 「いつも買ってくれてるし、予約が開始されたら、自動的にその予約リストの筆頭に載せておくよ~」 と、予約の予約みたいな感じで受けてくれたのでした。予約が開始されてからまたお店に来るだけ大変ですからね。

さて、価格的には予想通りですが、残念なのは、納期。一応、9月下旬に予想通り入る予定、とのことですが、一方で、オプション類が最短でも 1 ヶ月遅れるそうです。これはメーカーからの出荷開始がその時期になるだけなので、新製品の仕入れ取り合いに店舗として負けたわけではないようですw

でも、そうなると 10月下旬。う~ん。こまりました。本体が先に手に入るのは嬉しいですが、GPS ユニットと Bluetooth があってこその VX-8 です。これはつまり、10月下旬の入荷まで、事実上使えないことを意味します。そもそも、私の場合、自分でオプションを組み込んだりするのが不安なので、買うときに 「オプション組み込み作業もしてくれます~?」 というのを条件で買うことが多いです。

なので、本体だけ手に入って、後日、オプションが入荷したらそれを入手し、自分で組み込み…というのはちょっと懸念事項です(TT。 そうなると、せっかく仮予約を受けて、そのお店の 「一号機」 を入手できる算段になってるものの、結局受け取り自体が10月下旬にした方が、組み込んだ状態で渡して貰えるのでいいかしら、なんて思ってしまいます。

一方で、免許のことを考えると、これまた複雑です。当然のことですが、新しい無線機ですから、変更申請をしないと行けません。そのためには、ギテキ番号が必要です。その番号をメモして免許申請をするわけですが、そのためには本体がないといけませんよね。まだ持ってない無線機の免許を申請することはできないでしょうし。

そうなると、まずは本体だけ受け取って、変更申請を出し、どうせ数週間かかるでしょうから、オプションが入荷する頃に運用開始、という感じになるんでしょうか。オプション類をつけたときに、付加装置とかになってさらに変更申請が必要にならないかがちょっと不安です。あと、今回私の場合、指定事項の変更(周波数 2m の指定) を受けないといけないので、少し時間かかるかもしれませんね。

いずれにしても、オプション類が本体とシムシップじゃないのがちょっと残念。こういうのって、本体と同時発売じゃないと、後で買おうと思ってそのまま買わない人がいたりしがちなので、売り上げ落ちるよ~、なんて要らぬ心配をしてみたりしましたw

かといって、じゃぁ、オプションが出せる10月まで発売延期にしますと言われてもそれはそれでなんかガッカリなので、おとなしく、無事9月の発売を、ワクワクしながら待ちたいと思います。電波りようこちゃんの使い方を確認しておかないと…。

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2008年9月 9日 (火)

APRS基地局設定

以前一度、アナログ位置情報 (APRS) で INET to RF (ネット側の情報を無線で流す) を行っていないとメッセージが届かないという事で、一時的に停止していたアナログ位置情報ですが、デジピートされたものは iGate (無線で受信した物を位置情報として登録) しないという設定ができないか考えてみました。

位置情報システムで利用される位置情報は、アナログの場合、直接位置情報のデータを受信した場合と、デジピータ(レピータ)によって中継された位置情報のデータを受信した場合に別れます。デジピータで中継された物は、遙か遠くの物だったりしますし、そこで中継された物は大抵、うちで受信した物を位置情報として登録しなくても、どこかヨソの局が拾って登録してくれます。なので、うちが登録する必要性もメリットもないですし、むしろ無線側送信ができないうちが登録すると、メッセージ行方不明の発生する可能性があります。

一方で、デジピートされないでうちに届いた物に関しては、うちで iGate してあげるメリットがあります。なぜなら、デジピートされていない=どこにも拾われていない(可能性が高い)ので、うちで iGate してサーバへ位置情報を登録してあげないと誰も登録してくれないで位置がロストする可能性があるからです。うちで基地局を建ててるメリットが出るのは、この "どこにも拾われなかった位置情報" をサーバへ登録することによるギャップフィラー的役割でしょう。

というわけで、UI-View というソフトの設定をさがして、デジピートされたデータは iGate しないという設定をどこでするのか試してみます。UI-View は比較的広く使われてるソフトだと言われる割には、ウェブ上に設定方法や設定項目の意味が書かれたページがないに等しく、情報が得られません。

色々あちこち探してみましたが…NoGate Alias とかそれっぽいのはありましたが、これはなんか違う臭いがします。確信が持てません。どれもこれも 「やってみないとわからない」 状態です。一番心配なのは、あちこちいじりすぎてまともに動かなくなってしまうことです。元の設定はどうだったかしら…みたいな。

現状、ギャップフィラー的な意味合いのために運用したいので、どこかのデジピータで拾ってもらえた位置情報は無視して、どこのデジピータでも拾って貰えなかった位置情報を拾ってサーバに登録する基地局として運用する方法を模索したいと思います。

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2008年9月 1日 (月)

しったかぶり

ちょっとあまり愉快ではないお話を…。聞こえの良いことばかり書いてないで、たまにはこんな事もありました、という悲しい出来事も、あえて書いてみます。気が落ち込むこと覚悟のある方だけお読みください。

昨日は 430MHz DV で CQ を出しましたが、珍しく応答がありました。最近某SNSのシスオペさんの真似をして 21時くらいから CQ を出してみることが多いのですが、ほとんどが空振りです。DV なんて誰も興味ないのかな~って、メインで呼びもしないで CQ だしても空振りですよね。でも、6m の SSB なんかはメインがないのに呼ばれますから、DV でもひょっとして…と淡い期待を持って…毎日からぶりCQ。何となく一人で発声練習をしてるみたいです。

さて、昨日は応答があったわけですが、ちょっと一癖ありました。一応普通の QSO はできたのですが、最期の方で 「わたしの他の周波数でのアクティビティ」 に触れることはよくあると思います。そこで 6m にも出ることがありますよ~、なんて言うお話をしました。

「移動運用では大抵 FT-817 と 2 ele の HB9CV で出ています」
と設備紹介をしたわけで、いったんは普通にお話が終わったのですが、その後で一言
「それは何、アンテナの名前のつもりでおっしゃってんの? HB9CV っていうのは個人のコールサインなのでアンテナではないから、正しい言い方じゃないよ」
と 「教えて」 いただきました。

個人のコールサインがアンテナの名前になってるのは知ってます。というか、HB9CV さんの考えた方式を使ったあのアンテナを 「HB9CV」 と呼ぶんじゃないでしょうか。「HB9CV"型"」 と呼べというようなことを言っていました。ふむふむ。

確かに、正確にはそうかもしれませんが、この方 「こちらは 7エレの八木を今そちらに向けてます」 と言ってたような。八木ってなんでしょう?w 八木型アンテナ、八木宇田アンテナのことでしょうか? 八木アンテナっていう会社名もありますよ?w その会社をこちらに差し向けてるのでしょうか。八木っていうのは日本人の名字で、アンテナの名前ではありません。しかも、八木ではなく、八木宇田アンテナです(空中線型式ではなぜか「八木型」で宇田さんが忘れさられていますが)。ついでに言えば、HB9CV"型"アンテナも 「八木型」 ですよね。

昔から使われてるからといって正しいワケじゃないとか、悪い人の真似をしてはいけないとかいろいろ言われましたが、その割にはどうもあやふやです。例えばこの方、天気のを 「WX」 と言いますが、これは電信略符号からきてるとおっしゃいました。しかし、WX の略符号は、このあとに気象通報が続く旨の略符号であり、それどころか「航空移動業務並びに(ry」 でのみ使用が許される物であり、その他の地上固定局などでは "法律上" 使用できない物です。同様に、使われがちな "PSE" があります。

ついでに 「たまにQSLカードが”じゅうふく”して届くので大変失礼だ」 というので 「うっかり ”ちょうふく”する事もありますよね」 と訂正してあげました。電波のお勉強だけじゃなくて日本語のお勉強もできてよいかとおもわれます。

もちろん、私も普段は八木アンテナとか4エレの八木を使って、なんてといいますし、普段、人がそういう使い方をした所で何とも思いませんが、この方は 「正確なものの言い方」 が大好きなようなので、あえて教えて差し上げました。

そしたら 「あー、そうですか。物知りなようで恐れ入りましたねぇ、全く」 みたいにスネられてしまいました。正確なものの言い方が好きな "まじめな方" だから、間違っている部分を指摘されると、より正確な人生を歩めて嬉しいと思うのですが…。もしかして、相手には正確性を求めるけど自分のことは棚の上、という方なんでしょうか。

もちろん、こんな指摘は普通なら揚げ足取りだったり「細かいこと」だったりするわけですが、今回相手が正確な物事を望んでる以上、揚げ足取りではなく適切な指摘のはず。相手が望んだことをしてあげたわけですが…喜んでいただけなかったようです。結果的には、せっかく応答があったと思ったのに、残念な QSO でした。

知人にこのことを泣きついて話した所 「なんだ、そんなの ”そうですか、貴方はすごいですね。物知りですね。勉強になります!” とでも言っておだててスルーしておけばよかったのに」 と言われてしまいました。そういう事ができる器用な性格ならいう事ないのですが…。

こんな事を書くと 「あ~、なんかイヤな女だな~、口うるさく言われそう」 なんて思われちゃうかもしれませんが、普段はそんな事全く言いませんので、安心してお声がけください(^^; 好きではありませんが 「赤丸ハンコテイ」 とか言われても何も言いません。もちろん、知らずに意味がわからないことはおたずねすると思いますが、明らかに勘違いで指摘してあげた方が親切な場合を除いて、何も言いません。むしろ、間違ってるの気がついてるのに指摘して貰えない悲しさと言ったら…。

正確性は重要ですが、それと同時に「バランス感覚」が大切ですね。私はというと、このブログをごらんいただければおわかりの通り…(^^; 誤字脱字も、ら抜きも大歓迎です。もちろん 「じゅうふく」 でも何でも気にしませんw 言葉はコミュニケーションツールで、定義ありきではありませんからね。

無線通信においてはそうもいかない部分があるとは思いますが、バランス感覚が大切なのは同じ事。せっかくのアマチュア無線、他人の重箱の隅をつついて悦に入るようなやり方ではなく、相手も自分も、ワッチしてる第三者も楽しめる交信をしたいですね。

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