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2008年8月

2008年8月27日 (水)

ニンジャケーブル

CTC-50M というのがコメットさんから出ています。これは、いわゆる隙間ケーブルですね。ニンジャケーブルとかいう人もいる気がしますが、フラットケーブルでサッシを閉めても隙間なのできちんと閉まる、という物です。マンションや賃貸アパートなんかで壁の穴開けができず屋外から屋内へケーブルを通せない人によい物です。
以前から同様の物はありましたし、テレビ用の墓なり昔からありました。でも、無線用のでも出力制限が厳しく、見たことがあるアンテンのすきまケーブルは、10W なんかだったりしました。これでは自宅からではちょっと…。

ところが、コメットさんのこのケーブルは、なんと 100W 出せます。私は移動する局での申請なので 100W だせませんが、出したい人も安心。430MHz では 40W ですが、それでもかなりの出力です。45W が多い気がするのであと 5W は頑張って欲しかった気もしますが(^^;

ところで、先述のアンテンさんの 10W までのすきまケーブル。既にディスコンになっていてもう買えないようです。公式サイトを確認してみると、このすきまケーブルだけではなく全てのアマチュア無線/CATV 用の物体が製造もサポートも終了してるようです。「修理もしません」と言ってるので、技術者が丸ごと居なくなったのかもしれませんね。

で、ついでにいろいろとウェブサイトを見てみたのですが、すきまケーブルだけではなく、プリアンプなんかも作っていたようです。また、アンテナについての読み物があったりとちょっと面白いです。以前は、それなりにアマチュア無線にも力を入れてたようです。もったいない~。

以前は有名なアマチュア無線プロダクトを作ってた会社と言えば、マスプロがありますよね。むしろ、アマチュア無線から始まった会社ですが、今はテレビアンテナなんかばかりで、アマチュア無線の製品は全くありません。会社沿革を見ても、アマチュア無線のアンテナ製造終了は書かれていなくて悲しいです。ウェーブハンターは結構有名だったのに…。

所で最近移動運用してませんね。お仕事の方がまた忙しくなりそうです。ファーストハーフ(要は半年)が終わった時に出てきたあれやこれが、フィードバックされ初めてそれがアクションプランになりそのプランが実行され始めるのがそろそろ。忙しくなりそうですが、反面ここ 2 ヶ月は研究が一部停滞してたりしてロハスだったわけでもありますがw

ハムフェアや夏祭り、お出かけなどで週末の時間と体力を使ってしまっていて結構 8 月はへろへろです。そろそろまた、移動に行きたいものですが、月 2 回以上の移動をするっていう目標を立ててる OM さんとか、達成は難しそうですね。

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2008年8月24日 (日)

ハムフェア2008/同時開催コミティア

ハムフェア2008に行ってきました。前売り券も入手してあるので、現地では交換するだけです。土曜日は別件で忙しくて行けませんでしたが、日曜日は無事遊びに行くことが出来ました。知人が調べておいてくれた Times に車をとめて会場まで少し歩きます。

コミケと違ってお目当てのサークルに長蛇の列があるわけでもなくつつがなく会場に入ります。もちろん、一番最初に見に行ったのは、VX-8 です。黒山の人だかりにでもなるかと思ったらそれほどでもないようです。それでも、多くの方が熱心に手に取ってみていました。

前日に行った知人の情報である程度わかっていたのですが、それを改めて確認しました。まず、Bluetooth 昨日については、汎用品でもつながるようです。ただし、音声は聞こえるものの、コントロールする事ができるかは不明だそうで、これはやってみないとわからないそうです。残念ながら 「早送りボタンで周波数アップ」「再生/停止ボタンで PTT トグル」 といったような設定をする項目はないそうです。

もちろん、無線機用の Bluettooth プロファイルというのはないわけで、ある意味パイオニア的な状況だとは思いますが、それならハンズフリープロファイルを使っていかに無線機を使えるようにするか、無線機側で対応をするとうい工夫、これが重要だと思うのですが、残念ながらそこまで気が回らなかったようです。

VX-8 は当然 A と B の二波同時待ち受けができるわけですが 「A: 鉄道無線(空線キャンセラ作動) B: 位置情報」 に設定した状態で、FM ラジオを ON にして、無線側に信号が入ったら FM ラジオから無線側に切り替わるという使い方は、VX-3 同様できるようです。そのセッティングで、位置情報システムの信号の送信や受信は A バンドで送信を行ってる時を除いて平行して行われるという事で何よりです。

もちろん、A を 430MHz のメインに設定しても同じ。一定時間で周波数を切り替えて見に行くのと違い FM ラジオの音声が定期的に途切れることはありません。もちろん、FM ラジオ用のステレオイヤフォン端子があり、この端子からは VX-3 と同様 FM ラジオだけでなく普通の無線の音声も出力されます。また、これらの音声はヘッドフォンと同様 Bluetooth でもちゃんと使えるという事です。

位置情報システムはパケットをやりとりしていて、当然、データ通信のあの音が聞こえてしまうわけですが、位置情報システム が動作してる B 側の音量をゼロにしても位置情報システムのデータのやりとりは普通に行われるという事なので問題ないようです。この A と B の送受信の様子を示すランプや切り替えボタンがちょっとカッコイイ感じですw

GPS ユニットは少し性能が最新の物に追いついていません。12ch の GPS ユニットということで、一昔前の物です。現在は 20ch が主流であり、20ch と 12ch の性能差はかなりあるようです。知人が 20ch の物を使ってアナログの位置情報を発信していますが、一度位置を捉えたあとは電車の車両の座席だけでなく、立っている所でも得に工夫しなくても GPS の受信を続けてくれるそうです。

また、高架下やイベント会場の入り口にあるような大きな天井の下で直接真上の空が見えなくても引き続き問題なく受信ができているそうです。屋内でも窓際ギリギリ以外の場所でも数メートル奥に入っても受信を続けられているようです。ただし、当然精度はガクンと落ちますが、位置が全くロストするよりはよいです。

12ch の物と言えば、先日掘り出した eTrex VISTA 搭載の物と同じですが、この受信力はひどいもので、受信して測位できるまでかなり時間がかかります。また、やっと測位したと思っても真上の空が開けていない場所、例えば木の下、バス停の屋根の下などに入ると、途端に 「衛星をロストしました」 となって位置が不明になります。それどころか、空が開けていてもビルの影だったり何らかの影響でコンディションが下がるとロストしてびっくりします。山あるきの時に GPS は頼りにならないと言われるわけです。

また、ICOM の ID-92 の GPS マイクの受信力もかなり悪く、GPS を ON にしてから計測されるまでかなり時間がかかりますし、eTrex 同様に、お空の見えない所では受信できなくなります。eTrex よりはだいぶマシですが、それでも使用するときに 「GPS からの信号を受信できるような場所にいよう」 と意識しないといけないレベルではあります。

そのため、eTrex も ID-92 の GPS マイクも、基本的には外ならお空が綺麗に見渡せる屋外、電車内なら窓に GPS アンテナをくっつけるようにして受信させようとしないとまともに計測ができません。ID-92 は一度計測していればある程度窓から離れても大丈夫ですが、20ch の GPS ユニットのように特に GPS の衛星からの電波到達を意識しなくても受信を続けてくれるような能力はありません。

まだ実物で計測してみたわけではありませんので何とも言えませんが、12ch であることを考えると、eTrex はもちろん、ID-92 よりは良いと思いますが、20ch の物と比べると劣ると想像できます。これは、使うときに 「窓際に行かないと GPS が受信できないから」 と、GPS の存在を意識しないといけないことになりちょっと不便です。

20ch のモジュールは旧来の 12ch と比べると多少高価になるかもしれませんが、使い勝手が悪ければ意味がありません。知人が聞いてきた所では消費電力との兼ね合いもあるそうで、やむを得ない部分もあるのかもしれませんが、ちょっと残念です。実物がどれくらい測位してくれるのか、気になる所です。

GPS アンテナは本体に直接つけるか、ID-92 のように GPS マイクにするか好きな付け方ができます。ID-92 がマイクについている物しか無く、かつ、そのマイクが大型なのでいろいろと不満も出てる部分があるのを研究したのか、ちゃんと考慮されているようです。

本体に直接つける場合、GPS アンテナはマイク端子につけられるわけですが、マイク端子そのものにも強度が結構ある上に本体と直接つながった金属製の台座があるのでかなりしっかり固定され、強度的には問題がないようです。

マイクは防水のようですが、ID-92 ほど大型ではありません。ID-92 のマイクが防水にするために大型になってしまっているという風に言われていたのですが、VX-8 のマイクが同等の防水性能を実現できるなら、その言い訳も「?」 になってしまいます。ただ、どちらにしても ID-92 と同様、マイクをつなぐとイヤフォンが使えない状態になるそうです。

これは、無線交信を実際に行う状況を考えた場合、聞き取りは、周囲への迷惑や聞き取りやすさを考えてイヤフォンを使うことが一般的でしょうから、実用性には疑問符がつきます。

ハムフェアのようにそういう場であれば相手局の音声を周囲に聞かせても問題ないかもしれませんが、ハンディでちょっとした移動運用を行うような観光地や展望台、街中などではイヤフォンは必需品です。その点をどう考えられているのか、疑問が残る所ですが、これは、私も知人も Bluetooth のイヤフォン(もちろんサードパーティー製) を使う予定なので一応問題はなさそうです。もっとも、Bluetooth ユニットの電池が切れた場合を考えて、有線イヤフォン端子も欲しいですが…。

その他、操作はしやすそうでした。音量調整もアナログツマミではなく VX-3 と同じ電子式でしたし、メニュー類も階層化されてわかりやすそうでした。本体も薄いので取り扱いもしやすそうです。もちろん VX-3 よりは大きいのですが ID-92 よりはだいぶ薄く小さいので、ID-92 の大きさが防水にするためだけとは言えないと思います。

先日書いた、VX-8 にたいせつなこと、で触れた点についてはほとんど解決しました。懸念されていたほとんどの項目が杞憂に終わり一安心です。ただし、やっぱり無線機業界は少し送れた所があるのか、標準化された Bluetooth を扱うのには不慣れのようで、先述のように、ハンズフリープロファイルで操作を行うという標準的な考えには至っていなかったようです。

また、シリアルポートプロファイルを備え、Bluetooth GPS レシーバをつなぎそこからのデータを GPS 座標情報として使うことができるかどうかについては、無理だという事です。これは、技術的にはとても簡単なことで、実装するのに何の問題も苦労も無いことなのですが、そういった使い方を思いつく 「センス」 が設計者にないと実現できません。

このあたりは、Bluetooth を実際に活用して、業界標準的な発想でどんなことができるのか、どんな使い方をするのかといった経験と発想力が求められます。無線機業界は遅れている業界で、未だにシリアルポートで PC と接続するようになっていたり、バッテリにニッケル水素(ひどいのになるとニッカド)を使っている業界です。そういったセンスがないのも無理はないかもしれませんが、頑張って欲しい所です。

実際問題、ICOM さんは IC-7200 や、今回参考出品されていた IC-7600 では PC と USB で接続して本体のコントロールや音声データのやりとりができるようにしています。また、バーテックススタンダードさんも、以前バイク用途を念頭に置いたモービル機においても Bluetooth を採用し、今回も VX-8 で採用してきました。これも、大きな進歩です。無線機業界も、PC 等の他の世界では標準/当たり前となっている物に追いついていかないと頑張らないと相手にされなくなるとわかってきたのでしょう。

これで VX-8 が ”USBで” PC とつながり、メモリや設定を読み書きしたり、場合によってはコントロールもできると、バーテックススタンダードさん、がんばってる!と感動した所ですが、Bluetooth は頑張ってみたものの、USB 関連はまだまだダメのようです。USB なんて、既にちっとも「新しい技術」ではなくなり、すっかり枯れてきてるので、そろそろ勉強していただきたいものです。

さて、その IC-7200 ですが、懸念されていたボタン類は、残念ながらゴムでした。FT-450 でも大変不評だったゴムボタンです。質感と操作性、そして耐久性を考えた場合、大きな失点です。IC-7200 を買うゾ、というわくわく感が結構減少しました。買うことには変わりませんが…。

IC-7600 は私の中では縁がないジャンルです。いわゆる、本当の固定機。もっとも、IC-7800 のようなハイエンドと比べるとだいぶ簡易ですが、それでも自宅でアンテナを I の心配がほとんど無く上げられる人が対象です。うちみたいに、マンションのベランダに短縮モービルホイップを上げた状態で、10m 先にはお隣のうちのテレビ、なんていう環境では I が怖くて使えません。ただ、グラスコクピット的になってきているので、とても使いやすそうです。

その他の製品では目新しい物はありませんでした。KENWOOD さんは、TM-710D というのを位置情報システム内蔵という事で売りに出しており、コンパニオンさんが解説をするイベントを開いていました。位置情報に結構力を入れてるようですが、アナログだけのようなのが残念です。この無線機は、出展してる販売店で6万円程度で売られていたので買う寸前でしたが、GPS アンテナをつなぐのにケーブルの自作が必要だというのを聞いて、やめました。それなら、IC-2820G を買います。

アルイコさんは新製品が何もなく、売りも特になくなんかさびしそうでした。DJ-C7 が薄型ですてきですし、DR-620 も TNC を内蔵できてすてきなのですが、もっと頑張ってほしいものです。人もあまりいませんでした。

企業ブースを後にして、各サークルスペースを回ります。「一般」と「純粋」というのがあり、何が違うのかわかりませんが、純粋はアマチュア無線だけを暑かった物、一般はアマチュア無線以外も扱った物かな? とりあえず、見て回ります。知り合いがいるわけじゃないので、挨拶回りする所もありませんが…。

GS の子がちらほら来てるはずなので、ID-92 の DV モードで招集してみました。実際に受信していたのは一部で、あとは他の子に釣られて集まってきたようです。ランチを食べに行きお喋りをしていて、ついうっかり堀江さんの講演を聞き逃しました。

記念局の運用をしてみようと、従事者免許と新しい JARL 会員証を持って受付に乗り込んでみましたが…「本日予約終了」 の看板が。あっけなく夢が破れました。記念局の運用って人気あるんですね。

Dscf2801_r お昼過ぎからは、ICOM さんの社員、高岡さんによる D-STAR 講演を聴きました。株主総会の時に知人が IC-703 の説明を聞いたときに「冷たい反応だった」と言った方です。不慣れなようで、だいぶ緊張なさっていてぎこちなかったのと、中盤から関西風イントネーションが出てきていた所から、大阪生まれ大阪出身の方なのかな、と思いました。

内容的には、特に目新しいお話はなかったですが、D-STAR の活用は面白いよ、というお話です。位置情報のはわかるのですが、EchoLink とかはいまいち実感沸かず。Wires のほうが面白そうです。位置情報のメッセージのアナログとのやりとりの実現など、インプリに励んで欲しいと思います。

なお、普通このての講演では必ずある質疑応答が全くありませんでした。なんでリピータ運用ばっかりアピールして、普通の使い方はほとんど無視されてるのか聞いてみたかったのですがw あと、海外での普及…独自規格乱立は良くないと思うのですが、足並みを揃えようという動きはないのでしょうか。

20分くらいの講演でしたが、無難に終了。終わった後 「緊張したよ~」 という態度を身内のスタッフ向けになさっていましたが、これは段を下りてからなさった方が良いでしょう。あと、PC を落とすときは、まず外部ディスプレイ出力を切ってからにしましょう。デスクトップとかアイコンとかいろいろ見えて恥ずかしいですw ブログなんかを見ると若そうなイメージでしたが、私より遙かに年上の方でした。なんにしても、社員自ら D-STAR なり製品を(上からの押しつけなく)活用している会社は好きです。

それにしても、思ったより海外で流行ってるのですね。私はてっきり、アメリカで仮設が立ったり、1個か2個程度動かしてるだけ、あとはオーストラリアでもいくつか、という細々なイメージでしたが、日本より遙かに多いようです。何故日本では逆に、こんなに少ないのか聞いてみたい所でした。

引き続き、サークルスペースを回ります。グローバルアンテナ研究会というサークルが、アンテナの基礎を "実演" していて面白そうでした。しかし、その時に使ってる電波が 430MHz のメインで流れてるのでちょっとまずいと思います。微弱にしてあるのかもしれませんが、せめて他の周波数がよいのではないかと思います。アンテナは組み立てが大変そうなので買いませんでした。

光るコールサインプレート。これ、知人が初日に査収してきてくれ、私の分もあったのですが、ブースに行ってみるとどうやら無線用というわけでもないようです。コールサインが流れていますが、元々は何か別の用途用だったようです。小さいのも売っていたのですが、小さい方は見にくそうなのでやめておきました。

「アウト・ドア」では抽選をやってました。100円のステッカーを買うと、抽選が一回できて、フジインダストリーのポールとかタイヤベースが貰えるようです。なぜかコールマンのバーベキューグリルとかも当たるようです。一度挑戦してみましたが、見事に外れて、棒の飴を貰いました。高尾さんも JARL のイチミになっても頑張っておられるようで安心しました(面識無いけど)。

HOI'P アンテナの方もいらっしゃっていました。相変わらずご夫婦仲良さそうで良い感じです。6m のデルタループ 1 ele を査収しました。移動用の収納寸法の短い物です。他のサークルでも収納できる 6m デルタループを売ってました。特に、アルミの細い差し込み式のは魅力的でしたが、強度的に不安が残るのでやめました。軽いんですけどね~。

BUDDIPOLE というのをデルタループにするキットを売ってるサークルがありました。当たり前のように 「あの」 BUDDIPOLE をデルタループに、とおっしゃってましたが、すみません、私知りません。CQ 誌に載ってたらしいですが見てないですw その BUDDIPOLE を持ってないのでキットを買ってもしょうがないので一生懸命説明していただいたものの、わからない、という顔をしてスルーしました。

金属でできた丈夫なデルタループも売られていましたが、収納寸法も重さも手間も大変そうなのでパスです。いまのところ、HOI'P アンテナさんのが一番できがいい気がします。他には、釣り竿みたいなのを売ってる所があり、グラスファイバらしいです。でも、しなるし、普通の釣り竿。カーボンキャッチャーの方が便利です。

他には特に目を引くブースはありませんでした。普段は縁がない部品屋さんで、L 型の BNC コネクタを査収しました。これは、FT-817 で本体を横置きにした状態で直漬けアンテナで運用できるようにするためです。M コネクタではやってるのをよく見るのですが、M 端子は FT-817 での電力消費が激しいので実用的ではないようです。これを使って、BNC コネクタにホイップアンテナ(BNC-750)を直につけて試してみたい所です。

ふたたび企業ブースに戻ります。Maldol が今年はいません。滅亡してしまったので、当然ですが、アンテナメーカーは第一電波さんとコメットさん、そして、Radix でした。3メーカーとも良い品物を出されていて応援していますが、特に独創的な Radix さんは応援しています。移動運用で使いやすいアンテナを作ってくださっています。昨今滅亡してしまうメーカーさんが多いので、負けずに頑張って欲しいと思います。社長さんも相変わらずすてきな方です(けど現金払いになるのでハムフェアでは買わないw)。

リニアには興味がないのでそれ系のメーカーはパス。販売店で、短いポールを見つけます。CP-30L という 3m のポールです。以前このブログで少し触れたことがありましたが、いまいち使い所がわかりません。3m …高さ的には低いです。また直径も細いため HB9CV なんかをつけることもできなさそうです。フェンスなんかにベルクロを使ってくくりつけて、てっぺんにモービルホイップでもつけてください、という感じでしょうか。思惑がつかみかねます。しかも、高い…。カーボンキャッチャでいいと思います。少し重く直径も増えますが、60cm 収納で 5m 伸びます。

L 型の HF アンテナなどはベランダに出せる人は便利かもしれませんが、規約でそもそもアンテナを立てられないマンションに住んでいると、こういうアイディア商品ですら無意味なのでスルーです。アンテナ周りでは特に得られる物はありませんでしたが、第一電波さんのオートチューニングアンテナは面白そうです。

今日のお食事は、カフェテラスで。以前はフリースペースだった気がしますが、今はカフェテラスとして自由には使えなくなってるようです。そこで、ハヤシライスのセットをいただきました。この日はコミティアが同時開催なので、そちらと掛け持ちの方も多いようです。

お外は既に雨が降っていて、移動運用はしにくい状態にありました。少しだけ、記念局のアンテナが立っている屋上へ。アマチュア無線ではないあやしい無線機を持った人たちが「移動運用」をしていました。CB無線かな…。ハムフェアなのに謎です。DV モード のいつもの周波数は使われていたので、少し上にずれて CQ を出しました。びっくりしたことに、結構お声がけいただけました。8局さんとコンタクト。ありがとうございました。これに舞い上がって、430FM での CQ を出すのをすっかり忘れてしまいました。

アイボールは 2 名の方と。お一人はボーイスカウト出身の方でした。皆さんお話し好き。波の上でお話好きは良いのですが、オフラインでお話好きはちょっとびっくり。あと、某 3 アマ受験本を私に持たせて写真を撮った方が。もしかして誰かと勘違いしてる?

JARD の布袋を持った方がちらほらいて、羨ましいな~、と思ってました。あれはどこで貰えるのかしら。パンフやペーパー類を入れるのに丁度良い大きさです。それを探しているときに気がついたのはスタンプラリー。お子様向けのようですが、一体何が貰えるのかしら。

販売コーナーで IC-U1 用のリチウムイオンバッテリが 5本で 1,500円。7.4V/1800mAh のものですので、合計すれば容量は 9000mAh で1,500円。お買い得かも。でも、eneloop みたいな乾電池型の電池と違い、充電器がないと充電できないので意味がありません。もちろん、リチウムイオンなので専用充電器。電池として使うときはアリゲータクリップを棒状のもに固定してショートしないようにしたコネクタでも作れば使えそうですが、充電できないことには…。

モールス打鍵は知人に 「是非早打ち挑戦して」 と推奨されましたが、恥ずかしいのでやめておきました。実は早打ちと言っても、ランダムで打つのは苦手なんですよね。英単語/略符号を打つのが速いだけでマクロ化されてるような物です。キーボードもそうですが、普通の日本語や英語を打つと一般的な人よりだいぶ速いものの、無作為に打たせると途端に遅くなります。

とりあえず一通り回ったので、帰路につきます。終わりまで居ても良かったのですが、なにしろ終わる前に15時過ぎからあちこち撤収が始まってしまって事実上もう終わりみたいな物です。中には 「今日は14時まで。来年合いましょう」 なんて置き書きをして撤収完了してる無人ブースもありました。あとは、身内で集まって、酒宴とか…。

そんなわけで、今年のハムフェア2008の一般参加も終了しました。今年は、なによりも 「涼しい」 ハムフェアでした。晴天で会場内の気温がぐんぐん上がり、お外に立って移動運用なんてとんでもない、室内でもドリンクがどんどん売れて汗を拭くのが大変という状態ではなく、快適に過ごせました。屋外での CQ も雨さえなければ快適だったと言えます。

例年より、救護室もヒマだったのではないでしょうか。今後のイベントも、楽しみです。そして、VX-8 と IC-7200 が早く発売されますように…。間違いなく 「買い!」です('∇')

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2008年8月21日 (木)

定期購読っていいもの?

私は CQ ham radio は定期購読で買っています。これは職場の補助制度があるからなのですが、それまでは店頭で買っていました。定期購読については、私は二通りの見方をしています。

一つは、定期購読を契約して貰う事により、その読者が少なくとも1年間は、買い忘れたり、面倒になって買わなかったり、つい買い逃したりすることが無く、安定してお客さんとして確保できる面から、おそらく出版社も好んでるんじゃないかと思います。売り上げも直接定価が全額手に入りますしね。

ただ、デメリットもあります。それは、知名度と非レギュラー読者の機会損失です。これが二つ目。

まず、定期購読で買ってしまうと、それまで店頭で買っていた場合、その書店の売り上げが落ちます。毎月買われていたので仕入れていたのが、買われなくなったため仕入れが無くなり、置かれないことになってしまうかもしれません。

一般的などこに置いてもある程度数が出る雑誌の場合、何人かが定期購読に切り替えたり読むのをやめて買われなくなった場合でもゼロになることはないでしょう。なので、冊数が減ることがあっても、置かれなくなることはそう無いとは思いますが、元からあまり数が出ない CQ 誌の場合、一人が定期購読にうつって買わなくなっただけでその書店からの定期的な売り上げがゼロに等しくなり、仕入れられなくなる可能性もあります。

アマチュア無線家の密度を考えた場合、これはかなりあり得ることで、実際昔より置いている書店が減ったと言われています。

これによって何が起こるかというと

  • 一般人やお子様が目にしてアマチュア無線に興味を持ってくれる確率が減る
  • 知名度と存在感という意味で、一般人やお子様の無線に対する認知度が下がる(昔はそんな雑誌が置いてあった気がするなぁ等)
  • 無線をやってるけど買ってない人が、ふと目にして買ってみようと思って買ってくれる可能性が消える
  • 昔無線をやっていたけど、ふとこれを目にしてカムバックしてくれる人の確率が減る
  • 「昔CQ誌ってあったよね」→「ちょっと見てみようかな」→書店に行く→どこへ行っても置いてない→「まぁネットもあるしいいや」=販売機会の損失
  • 基本的には欲しいけど、定期購読でまとめて買うのに抵抗があり、書店で買いたいと思ってた人が「売ってないなら定期購読してまで買う気はない」と入手する確率が減る
  • 店頭で見て、その月が面白そうだったら買おうと思ってた人が、目にする機会が無くなり買えなくなる

等々…。

結果的には、定期購読で囲い込める売り上げよりも、損失する物の方が多い気がします。私は職場の補助制度があるので定期購読で買ってしまっていますが、それが導入されるまではヨドバシの店頭でポイントを使って買っていました。基本的には、定期購読より店頭でワクワクしながら買う方が好きなのです(^^;

地元にヨドバシが出来たときにも無事 CQ 誌が置かれたので安心しましたが、あれも私が店頭で買わなくなってからどうなったのか心配です。CQ誌置いてないかな~、と来た人も、置いてなかったらガッカリして買えず、今月号は買わないかもしれません。外出先で買う機会があっても、必ず地元ヨドバシ(=必ず毎月 CQ 誌を在庫しておいて欲しい店舗) で買っていました。

入荷するのは一冊ということはほとんど無く、大抵、買うのが一人~二人でも4~5冊程度は入ってる物です。けど、誰も買わなかったらこれがゼロになってしまう可能性が高いわけで、流れの読者はさまようことになります。かといって、定期購読、というのはある程度敷居が高いです。読み慣れていない人は良さに不安を抱えるのでいきなり定期購読をするのはよほどの勇者さんですw

そういう人は、まず店頭で立ち読みして、良さそうなら買ってみて、それが数ヶ月続いて定期購読を検討するのはそれからです。つまり、店頭で入手できなければ、よほど誰かに勧められたり、読むと決めて無線を始めた人以外は定期購読をする機会がそもそも発生しないことになります。毎月愛読してくれてる人でも、定期購読というのは意外と抵抗があり、何年もずっと店頭買いという人もかなり多いと思います。

そういう人が、周囲の書店から CQ 誌が消失して定期購読以外に入手方法が無くなった場合、定期購読に全員が移行するかというと…半分も移行してくれればいい方ではないかと思います。他は 「消滅した物」 として購読をやめるか、残りの半分の誰かが購読した物を見せて貰う程度で終わりそうです。

また、もしこの先、店頭販売をやめて定期購読に絞った場合、定期購読しかない雑誌というのは、もはや雑誌の中で風前の灯。同人誌同然です。よほどその業界が活性化でもしない限り、冊数が伸びることはもう無くなった状態と言えます。「知ってる人だけが知ってる方法で定期購読をする」という機会と門戸の狭い状態になってしまいますから…。

なので、個人的には、書店が動線上にあり、CQ 誌が置いてあるなら書店で買う方をお薦めします。置いてなくても取り寄せで毎月置いて貰うくらいの勢いで(^^; 面倒でもお散歩のつもりで月一回は書店に足を向けましょう~。…余談ですが、私は CQ 出版社とは何のつながりもありません。回し者でもありません

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2008年8月20日 (水)

さようならマクドコーヒー

たまには無線と関係ない話題を…(^^;

今朝は寄る所があったので電車で職場に向かいました。電車で出勤したとき職場に向かう途中でたまに買うのが、マクドナルドのアイスコーヒー。日中お外に出たときにも、よく買っています。職場ではドリンク類は全部無料で飲めるのですが、コーヒーはちょっと味が劣ります。マクドでは100円なので、お得です。サイズは小さく decaf もありませんが、ドトールや PRONTO でも180円以上するコーヒーが、マクドだと100円というのはすてきです。

昔はマクドのコーヒーというといかにもパックに入っていた適当な感じでお味がイマイチだったり、さらに昔になると、アイスには強制的にガムシロ入りという状態で私にはとうてい買えないものでした。甘いのはコーヒーと言うよりジュース飲料と同じで、ガムシロだけじゃなくミルクも入れていただきたいですが、目的を達成しません。

それが、昨今は他のコーヒーショップ(プロントクラス)には負けないようになりました。さすがにカフェクラス(スタバ、シアトルズベストなど)のお味には負けますが、値段を考えるとお得感たっぷりです。そんなわけで、Edy の使える PRONTO を愛用していたのですが、現金になってしまうもののさすがに 100円の魅力には負け、よく利用させていただいていました。

ところが、今朝寄ってみると 「120円になります」 と言われてびっくり。確認してみると 「アイスコーヒーは今日から値上がりなんです」 と言われました。確かに、アイスコーヒーはホットより値段設定が高めなお店が結構あるので、アイスは値上がりさせたのかしら、と思い、それならホットでいいや、とホットをお願いしました。

…でも、結局120円。「アイスコーヒーは値上がりしました」 という店員さんの言葉で、上がったのはアイスコーヒーだけだと思ったのですが、上がったのは全般が上がっていて、今まで買えた 100円のコーヒーは、温度を問わず全部 120 円になってしまったようです。

たった20円の値上げで、まだドトール・プロントよりは 60 円も安いわけですが、正直魅力が無くなりました。100円というワンコインの安さが印象的にも魅力的だったので、120円になってしまい 「100円より大きい金額(≠以上)」 を支払うというのは「今日は職場の無料コーヒーではなく、外で買っていってもいいかな」 と言い訳できる状態ではなくなるのです。

そんなわけでしばらく続いていたマクドの100円アイスコーヒー生活ですが、明日からは職場の無料コーヒーに戻るか、手頃なお値段でそこそこのお味の珈琲が飲みたくなって買うなら Edy の使える PRONTO に行って買おうと思います。

ふと思い返してみて悔しいのは、120円なら買わないわけですから、このときも 「それなら要らないです」 といってキャンセルして帰って来れなかった事です。つい、くださいと言ってしまった以上要らないとは言いにくい感じがあり、つい言いそびれて買ってしまいました(== やっぱり私も気弱な No といえない日本人のようです

Dscf2799_r なんにしても、今までお世話になりました。100円でアイスコーヒーが飲めるのは魅力的でとても助かりました。今日からは 20 円の値上げで少なくとも一人の、週 3 回以上買いに来ていたユーザーが、週 0 回の来店となり、消えます。全体的で見れば20円の値上げで増収増益になるんでしょうけどね。100円と言って残るのは、あとは ”はなまるうどん” の、かけ小だけになりましたねw

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2008年8月19日 (火)

ハムフェアチケット査収

触発されて、私もハムフェアのチケットをファミマで査収してしまいました。自分時給の考え方で、ハムフェアの行列に暑い中長時間並ぶ苦労を一種の 「アルバイト」 と考えた場合、その苦労を、いくらお金を貰ったらやるか考えるわけです。並ぶ事によって節約できる金額を、バイトして得られるのと同じ 「収入」 と考えるわけです。

その結果、そんな苦労のアルバイトを 「2,000円くれるなら並んでもいいかな」 なんて思った場合のように、金額が、並ぶ事によって得られる (節約できる) 差額より高ければ、赤字なのでやりません。似たような物は 「秋葉に行けば電車賃込みでも1,500円安く買える」 物があったとしても、わざわざ秋葉まで行って混んだ電車で往復し、買った物をせっせと持って帰る手間を考えると ”その買い物をしてくるバイトを 1,500 円でするか” と考えたら「No」 の場合、秋葉に行かず、秋葉より 1,500 円高い近場でお買い物をするわけです。

Dscf0969_r_2というわけで、今回のハムフェアのチケットも、行列に並んだりする手間と苦労を考えた結果、このくらいの差額であれば、並ぶ方が高くつくと考え、ファミマで ”ぴあ” 経由での査収となったのです。1,350円でした。もっとも、よく考えてみると会場ではいくら割引があっても現金払いですし、それなら多少高くてもカードで払えるファミマ経由の方がよいのでした。定価 (1,500円) でもファミマで買ってたかもしれません。

購入はファミマ店頭に置いてあるタッチパネルの機械のピアチケットメニューで、チケット番号 "986-188" で購入できます。まだハムフェアに行けるかどうかフィックスしてないのですが、行けなかったら知人にあげて、代わりに査察をしてきて貰う予定です(^^;

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2008年8月18日 (月)

CQ ham radio 9月号到着

ウェブを見てると17日の日曜日には到着されてる方が多いようですが、私の所はいつも遅く、発売日当日か早くて前日です。遅いと言っても発売日なのでむしろ正しく、文句言えるわけではありませんが、見れるのがちょっと遅くなるのが残念です。

さて、今月号の付録は、電子申請のハンドブック。これは知人がこの前再免許を受けるときに一緒にやったのでだいたいの流れはわかっています。ただ、細かい所や 「よくわからないけどとりあえずこれで送っちゃえ~(=エラーが出たら直せばいいじゃない)」 みたいに進んだ所は不明瞭なので、そのあたりもちゃんとわかるので、取っておきたい一冊です。TSS にも電子申請ができるとは知りませんでした。

ただ知人は昔送った工事設計書やなにやらの書類の手元のコピーを全部紛失してしまい、保証認定で通した分が全く不明になってるそうです。しかも、次追加するときの送信機が第いくつかわからなくなってしまったそうです(^^; 「新しい無線機に散財しなくて済むかな」 と言ってましたが、VX-8 を買うはずなのでそろそろ困った事になりそうです。TSS に言えば、当時のコピーを貰えるかしら。

付録は私が再免許を受けるときまで保存しておくとしますが、その頃にはまたルールが変わっていそうで役に立つかは謎です。本誌の方は、目を引いたのはやっぱり VX-8 の拡大写真と解説の広告。1ページ(片面)だけですが、たぶん原寸大の VX-8 と GPS マイクや GPS ユニットの写真があります。

本体については、大きさはやっぱり VX-7 の光景だけあって、それなりにありますが、薄さが薄いのが印象的です。デザインも好みです。VOL ボタンが横にあるのも操作しやすそうですね。ID-91 みたいな旧式のツマミ音量じゃなくて良かったです(だったらたぶん買わない)。今のところ、マイナス要因はあまり見つかりません。

ただ、本体に直接装着した GPS アンテナの写真についてはイマイチです。マイクに取り付けるつもりはなく、本体に装着する予定ですが、その場合、本体を腰のベルトにつけたりするとコネクタに大きな負担がかかり破損してしまいそうです。せっかく Bluetooth を搭載するのですから、ワイヤレスでリンクさせるくらいの意気込みを見せて欲しかった物です(勿論、バッテリの問題など賛否両論あると思うので、ワイヤードとの両方のラインナップで)。

他のオプションについては謎ですが、定価も公示されてあとは、具体的な販売開始日時を知るのみです。たのしみたのしみ。

その他の記事については、7MHz 入門記事。実際の交信と言いつつちょっと抜けが多い気がしますが、私もそのうち 7MHz を申請して出てみようと思ってるので貴重な参考になります。堀江さんは…やっぱりアマチュア無線は二次業務未満でしょうからね~。記事を寄せていただいただけでも貴重です。

関ハムの記事が載っています。行けなかったので、ちょっと残念。毎年賑わいを増しているようで来年こそはお邪魔したい物です。

島への移動運用のお話。島で移動運用してみたい!…けど決定的に情報が不足しています。移動なさったという方も、運営許可を取ったかどうか、取ったならどこに対して取ったのかなどが書かれていない事がほとんどです。具体的な場所がなかったり、船での荷物制限や取り回しの話など実践的な部分がほとんど無いのが悲しいです。確かにメインのどのくらい飛んだとか、どのバンドでどういう特性が見られたなどの無線本体の情報が一番貴重でしょうが、その一歩手前、運用にこぎ着けるまでが問題です。

例えば私は何度も 「三宅島(とか)で移動運用しよう!」 と思った事がありますが…果たしてどこで運用出来るのか、許可が必要なのか、何をどう持って行って、どのくらいの運用になるのかなどが不明です。そのため、未だに一度も実現した事がありません。ホテルから運用した場合にも、運用できたそのホテル名が書かれていない事がほとんどです。

また、ブログ系で決定的に欠けてるのが、同行者の情報。てっきり一人で行ってるのかと思ったら最終日のブログで 「帰りの船で乾杯した」 と書いてあり、誰かと一緒に行っていたようですが…何人と? どのくらいの人と? この辺が不明です。一人で行けるのか、3人くらいいないとダメなのかもわかりません。一人で行ったと思ったらいつの間にか現地でコッソリ誰かと合流していて一人ではなかったとか、子供と一緒だったなんていうブログもあります。

個人情報の意識過剰な状態にあって、誰かと一緒だったときにその人の存在を示してはいけないかのような誤解が生まれていますが、勿論そんな事はないわけです。市民が勝手に思い込んで勝手に不必要な自粛をしてるだけです。最近では、街中で撮った風景写真に写った人の顔を全部ぼかしを入れるような事をしてる人がいますが、風景の一部として写り混んだ人物に肖像権は適用されないのは古くから有名な話です。

いい例が、新聞や街中の様子を映したニュース映像ですね。べつに、ニュース映像だからと特別許されてるわけではありません。移動運用の同行者の情報も、ブログに書きますね~程度の事を伝えておけば、個人間で「許可」なんて改まっていただく事自体、この時代が病んでいる、と言う気がします…。もちろん、コールサインから住所氏名なんて書いたらダメでしょうが、コールサインと「●●さんと乾杯」くらいなら書いても差し支えないと思います。

実際、古い時代に作られたブログには、そんな修正なしの写真とキャプションがあちこちに普通に見つかります。最近作られたブログには、奥さんや子供の写真にすら目隠しを入れたり変に個人情報を隠したりするような意識過剰な物が多く、なんだか空しくなります。日本人は、どうしてバランス感覚が悪いのでしょうね(TT 海外の無線ブログで奥さんの写真に目隠しやモザイクを入れたブログなんて見た事がありません。私なら、そんな事をされたら怒ります。貴方は自分の妻とした人間に自信がないのか、と…。

同行者によって大きく装備も宿や交通の手配も左右されるので重要な情報なんですよね。ホテルの手配も、観光地になると一人での宿泊は厳しい場合もあります(特に女子一人は断られがち)し、持ち物も、二人以上なら共有できる部分など分担でき手荷物を減らせます。てっきり一人で行ってるのだと思って真似して装備を揃えて持って行こうとすると地獄を見る事がありますし。あとは、例によって滅多に書かれる事が無く秘密にされている 「ポールも何も立っていない所にどうやってアンテナを立てたのか」 あたりも気になる所ですw

目を引いたのは、ポケットダイポールの記事。私も大好きなポケットダイポールです。一度ミズホさんが EoS にしてしまったときはとてもガッカリして、その旨メールした事があるほどですw コンパクトに持って行けてとても便利な割には、意外と使用してるという人がブログでは少なく、ちょっと寂しく思っていました。

真ん中の部分さえどこかにつるせば左右を支える必要もなく、とても手軽に運用できます。ワイヤで出来た物と比べるとかなり便利で信頼性もあるのでとてもお薦めです。撤収も展開も簡単。収納時も薄くコンパクトになるし、破損する心配もありません。バッグの隅にでも差し込んでおけばいいのです。6m で指向性アンテナを使わない小規模お手軽運用をする人が全員これを使っていてもいいほどですw

ただ、だけでなく HF にも使えるというのは知りませんでした。2m にも使えますとは書いてありましたが、実際にどれくらい縮めればいいのか書いていなかったのですっかり無視していましたw HF には現行モデルは部品がついてきて、それにワイヤをつければ対応できる、と言う形のようです。HF に出るときの事を考えて現行モデルを買ってみようかな~。

全く調整せずに使えます、と書いてありますが、知人がこの前生駒山で移動運用をしたときには、SWR が FT-817 のメモリ3こちょっと振ってしまっていて芳しくなかったようです。現行モデルはちゃんとメモリ 1 個以下に落ちるのでしょうか…。故障したのかな?

余談ですが、ポケットダイポールのパッケージはこの前ロケット@秋葉さんで見たときには、専用のものではなく、文房具屋さんで売られてるような普通のチャック付きビニールの入れ物になっていました。コストダウンかな~。あの赤いジャストの入れ物が、コンパクトに持ち運べるのに貢献していたのですが…(若干入れにくかったですけどね^^;)。

これが今になって CQ 誌で紹介されてるとは意外ですが、これを機会に愛用者が増えるといいですね。いずれにしても便利な物ですので、小規模移動運用をされる方は、是非一度お試しください~、と、私もお薦めの一品です('∇')

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(今)終末の過ごし方

といっても、またコミケみたいなのがあるわけじゃありません。基本的に私はコミケ以外ではこういう活動に出ない人なので、ティアとかフェスあたりはスルーです。

さて、その「こういう活動」 ではないアマチュア無線の分野で、私にとっての第二の夏祭りであるハムフェアが開催されます。JARL に入っていると割引があるらしいですが…はて?

一応行こうと思っていますが、友達に遊びにも誘われているので微妙な情勢です。説得できれば、ハムフェアに行く予定です。なにしろ、VX-8 が出るというウワサですし、もしかしたらアイボールもできるかもしれません。JARL 会員なので記念局とかもできるかもしれませんが、コールを間違えて個人局のを言ってしまうのが落ちなのでしないでしょう。大阪の彼女も出るらしいし…。

そういえば、ハムフェアでは一般展示もあるわけです。というか、一般展示がメインでしょ!と言う方もいるでしょう。今まであまり興味が無くて考えていませんでしたが、ここって出せるんですよね。コミケでは出展慣れしていますが、一転ハムフェアでは一般参加ですらあまり回数がありません。

今のところ出せる物としては、この前描いた入門書と(完成してるなら)知人が作ったコンテストログソフトになりますが、これって読む対象は「これから無線を始める人」 か 「無線に興味を持ちそうな予備群(w」 なので、ハムフェアにおいでになる方は既に興味を持って開始されてる方でしょうから、4アマ→3アマのステップアップグレードをなさる方以外は何の役にも立ちません(^^;

つまり、無線を知らない、あまり興味を持ってないけど、こういう趣味は嫌いではなさそうな濃い方が多いコミケでは売りがいというか、販売のしがいがありますが、百戦錬磨の OM さんが集うハムフェアで売っても…。解説や中身の指導を受ける事はできても、一冊も売れなさそうです。そもそも、いくら無線関係とはいえワケわからない女子が一人漫画本を売ってるというのは許されるんでしょうか(@@

ハードウェア工作はまるでダメなのでネタにならないし、あとは縦振れ電鍵の正しく素早い打ち方講座くらいでしょうかw GS 関連は無線の個人的な活動と GS の活動はオフィシャルにリンクさせないという盟約があるので、どうにもなりません。GS の広報なんかやりたいんですけどね。お父さん/お母さんにアピールできれば良い機会なのですが、無線じゃないので関係ないとスペースからつまみ出されそうですw

そもそも、いくらコミケ慣れしてるとはいえ全く別のイベント。ルールは読めばわかるとしても暗黙の了解や慣習はわからず、当日トラブルになること請け合いです。コミケの時は、昔々の其の昔は一般参加から入ってサークルでの出展は当然売り子さんから。このときはよもや自分がスペースを持つ事になるとは思いませんでしたが、自然と目に入ってくる動きや流れからノウハウを学ぶ事が出来ました。

個人的には、スペース出すの、好きなんですよね(^^; 自分の作品を見てくれて買ってくれる人と直にふれあえるのはすてきです(と言う割には人見知りなので逃げがちですがw)。ハムフェアでも活動できる分野があれば一般参加ではなく、出展をしてみたいものです。…やっぱり最初は売り子さんからですかね? 私は下積みとか丁稚のような考え方は好きではありませんが、そういう意味ではなく、純粋に雰囲気を知ってから、という慎重派、悪く言えば "チキン" なので売り子さんからした方が良いかな、と思うわけですw

サポートしてくれる方がいればいきなり出展でも良いのですが、なかなかそうは問屋が卸しません。でも、ハムフェアって、売り子さんっていう感じの人をあまり見た事がありません。そもそも私と同じ方向性の物を売ってる方がいるのかしら(@@ 知り合いは全然いないので、暗算できないへっぽこを雇ってくれるスペースの心当たりもありませんしね。来年目標にちょっと調べてみようかな~。

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2008年8月13日 (水)

VX-8 にたいせつなこと

発売が期待されている、バーテックススタンダードの VX-8 ですが、CQ HamRadio にも新製品予告が掲載されたので、おそらく日本では無事発売されると希望的観測をもっています。いろいろな 「欲しいと思っていた」 機能が搭載されるようで、楽しみです。

ところが、ネット上の情報を含めて、確かに昨日は発表されていますが、その実装は思いのほか 「謎に包まれて」 います。実際自分が使うシーンや機能の組み合わせなんかを妄想してみると、これってどうなのかしら?とか、これって中ったらダメよね、という物がそこそこ出てきます。買ってみてから 「えー(TT」 という事になるかも知れませんが、詳細がわからないベールの状態で、先にダメ出し、買ってから実際どうか比較してみたいと思います。

まず、Bluetooth 機能。私はこれを日常的に使っています。SONY の MP3 プレイヤーや VX-3 につないだ Bluetooth ユニット(音声端子につなぐ物) と、イヤフォンにつないだ Bluetooth レシーバをリンクさせ、さらにそこに携帯電話も Bluetooth でつながっています。これだと、音楽やラジオを聞きながら、携帯に着信があったら割り込みが入って着信音が鳴り、そのまま通話も出来ます。

VX-3 は J-WAVE を聞きながら、電車に乗る時はその路線の鉄道無線を、その他の時は 430MHz メインを VX-3 の割り込み設定にして聴いていたりします。これは、普段ラジオが流れていますが、サブバンドに入感があったときだけ割り込んでその無線に切り替わるもので、便利です。旧来の一定間隔でサブバンドに切り替わり何か受信してないかチェックするタイプはラジオの音声が途切れて聞きづらいのでイマイチですが、これはそういう事が無くかなり快適です。

この VX-3 の機能と合わせると、私は

  • J-WAVE (FMラジオ)
  • 鉄道無線(or 430メイン)
  • 携帯電話

が同時につながっている事になります。これと同じ事が VX-8 でできるかどうかが重要です。VX-3 には Bluetooth 機能がないので、イヤフォン端子に Bluetooth で音声を飛ばすのをつけています。VX-8 では Bluetooth が内蔵できるので、このユニットをつけなくても同じ事が出来るはずです。問題になるとしたら、共通規格である Bluetooth を使っておきながら、自社専用品のイヤフォンマイクしか使えないというよくわからない事をする可能性がある事です。

さて、当然 VX-8 はレシーバではなく、無線機ですから、送信賀できなければ意味がありません。果たして送信は、Bluetooth を通じてちゃんとできるのでしょうか。純正オプションを使わないといけないというのは論外ですので、汎用のハンズフリーセットで使える事が大前提です。イヤフォンの使用感など、社外品が使える事はとても重要です。昨今はカナル型のイヤフォンはかなり了解度を上げる上、音楽を聴くときの音質もかなり良いので、これを使えなければ、事実上意味がありません。

一般の携帯電話用のハンズフリーセットが使えるのは、全二重通信の携帯電話と、単信式のアマチュア無線機という違いがあるので、操作は異なってくると思います。例えば、着信ボタンを押すと PTT ON、もう一度押すと PTT OFF、上下キーで音量、左右キーで周波数(またはメモリNo)アップダウン、という風に割り当てられる必要があります。

これは何も難しくない上に単純な事ですが、バーテックススタンダードの開発者がよく考えず 「携帯電話とは仕組みが違うから専用オプションだけしか使えないようにしよう」 なんて思ってしまっていたら、おしまいです。マイクコネクタすら統一できなかった業界に、共通規格という物はとても不慣れでしょうから、Bluetooth という共通規格を使う上でも、何でもかんでも独自でインプリしてしまう可能性は大いにあり、危険です。

ただし 「PTT だけ操作する別のワイヤレスユニットをリンクさせる」 というやり方なら OK です。何も難しい事が無いわけですから杞憂に終わり、バーテックススタンダードはあっさり汎用ハンズフリーセットが使えるようにして当たり前の製品を出してくるかもしれません。そうしたら、笑い事で済まされますが、そうでない可能性も充分にあるので警戒が必要です。専用品しか使えないのであれば、Bluetooth は何の役にも立ちません。

また、VX-8 の一番の魅力は、位置情報システムのアナログを搭載してくる事です。なぜ今時アナログなのかは理解に苦しみますが、デジタル(D-STAR)の方はライバル ICOM さんのお庭ですし、デジタル経由の位置情報システムはまだ未成熟なので、アナログにしておくのが無難な判断かもしれません。

この位置情報システムは、2m の周波数から行われます。VX-8 は二波同時待ち受け・独立送受信です。つまり、430と2mをセットし、430メインを受信中に、2m側にうつって送信をする事も可能です。つまり、2m で位置情報を発信しながら、430 のメインをワッチしたり、430 で通信をする事が出来ます。VxVや UxUも搭載してるでしょうから、送信中にはサブバンドの受信が中断される事を我慢すれば、両方が 2m での送信も可能です。

ただし、これが位置情報システムとしているときに動くかが心配です。サブバンドに位置情報を自動送信するように設定していて、メインで 430 をセットした場合、メインを操作中に、位置情報が関係なく動作して、送信受信を行ってくれるのか、という点が心配です。位置情報のある側(サブバンド)をアクティブ(操作したりPTT押したときに送信される)側にしておかないと位置情報が動作しないようでは使い物になりません。

VX-8 は VX-3 と同じように、さらに無線バンドと別に FM ラジオが聴けるようになってるようです。つまり、VX-3 でやったように、ラジオを聴きながら、無線バンドに信号が入ったら無線バンドに自動的に切り替わり、途切れたらまたラジオに戻る、という動作ができる可能性が高いです。というか、出来なかったら悲しいです。

これは、私の使い方として、VX-3 を踏襲して、FM ラジオを聴きながら、鉄道無線で交信があったときにはそちらに自動的に切り替わりワッチできる、という使い方ができる、という事になります。ただし違うのは、これが Bluetooth 上でもちゃんと行えるのか、という事、そして、位置情報をサブバンド側で動作させている状態で出来るのか、というのが心配です。

これができれば

  • FMラジオを聞きながら
  • メインバンドの鉄道無線が入ったときにはそちらに自動で切り替わり
  • サブバンドのアナログの位置情報システムは常に発信している
  • 携帯電話に着信があれば、SONY の Bluetooth ユニットがそれを割り込みで知らせて着信/通話できる

という使い方が出来ます。もちろん、鉄道無線の代わりに 430 メインをセットして、Bluetooth の着信ボタンで送信/受信ができ、アマチュア無線機としてちゃんと使える事が必要です。

ありがちな罠としては

  • FM ラジオを聴きながら鉄道無線(430メイン)の割り込みを入れる機能が位置情報のシステムを動かしてると機能しない
  • FM ラジオを聴きながら鉄道無線(430メイン)の割り込みを入れる機能が Bluetooth だと機能しない
  • アナログの位置情報システムの通信音も音声として流れてくる
  • 位置情報システム側をアクティブにしておかないと、位置情報の送信が行われない
  • 位置情報システム側をアクティブにしておかないと、位置情報の受信が行われない
  • そもそも専用の Bluetooth デバイス以外つなげれない
  • GPS マイクや GPS アンテナをつなげるとイヤフォンやマイクがつなげられない(ID-92と同様の設計ミス)

などの設計ミス問題が考えられます。これらのうち一つでも当てはまったら、VX-8 の存在価値が大幅に減少します。どれも難しい事ではないので、設計時に気をつければいいだけの話ですが、設計をする人がどこまで現実の運用を頭に入れてデザインできるか、センスが問われます。そのセンス次第では、これらのどれか、または最悪、全部があてはまって、悲しいデバイスになります。

これは余談になりますが、もし GPS のアンテナも Bluetooth で接続が出来たら、これはすてきな事です。純正は ID-82 と同様マイクコネクタに有線で接続するようですが、社外品では、Bluetooth でつながる GPS アンテナが市販されています。もちろん、Bluetooth をサポートしてる物であれば、メーカーを問わずつながります。しかも、別に 「Bluetooth GPS ユニット」 というプロファイル(通信規格)があるわけではなく、単純にシリアルポートプロファイルで、シリアルポート同様にGPS情報の文字列を送ってくるだけです。

つまり、VX-8 側が Bluetooth シリアルポートプロファイルをサポートしていて、そこから来るデータを GPS の座標情報として解釈してくれればいいだけです。技術的には難易度ゼロですが、先述の話題と同様、開発者がデザイン段階で思いつかなければ実装されないわけですから、センスが問われます。もし、これが実現できる設計だったら、バースタさんの開発チームをみなおしますw

無事購入できたら、アナログの位置情報システム(APRS)を使うためには 2m の免許を申請しないといけません。2m は特に魅力を感じず運用するつもりが無かったので、当然、私は 2m のバンドは申請しておらず免許されていません。VX-8 で初の 2m の免許をおろしてもらいます。技適でしょうから、電波りようこちゃんのお世話になろうと思います。

そんなわけで、前評判では、そのそれぞれの機能の面白さで注目を集めていますが、実際にそれらの機能を組み合わせて運用をするときに、どれくらいまともに動作するのか、という事が問題なわけです。くれぐれも、列挙したような失敗が無い事を祈るばかりです。のちのち、このブログで、続報か、買ったレビューを書く事になるでしょうが、その時、記事内容が「買ってよかった」「最高!」の言葉で満たされている事を祈ってやみません。

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2008年8月 8日 (金)

位置情報システム (APRS) 停波中

位置情報システムのうち、アナログ側の i-gate (APRS) を停波しています。停波といっても、元々 listen しかしていなかったので、電波は一切出していませんというか、免許上アナログの位置情報で使われている 2m は電波を出せないので出ていません。

これは、知人がこの前のコンテストで移動運用をしてる時に位置情報を利用してる方とアイボールをして、話題として、私の運用しているアナログ i-GATE の状態はあまりよくないというお話をされた所から来ています。よくわかりませんが、運用上好ましくない点があるのならとりあえず停波です。

内容としては、どうやらアナログの位置情報システムでは、メッセージをお互いに送りあえる機能があり、このメッセージのやりとりに問題が出る可能性があるらしいとの事です。デジタルしか使ったことがないのでイマイチメッセージが何かはわかりませんが、ショートメッセージ(アルファベッドだけ)をお互いに送りあえるそうです。

どういう問題かというと、この、メッセージが送られるアルゴリズムにあるようです。メッセージは、携帯電話と同じように、移動局は最期に位置登録をした所に存在すると見なされて、基本的にはその位置登録をした所から、メッセージが送信されるようになってるようです。つまり、送信も受信もできる I-GATE 局が移動局の位置登録情報を受信して登録したのであれば、その局当てのメッセージがどこかから来た場合、その I-GATE 局から、移動局に向けてメッセージが飛びます。

基本的に、移動局から位置登録のための電波が I-GATE に届いているわけですから、I-GATE から移動局には原則、届くはずです。その登録に使った I-GATE からだけ送れば充分なわけですね。全国の I-GATE から一斉に送信するような無駄なことをしなくて済むわけです。考えてみれば、当り前の機能ですね。

ところが、私の所は、受信だけしていて送信はしていません。そうなると、位置登録は私の所から行なわれているので、私の所にその局当てのメッセージが届いてしまいます。けれど、私の所は受信しかできないので、送信メッセージが異界送り(行方不明になってしまうこと)になってしまいます。

結果、ショートメッセージが届かないという事態が発生します。たまたま違う所から I-GATE に位置登録された場合は、そこに届くでしょうが、次私の所で登録された時に、また異界送りになってしまいます。移動局からしたら、メッセージが届いたり届かなかったりして結構面倒ですね。この辺も、一定のエリアからは一定の I-GATE に登録された方が良いというのもあるかも知れません。

そんなわけで、仮設など特定な場合を除いて受信専門の I-GATE は立てない方が良いような話だったそうです。その方のところで中継された物が、よく私の I-GATE を通して登録されるらしく、その結果メッセージが行方不明になりがちらしいです。室内においたハンディとホイップアンテナだけの簡易な受信環境なのですが、どういうわけかその中継局と相性が良いみたいで70キロ以上あるのに結構届いてしまうようです。

そもそも I-GATE を立てたのは、知人が位置登録をするのになかなか登録されないので、I-GATE を立てて登録できるようにして欲しいと言われたからです。いわゆる 「不感地帯」 になってしまってる所をカバーしてるわけです。アナログ(IC-T90・音声端子接続) とデジタル(ID-92・シリアルポート接続) を両方、それぞれ 1  台ずつハンディをつなげて運用しています。

これで、近隣がデジタルもアナログもある程度カバーされるのですが、アナログに関しては特定の方向には予想外に届いてしまってるようです。近隣だけであれば、異界送りになるメッセージもない上に、知人もメッセージの送り方も、それが何かも知らないのでメッセージ機能は使っていませんから、問題なさそうです。デジタルに関しては、思ったより範囲が狭い上に、ショートメッセージの機能がないのでそういった問題も発生していません。なので、アナログの方だけ停止させましたが、これによって近隣を移動してる知人のアナログ位置情報がカバーできなくなり、ちょっと悲しいです。

それなら、送信もすればいいじゃない? と思われるかもしれませんが、ちょっと難しいのです。理由は二つあり、一つは 2m を運用するつもりはなかったので、2m の免許は受けていないからです。そのため、法律的に今のところ受信はできても送信が出来ません。

もう一つは、送信を行なうには、無線機の PTT を ON にする必要があるのですが、この PTT を制御するには特別な配線を自作しないといけません。受信するのは単に無線機のイヤフォン・スピーカ端子と PC の LINE-IN を、一般的なオーディオケーブルでつなぐだけなので可能ですが、送信は制御回路を作成しないといけないわけで、例によってハードウェアの自作はダメな人なので、送信したくても、送信する回路がない以上送信できないのです。

前者の法律的なことは、単に、電波りようこちゃんにお願いしてネットから申請するだけで簡単に解決できますが、後者は解決不能です。市販品で出ていれば秋葉原にでも行って買ってくるのですが、自作するとなるとまず無理。送信は諦めることになります。また、アナログの I-GATE ソフトはイマイチ設定がわかりにくい上、送信をする場合には設定にくれぐれも注意するようにという警告がしつこく出てくるので、なんだか怖くて送信の設定が出来ません。

というわけで、アナログを停波してしまっています。ネットを見ると 「受信だけでもいいからどんどん設置して、カバーエリアを増やしましょう」 とか 「協力してくれる方大歓迎」 みたいなことが書いてあり、私は良いことをしてると思っていたのですが、どうやらそうではなかったようで残念です。元々知人のために、というのが発端ではありますが、不感地帯を少しでも減らしていろいろな人に私の I-GATE から確実な位置情報を登録して貰って、役に立てればこれはとても嬉しいことだと思ったのですが…。

アマチュア無線に限りませんが 「気軽に位置情報システムを始めてみよう!」「まずはこんな簡単な設備から」「まずは受信だけでも」 なんて書いてありますが、実際気軽に始めてみると、全然気軽ではないようです。門戸は大きく開いてると見せかけて、油断して入ってくると、色々ある、という事でしょうか…。

やっぱり、私はデジタルの方を頑張った方が良さそうですね。よければ 2m の免許も申請しようかと思ってたのですが(TT

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2008年8月 6日 (水)

ストリートビュー

ImpressWatch を見ていたら、GoogleMap で、日本でもストリートビューが有効になったそうです。早速見てきました。これ何かというと、GoogleMap 上の地点を指定すると、その地点からの景色が360度見れるという物。といっても、名前の通り「ストリート」ビューなので、道路からの映像になります。もちろん、ライブではありませんw

これにより、自分の家の前の道路を指定すれば、自宅が…職場の前の道路を指定すれば職場のビルが…おなじみのレストランの前を指定すれば…そして、あの OM さんの家の前を指定すれば、プロ仕様のご立派なアンテナ群が!なんていう感じです。印象的だった強力な OM さんからカードが届いていて、住所が書かれていて、都内や大阪などに在住でしたら、住所入力して、一度オタクは意見してみると面白いかもしれません。

「それが何の役に立つのよ」 といわれればそれまでですが、感覚的には役に立ちそうです。カシミールみたいに山の上からの映像は見れませんが、多摩川の河川敷の 「この位置のここから移動運用できるのよ~…ほら、ここから入って…で、こんな感じに開けてるから」 とか 「この看板のある角のこの路地を入るのよ」 というのが説明しやすいです。

その場所の写真がその場に立っているかのように360度見れるのはとても便利です。地図だと、思ったより細い道、広い道、角度など印象が違い間違いやすいですし、目印となる看板や模様、雰囲気などがあるとわかりやすいです。一度行ったことがある場所に、また行く時と似たような感覚で行けそうですし、場所の雰囲気を説明するのにも使えます。

残念ながら現時点では、都心とその周辺部や、大阪あたりの超大型歳の一部だけですので、移動運用で行くような、山岳地帯や高所は有効になってません。今後拡充されたとしても、こういう場所はなかなかフォローされないと思います。それでも、あちこち見てみると、面白いですよ(^^;

US では前から有効になっていて、US の自宅(今は人に貸してます)や、大学、職場などを見たりしましたが、日本の方が、より細街路までカバーされてる気がします。よくこんな所まで来たわね、と思わせる物が結構ありますw 車一台通るのがやっとの道でも、かなりの確率でカバーされてます。

でも、何となく気持ち悪いですね。といってもネガティブな意味じゃなくて、言い換えると、不思議な感じでしょうか。いつの間にか Google のカメラマンが、うちの近くにも来てたのね…と思うと、何とも不思議な感じ。これが新宿や渋谷などの本当の都心ならまだしも、私の住んでいる山手線の外側の田舎部なんかの、こんな細い道までよく来て撮影して帰ったわね、と、なんだか不思議な気分なのです。いつの間に…。

一方で、すごい労力だったと思います。おそらく、スチルカメラではなくて、360度パノラマのデジタルムービーを回しながら走行し、後からそれをアスペクト比補正(台形になってるのでそれを直す)して、要所要所で静止画に切り出しているだけで、止まってカメラをぱちぱちやってるわけではないと思いますが、それでも、全部の都内の道を車で走行するだけで、大変な距離と労力です。

都内の道を全部つなぐと何キロメートルになるか知りませんが、こちゃこちゃとした都心の道路、膨大な距離になるのは想像できます。一日あたりどのくらいの距離走れるのでしょうね? 担当のスタッフは相当大変だったと思います。

画像は、ドラッグでき、上や下も結構な角度見ることが出来ます。なので、ビルを見上げたり、足下の道路を見たり出来ます。車からの撮影なので、高速道路からの視点もあります。足元を見てみると、たまに撮影に使用してる車が写ってます。屋根の中心にカメラを装着してるみたいで、車種はプリウスでした。やっぱり距離があるだけあって、ハイブリッドでエコ(ノミー)にしたのかな?w

何となく…気の遠くなるような、都内全道路走破。それだけでもすごいです。もちろん、自動では出来ません。PC のソフトみたいに、上手にマクロやバッチを組んで自動で走らせることは出来ませんから、本当に実際に全てのその場所に行って撮影をしたのは間違いありません。

こういう気の遠くなるような作業としては、似たようなのは、カーナビの交差点名読み上げがありますね。「30m先、”新宿大ガード” 左方向です」 とか 「この先、150m "南足柄自動車教習所前” 斜め右方向です」 などです。全部の交差点を全部、同じ人が読み上げているのです。これなんて、まだ都心部しかないストリートビューと違い、都心からかなりの田舎の交差点まで、全部の交差点ですから、すごいです。喉がどうにかなりそうです。

数字なら、音声合成で組み合わせられますが、交差点名は人間が読むしかありません。もっとも、これは私がカーナビを買った、帰国した直後の話ですから、今は初音ミクさんみたいに、交差点名も合成で綺麗に発音できるのかもしれませんが、どちらにしてもそれを全交差点分、調子や抑圧を整える労力を考えるとなかなかの手間ですから、むしろしゃべった方が早いかもしれません。文字情報だけなら、どこかで手に入れてきたデータベースから、ところてんのように流し込めるんですけどね。

いずれにしても、人間の進化はすごいと思う瞬間です。そのうちこれが、ライブになるといいですね。せっかくの進化、神経過敏な自意識過剰系の人が、プライバシーだの何だの騒ぎ出さなければいいですが…。

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2008年8月 1日 (金)

移動用ガソリン補充

またもやガソリン一斉値上げということもあり、昨日、移動運用に使う発電機用のガソリンを、ジェリカンに満タンにしてきました。レギュラーで @173JPY でした。車のガソリンは、目的地までの分を入れる方式を採ってるため、事前に満タンにすることはしませんが、店頭表示価格ではハイオクは @184JPY でした。

発電機のガソリンはレギュラーガソリンですので、私は ENEOS のガソリンを愛用しています。ENEOS はレギュラーガソリンでもエンジン清浄剤が入っているので、きっとエンジンの中が綺麗になっていると思います。そのおかげか、冬の間ずっと使わないで放置されていた EF900iS は普段と同じように普通に始動できました。おすすめです。

ハイオクはどのメーカーでも入ってるので、あまり関係ないみたいで、車の方のガソリンは発々用ほどこだわってません。問題なのは、近場には ENEOS のスタンドがないことなんですよね。移動地に行く途中も、あるのは道路の右側だったりして入れられません。

あとは、ガソリン携行缶への給油を知らない店員さんも居るんですよね~。セルフなんかだと、日本の法律上自分でガソリン携行缶に入れてはいけないので、店員さんを呼ばなければいけないのですが、これがまた、理解が得られない場合が多く、結果的にセルフでの給油は控えています(セルフですので自分で入れてください、とよく言われるw)。

今回も、空気調整ネジをあけずにいきなりフタをあけたり、ホースを取り出さない状態で入れようとしたりと、ちゃんと見ていないと何をするかわからない場合が(^^; 反面、高速道路のスタッフは行楽途中の人も多くさすがに慣れているのか、ガソリン携行缶への給油もきちんと対応してくれます。

でも、高いんですよね~。高速道路のガソリンスタンドって。以前、高速で発々用のレギュラーガソリンを一般道沿線のハイオクの価格で入れる羽目になりました。以前は、一般が値上がりしても高速はすぐ値上がりしないので、高速のガソリンスタンドには長蛇の列が出来ていたことがありましたが、最近は高速の方が先に上がってるようです。

余談ですが、私が書く "GS " ってガールスカウトのことであって、ガソリンスタンドのことではありません。「GS のみんなと」 と書いた場合、ガールスカウトのみんなと、という事です(^^;

それにしても、移動運用とガソリンは切り離せません。現地に行くのに、車のガソリン、現地では現地で、発々のガソリンと、とても重要です。値上がりはダイレクトに予算に響きます。かといって、電車で移動地まで行くというのは、持てる量がかなり減るのと、現実問題無線機で使えるまともな「バッテリ」がないのも事実です。

無線機そのものの純正オプションや、汎用リチウム系バッテリで 12V/10A を出してくれる物があればいいのですが、前にも書いたように、現実は、重くて充電が厄介なシールドバッテリを使うか、LaptopPC 用のバッテリを流用するしかありません。これだと、電車/バスでの移動運用を本気でするのは私には厳しいです。また、電車・バスで直接到達できる移動運用地はそう多くありません。

いっそのこと、何もかも割り切って、短時間だけ運用する山岳運用スタイルに挑戦するのも良いですが、のんびりたっぷり移動するには、今のところやっぱり車と発電機は必需品。ガソリンの値上げは結構響きますから、早く落ち着いて下落してくれることを祈るばかりです。

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