FTM-10Sの新BTユニットBU-2とKTELベアリザード購入
オートバイの無線機として FTM-10S を使用していて、ヘッドセットのリンク方式はワイヤードではなく、Bluetooth を使用しています。そのため、FTM-10S には BU-1 という型番の Bluetooth ユニット(別売)が組み込まれています。これと、KTEL の「ベア・リザード(KT-BSH02/ステレオ SET)」というヘルメット装着のヘッドセット側の Bluetooth ユニットを組み合わせて使っています。詳細はこちらを参照。
ところがこれ、どうも FTM-10S の BU-1 Bluetooth ユニットのできがかなり悪く、距離が 1m もないのにブチブチ切れてしまいますし、運が悪いとリンク自体が切れてしまいます。同じ BU-1 を組み込めるハンディトランシーバ VX-8 でも同じ状況で、こちらは、背中に背負ったバックパックに取り付けた VX-8 と、胸元の音楽用 Bluetooth ユニットの間わずか数十センチで切れてしまいます。
同じ位置に Bluetooth 対応のウォークマンや PSPgo を入れても、切れずに安定して音楽を聴けます。でも VX-8 はダメ…。Bluetooth というのは紛れもない無線技術。無線機器のプロである無線機メーカーがこの状態では正直残念です。FTM-10S の方はギリギリ使えるのですが VX-8 はかなり厳しかったです。
FTM-10S では B+COM のヘッドセットと組み合わせて使っていた時はかなりひどい切れ方だったのですが、B+COM がヘルメットの位置なのに対し、ベアリザードはケーブルがあるため、胸のポケットに入れることで FTM-10S まで距離が近くなり、その分安定度は高まりました。
それでもたまに途切れるので、FTM-10S の外部音声入力経由で飛ばしているナビ音声なんかが「この先、30m(プチ) 方向です」と肝心な部分が途切れてしまい困ることがありました。情けない限りです。
そんな中、やっぱりいろいろ問題があったのをメーカーもわかっていたようで、後継の BU-2 というのがいきなり発売されました。なんでも 8 台までの Bluetooth 機器とペアリングできるようになったそうです。当然今作り直すくらいですから、重要な「無線」機能の基礎、つまりリンクが切れない部分にも改良が加えられていることでしょう。無線機メーカーとして、汚名除去を期待しています。
いろいろ迷いましたが、改良されていることを祈って、BU-2 をオーダーし、今日届きました。秋葉原に行って買えば良いのですが、最近なかなか時間がとれないので、ネット通販。山本無線で 2 万円以上なら送料無料なので、1 万円の BU-2 と、1.9 万円の KTEL のベア・リザードを買いました。1 日で届くとは、やっぱり通販は送料無料と即納が重要です。
このベアリザードという製品は、本来有線接続をする KTEL のヘッドセットを Bluetooth にするドングルみたいなもので、KTEL 純正なので信頼性も抜群。もう 1 年以上使っていますがとても便利です。ところが、これ、去年の震災の影響で部品調達が困難になったらしく、製造が中断・ディスコンとなってしまったのです。
これがないと、FTM-10S とつなげられません。そこで、今のうちに予備を買っておくことにしたわけです。当面、新品のまま大事に保存されることになります。でも予備は 1 個。しかも高価なので、ぜひ、また製造再開してくれることを祈っています。
問題は、BU-2 の取り付け。BU-1 は FTM-10S を買った時に無線機やさんで取り付けて売って貰い、オートバイやさんで無線機をオートバイに取り付けをして貰ったわけですが、今回 BU-2 を買ったのは、自力で取り付けないといけません。オートバイ屋さんは無線機の物自体のことはわからないので、無線機に Bu-2 を取り付けて貰うのは無理でしょう。
私はハードウェアが苦手なので、これを取り付ける自信がありません。はんだ付けするのは勿論ダメですが、本体をあけて何かを取り付ける、という事はなかなかコワイし失敗しそうです。どこかで 3000 円くらいの工賃で取り付けをしてくれないかな…。なさそうであれば、頑張って自分で挑戦するしかなさそうです。
最初から BU-1 がきちんとした製品であってくれれば、こんな事は無かったのですが…。なんにしても、BU-2 を取り付けてオートバイのアマチュア無線運用が安定してくれることを祈ります。改善されたら、VX-8 の BU-1 も BU-2 に換装してみようと思います。
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