2009年11月20日 (金)

VX-8D 新発売

まさかと思っていましたが、VX-8 がマイナーモデルチェンジを行うとのことでビックリしました。モデルチェンジというか、正確には VX-8D として機能を拡充させて登場する、という感じです。

現行機種の取り扱いが、販売終了になるのか、併売されるのかはわかりませんが、同じ機種がマイナーバージョンアップするなんて初めて見ました(VX-7D も VX-6D も VX-3D もないですよね?)。

内容的には

  • SmartBeaconing 搭載
  • Station List 保存件数増加
  • メッセージ保存件数増加
  • DIGI PATH ルート表示機能
  • GPS 画面のコンパス表示にヘディングアップ機能
  • 文字入力方法を自動桁上げ式に変更
  • メッセージ着信時のLED フラッシング方法
  • DIGI PATH 設定を8系統に拡充し、選択機能を追加
  • メッセージ、ビーコンのリスト表示閲覧方法変更
  • シンボルアイコンの選択方法変更
  • 広帯域受信の改善

といったところです。12 月中旬以降の発売のようです。

もともと、以前 Bluetooth 問題の時にバースタさんにお話を伺ったところ、既に ROM が一杯一杯で、メニューを一つ増やす変更すらもうできないと聞いていました。なので、VX-9 なんかの後継機種ならまだしも、VX-8 では SmartBeaconing には対応することは完全に諦めていました。

それが、今回色々な機能の拡充と共に実装されるということでまさにビックリ。ROM を容量の大きい物にしたのでしょうか。また、現行 VX-8 についてもアップグレードも可能ということで、有償ですが 5,000JPY ちょっとでアップグレードして貰えるらしいです。

ROM 容量のお話が本当なら、ROM 交換が行われるのでしょうか。それであればこの価格も納得です。まぁ、昨日買っちゃったよ!みたいな人には納得がいかないでしょうが…。こちらは 1 月早々に受付のようですね。

文字入力に関しては、不満が多かったのでしょうね。携帯電話や、それをもした他の入力方式では自動的に進むのが当たり前ですから、VX-8 でもそれに合わせるのは自然の流れです。我流を貫くことが必ずしも正しいわけではなく、標準に合わせるのが、今の時代の主流だと思います。

DIGI PATH に関しては、セットを選べるといいと思います。たとえば、"WIDE1-1,WIDE2-1" が一般的ですが、明らかに必ず拾って貰える狭い範囲を動く場合は、なしに、都市部で大抵拾って貰える範囲を移動する場合は "WIDE1-1" だけに、というのを手軽に切り替えられるといいと思います。

現行は、全部設定し直しなので、めんどうですから "WIDE1-1,WIDE2-1" のままで運用している人が多いと思います。もっとも、インターネットが各家庭に普通に来ている今、自宅にネット環境がある人は、デジピータは廃止して、I-GATE に絞ってくれることが一番輻輳の解決になると思うんですけどね…。

なんにしても 「失敗作でも作ってしまったら、数年は売らないといけないし、次の改善された次期モデルが出るまでずっと待たされる」 というのを覚悟していただけに、この対応は嬉しいばかりです。モービル機も出るようですし、これからのバースタさんには期待をしたいところです。

もっとも、一番の問題である、Bluetooth の問題は対応していないのでしょうか…。これは、本体交換をして貰った私の VX-8 やこの前のハムフェアで友人が買った最新ロットの VX-8 でも改善されていません。

バックパックのポケットに入れて背負うだけで切れてしまうのは、(黎明期の物を除き) 他の Bluetooth 機器では考えられないことです。一番最初に対策しないといけない設計ミスだと思うのですが…。書いていないだけで、対応がなされているといいですね。

このバージョンアップは間違いなく申し込むつもりです。ただ、徒歩の場合、あまり SmartBeaconing は適していない気もしないでもないんですけど。

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2009年10月20日 (火)

無線従事者免許証の変更

無線従事者規則の一部を改正する省令(総務省令一〇三)というのが発令されるらしく、無線従事者免許証がクレカサイズになるらしいです。しかし本文に具体的に書かれているのは

  • 提出する写真の要件を統一する事
  • 身分証明書の提出について、既に無線従事者資格や電気通信技術者の資格を持っている場合はその番号を記載する事で省略できる事
  • 氏名の変更の場合にも免許証は再発行になる事

の3点だけです。サイズが変わる事やプラスチックになるとは一言も書いてないのですが [次ページ] を押して見てサンプルが書いてあるので、なるらしいです。PDF 自体二ページ機能があるのですが、それは無視して、なぜかウェブページから一枚ずつ呼び出す仕様になっています。お役所のやる事は謎ですw

つまり、もし無線従事者免許証なくしたら、手帳ではなくカードになるんですね。持ち運び便利そうですが、ちょっと重みが無くなりますね(^^; 今の手帳のは常時必携が災いしてお醤油のシミがあったりボロボロになったりしているので、あまり寿命は長くない気がします。人に 「見せて~」 と興味本位で言われて見せていたので手垢も結構ついている気がします(なので今は恥ずかしくて見せていませんw)。

官報のページそのものはこちら

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2009年10月13日 (火)

アナログ位置情報の設定

APRS (アナログ位置情報) や DPRS (デジタル位置情報) の設定で、運用が曖昧な物があります。それは、シンボルと SSID。両者とも、一覧表になっていてどう設定するかはある程度わかりますが 「こんなシチュエーションではどうするの?」 という物がちらほらあります。

一つは、シンボルについて、同じシンボルが二種類ある事です。/ 系と \(バックスラッシュ) で二種類有り、両方に同じようなシンボルがあったりします。どう違うのか、どう使い分けるのかは正直わかりません。なので、適当にソレっぽい物を使う事にして…。

問題は、SSID とシンボルを何を根拠に設定するのか、という事です。例えば、SSID の -9 は車ですが、SSID-7 にはハンディというのがあります。ハンディを車に乗せている場合はどうするのでしょう。また、普段歩いているときに使っていて、そのままバスに乗り込んだらバスのシンボルに変えるべきでしょうか。バスが運用しているのか、それとも乗客が運用しているのか、わかりにくいです。

そこで、知人と話しをした結果、次のようにするのが良いんじゃないかしら、という事になりました。APRS は国の企画ではありませんので、ユーザーやユーザーグループの誰であっても、違うとか、こうしなさい、と指示する事はできません。たまに勘違いして指示してくる方もいるようですが、今回の記事にそういう意図はありません。従って、自分たちはこうしている、というアイディアの一つです。

続きを読む "アナログ位置情報の設定"

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2009年10月 5日 (月)

間接選挙

JARL さんは今は総会がきちんと行われ、誰でも意見を言う権利があり、いうことができます。なので、ひとこと言いたい人、なんとかしたいと思っている人は、その実効性の高さはさておくとしても、行けばとりあえずひとこと申す事は誰でも可能です(行くのめんどくさい、というのは論外)。とりあえずそういう場が用意されています。

これが、間接性になると困ります。つまり、地域ごとに代表を選挙で選び、その各地区からの代表だけで集まって総会を開催して話を進める、という方法です。体裁的には、みんなの総意をもって多数決で代表が選ばれるので、それがみんなの意見を反映した結果であって、問題がない、という事になりますが 「人」 基準で選ぶ以上、自分と全く同じ考えの人はいませんから、おおむね意見の合いそうな人を選び、その人を信じて任せるしかありません。

こうなると、任せた人のとある意見が自分と異なっても泣き寝入りするしかありませんし、自分の口で、自分なりの(おそらくもっと上手な)表現方法で、意見を述べて、JARL 本体に訴えかける場は永遠に失われます。もちろん、表向きはご意見窓口/メールアドレス、目安箱なんていう物も設置されるかもしれませんが、こういう物がどういう程度の重さの扱いを受けるかは知れています。

一般公益法人とか色々難しい事はわかりませんが、どんな体制になろうと、会員が全国から集まって、同時期に意見を述べられる総会という場は残して欲しいと思います。そういう場があってこそ、自分達の加盟する組織だと思えますし、責任感も沸いてきます。自分の意見が採用され無くても、壇上でひとこというだけで、意味があります。問題提起もできますしね。それは、JARL 本体だけでなく、同時に他の会員にそれについての問題意識を持たせるいいきっかけでもあります。

代表だけで行われる運営は、結局の所、一部の人たちが寄り集まって勝手に物事を決めていき、会員にはそれに苦情をいう場所が無くなる、湿っぽい組織になると思います。気が付いたら、顔見知りばっかり、なんていう代表が集まりそうです。今ですら風通しは悪いのに、地域本部が JARL 会員を代弁する役割を持つようになると、一般会員の意見は、そこで風込められ、代表に選ばれた人たちと仲良しでもない限り、永久に封じ込められる事にもなりかねません。

ぜひ、今のスタイルの総会を永久に続けて欲しいと思います。

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2009年10月 2日 (金)

JARL 会員ふたたび

某所で少し書きましたが、私の JARL 会員期限が切れていて、非会員になっていました。本当は JARL カードを申し込んで、コールサイン入りのすてきなクレジットカードを貰って、それで会費を払う予定でした。ところが、GE カードさんがクレジットカード事業から撤退してしまって夢幻と消えました。

そうなると、会費のお支払い方法は郵便局か銀行での振り込みという 「現金」 しかありません。何千円もするものを現金で払うのは抵抗があるので、こまります。なので、そのまま放置してしまい、結局期限切れになったままでした。いまどき現金でしかダメ、というのは時代遅れです(TT

もともと最初は現金でしか会費を支払えないのは知っていたので、最初の一年はまず現金で払うしかなく、会員になってから JARL カードを作り、それからその JARL カードでのカード払いにしようと思っていたわけです。だから、最初の一年の会費を現金で払ったのは、涙をのんで仕方ない下積み期間だったはずでした。ところが、いざ申し込もうとしたら新規受付停止の告知。しょんぼりでした。

そこで仕方なく、会費が切れるのを涙をのんで見届けました。JARL カードの後継をやってくれるクレジットカード会社が見つかり、そのカードが発行されるようになったら、改めて加盟して会員になろうかと思ったのですが、誰にも相手にしてもらえなかったみたいで、このたび 「JARL カードの後継はない」 と発表があり、ますます絶望的になっていました。

このままでは、イヤイヤ現金で会費を払うか、もしくは JARL 非会員で貫き通すかしかありません。別に JARL の運営や主義主張が気にくわなくて非会員になるわけではなくて、会費が現金払いしかできないから、という実にくだらない理由で非会員になるのですw

JARL さんだけでなく、クレジットカード決済は手数料がかかるからと敬遠しカードを取り扱わないことで、実際にはその数パーセントの手数料をケチった結果、お客さんを逃し手数料以上にマイナスになっているのに気がつかない販売店が日本には多くありますが、JARL さんもカード払いができないことで、私という一人の会員を失っていたのですw

# 「たかが一人」 かもしれませんが、それでも大きな事実は事実です(@@

そんなわけで、JARL に加盟できない以上、あわや 「ノーカードですがいいですか?」 なんていう交信になるかと思いきや、JARL さんから、普通のクレジットカードで会費を決済できるようにするというウワサを耳にしました。すぐには無理で、9 月下旬からという事だったので、ソレまでおとなしく待つことにしていたのです。実際にできるようにならないと信用なりません。そんな夏。

そして、とうとう本当にクレジットカード決済ができるようになったと耳にし、実際に知人がカード決済の登録が行えたという報告をしてくれたので、やっと、正会員として申し込む事ができたのです。こっそり非会員だった時期があったのはドキドキでした。そのため、定時 CQ なんかもサボってしまいました。でも、残念ながら、入会金が再度かかりますが、これは仕方ありません。

もっとも、なぜか最初からカード決済はできないようなので、まずは仕方ないですが、現金で一度払い、後からカード情報を登録し、その後の更新の時にカード払い、とするしかないようです。半年会員というのがあるようなので、まず、最低限の半年分現金で払い、後の更新をクレジットカードでする、という形になります。もちろん、カード決済での支払いになったら、その時はお得な 「3 年会員」 になります。本当は最初からできるといいんですけどね…。

というわけでその手続きをしたのが、先月下旬。そして、もう手元に会員証が届きました。今回もまた、コールサインプレートは同梱されていませんが、これは別便で来るという情報も見たことがあるので、そうであることを祈って待ちます。

クレジットカードの情報を登録するには、JARL ニュースについてくる暗証番号が必要ということで、早速その番号を発行して貰う手続きをしました。そんなの、会員証に同梱してくれればいいと思うのですが…。JARL ニュースが届くか、もしくはこうやって手動で請求して、そのはがきが届くまで公式サイトのサービスが使えないというのもどうかと思いますが(TT

なんにしても、カード払いできるようになり、安心です。でも、コールサイン入りのクレジットカードも是非ほしいので、JARL 公式クレジットカードも、なんとか発給してほしいと思います。あと、はやくコールサインプレートが届かないかと楽しみです。個人情報とかに過剰反応してる人間ではないので、もちろんマンションに貼りますw

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2009年9月 7日 (月)

徒歩での移動運用グッズ

Dsc01417_r 「第 1 回」 と言いたいところですが、なにしろ更新頻度が少なく、呆れられてココロさんに日記を書く愛想すら尽かされてしまうほどの惨状ですので、恐れ多くてそんな事は書けません(@@ とりあえず思い立ったら書くとして、今回は 「公共交通機関で移動するときの持ち物・基本パック編」 となります。

公共交通機関での移動の最大のネックは 「持てる重量」 の制限です。ハイドライド III をやった事がある方なら、その持てる重量の管理に苦労した記憶がある事でしょう。間違えて漬け物石なんて持ってしまった暁にはどうにもなりません。でも、現実の世界ではさらに 「大きさ」 という制限もあるので、なおシビアです。

電車に乗る場合には、大きいと隣の人の迷惑になりますし、新幹線であれば置き場所に困ります。階段の上り下りも大変です。エレベータがあればいいですが、昨今ではエレベータを使うと、冗談みたいに荷物を抱えている場合を除き 「若いくせにエレベータ使うなんて」 という目で見られがちです。エレベータは、階段を上るのが大変な場合に使うものです。障害者や老人が使う事が思い浮かばれるのは、そういった人が階段を上るのが困難だからであって、彼らが障害者は老人だからではありません。

従って、どんなに若かろうと歳を取っていようと、階段の上り下りに苦労するなら、平等にエレベータを使う権利があるわけですが、どうも勘違いしている人が多いので、やりにくいです。混雑していて、お年寄りが乗りあぶれたときなんかは、どんな荷物を持っていようと 「若い人は歩け」 と言わんばかりの雰囲気がとても悲しいです。

と、脱線はこのくらいにして、とりあえずエレベータがあろうと無かろうと利用は難しいので、荷物が多いと階段やエスカレータで移動するのは結構大変です。駅構内の移動だけで汗だく。そして、混んだ電車に乗り込むのも大変。乗り込んだとしても押されて荷物と一緒に大変な事になり、下手するとけが人を出しかねませんし、荷物が壊れる事もあるでしょう。他の人も 「何よこの人こんな荷物持ち込んで…」 といやがられる事請け合いです。

公共交通機関での移動というと、新幹線や飛行機の部分だけを想像しがちですが、多くの人は、その駅や空港にたどり着くまでに、まず普通の電車に乗らなければならず、また、人によっては駅まで長距離を歩いたり、電車よりも荷物があると大変な 「バス」 を利用しないといけないなど、想像以上に苦労します。なので、気軽に 「公共交通機関を利用しましょう」 なんて言っているのを見るとガッカリします。

とはいっても、プライベートの旅行なら車で行く事もできますが、出張など何らかの理由で車では無理な場合もあります。その場合はムリして公共交通機関。でもそうなると、行くだけで疲れてしまうので、そうならないように荷物を極力減らします。また、車と違って 「使わない物は車に置いていき、今から使う物だけを持っていく」 という事はできないので、パンパンになったバックパックの中身などは極力取り出しやすい形に整理しないといけません。

Dsc01426_r でも、そんな教科書はどこにもありませんし、CQ 誌で特集もしてくれていません。ご近所さんに OM さんがいっぱいいて、そのうちどなたかは公共交通機関を使っての移動運用もされていて親切に教えてもらえた時代もあったかもしれませんが、今は昔。近所にアマチュア無線をやっている人はかなりいないです。

そうなると、自己流。自己流でも、良いか悪いかは別として、実際みんな運用しているやり方があるわけです。人に威張れなくても、最適解でなくても、どういうスタイルでやっているのかを公開する事は、情報共有として今から始める人の参考 (または反面教師) になるでしょうし、場合によってはアドバイスも貰えるかもしれません。

いずれにしても 「たたき台」 は必要なのです。意味が無くても、公開する事で、やがて意味を持つようになると思います。こういう情報を公開している人が少ないので、このシリーズを始めてみる事にしたわけです。

さて、公共交通機関での移動の場合、持って行ける物は相当限られます。FT-817 なんかは、私の場合はもうムリ。実際にはホテルに別送しておく、といった方法でしのぐ事もありますが、コストもかかるので今回はそれを想定せず、完全ハンドキャリと考えます。そうすると、ハンディ機が精一杯です。

ハンディ機だけなんていうと、携帯電話一台みたいな物で簡単だと思うでしょうが、なかなかそうもいきません。無線機というと必要な物は、本体、バッテリパック、アンテナ、マイク、ログ帳、時計、交換用バッテリパックがあります。コレに加え、充電器、AC アダプタなども必要になりますし、ホテルの窓などから外部電源を使って運用するなら、外付けアンテナセットも必要です(小型基台&ケーブル)。

Dsc01418_rこれをワンセットにしているのがコレ。mont-bell の "トラベルキットパックL" を使用しています。本来はお化粧品とかタオルとか整髪料と隠しとかを入れる旅行キットパックですが、これに無線関連一式を入れます。無線関連というのは 「運用するときにさっと取り出せばそこに入っていないと困る物」 という感じです。

 

まず、編み目の一番大きな場所に入っているのが

  • レジャーシート
  • バンドプラン下敷き

Dsc01420_r です。レジャーシートは地面に敷いて、というよりはベンチや切り株などが濡れていたりして洋服が汚れそうなときにしいて運用するためのものです。その為、一人でバックパックを横に置いたらオシマイな広さです。雨上がりや、山の上では霧でベンチなどが湿っぽい事があるので、その為です。濡れいている事が予想される/されないにかかわらず常備しておきます。

バンドプラン下敷きは、この前のハムフェアで配布されていた物。小さいサイズなので携帯するのに向いていますし、このトラベルパックのフットプリントにぴったり合うので、ぴったり収納できます。正直今までの 「じゆうちょうサイズの下敷き」 は大きすぎて自宅にでも置いておくしか使い道はありませんでした。出慣れていない 6m FM とか 2m FM なんかに出る事があれば、これを見ないと怖くて出られません。そのため、レジャーシートのしたにしまっておきます。

なぜ 「下」 かというと、その上には AC アダプタなどの固い物を載せるため、剥げてしまったり割れる原因になりそうだからです。レジャーシートはもらい物ですが貰ったときのセロファンな感じの袋は破れてしまい、多少でも汚れた物をどう入れるかは課題です。あと、私は最近移動してないので、頻繁に動いている、知人の VX-8 運用体制で述べますが次に入れるのが

  • クリップベース(SMA)
  • 急速充電スタンド
  • AC アダプタ(純正)
  • AC アダプタ(秋月12V)
  • AC アダプタ用 AC ケーブル
  • AC コード(秋月アダプタ~VX-8本体)

という感じです。クリップベースは、ハンディホイップを外付けするためのクリップ状になっているスタンド(?)です。本体直付けで外部電源を使うと回り込みを起こして送信できないので、外付けアンテナにする必要があります。マグネットベースのマグネット部分がクリップになっているもので、ホテルの窓などからオンエアするときに便利です。

Dsc01419_rその為、基本的に屋外からバッテリパックで運用するときには使いませんが、ここに入れておくと収納の分類上便利です。バックパックの中などでは圧力がかかりますから、ケーブルの過度な折り曲げなどを防止するため、買った時のケースに入れたまま収納します。これも、先述のバンドプランの下敷き同様ぴったり収まります。

急速充電用スタンドは、運用スタイルによります。なぜかというと、行きと帰りを公共交通機関や便乗などの電源が使えないスタイルで一晩中移動し大阪にいったりします。その場合、VX-8 のビーコンを 1 分間隔で送信していたりします。そうすると、L バッテリパックがほぼカラになります。だいたい、金剛山向け移動であれば、東京~大阪~金剛山という移動順路で L バッテリがカラになります。

そして、L バッテリ 2 個目でお山の上から電波を出して貰い、その残りで下山~大阪市内へ戻ります。問題はここからで、ホテルに泊まって一晩充電できる日はいいですが、これが二日目などこのまま帰宅する場合は、帰りの分の電源とするため、漫画喫茶などでバッテリパックを充電する必要があります。ところが、本体で充電するとかなり時間がかかるため、出発までの数時間では到底間に合いません。

そこで、3 時間程度で、最低でも帰宅するまで(=一晩)ビーコンの送信が続けられるよう、L バッテリを一本フル充電する必要があるのです。それには、急速充電用スタンドがほぼ必要になります。早く下山して漫画喫茶で長時間粘ってもいいですが、お金もかかるし時間の無駄なので、ちょっと邪魔になっても持って行くのがおすすめです。

急速充電スタンドと、純正の AC アダプタを組み合わせて使います。さらに、秋月で入手した 12V 出力の AC アダプタも持参します。こちらは外部電源(安定化電源)的な利用の仕方で、ホテルの室内から外部電源を使用して出るときに使います。その為、ホテル泊がない場合は先述のクリップベースとともに持って行かない場合もあります。

もちろんこれも、PowerPoles 化されていて、必要に応じてケーブルをつなぎ替える事で私の ID-92 などの ICOM 無線機で使ったりできるようになっています。充電であれば、分岐ケーブルを使う事で二台いっぺんに充電する事もできます。PowerPoles は本当に便利です。

でもそうすると、純正 AC アダプタは要らないんじゃないの? なんて思われそうですが、これは、本体でも充電しながら、もう一本のバッテリを急速充電する、なんていう場面で使われます。また、QSO しながら別のバッテリを充電する場合もありますし、両方あった方がオトクです。PowerPoles 化した同じケーブルを2本もって分岐してもいいですけどね。

また、漫画喫茶などでの充電だけであれば、秋月の大きめのアダプタを取り出し、PowerPolesでつないで VX-8 とつなぎ、アダプタに AC コードをつないで差し込んで使うより、純正 AC アダプタを単体で取り出した方が素早いです。意外とギリギリまで充電していたりして時間がない事もあるので、この辺りの手際の良さが重要になる場面があります。

Dsc01422_rそのあたり、実際の旅行の予定や計画などによって、両方、またはどちらか一方など AC アダプタの内容を変えていきます。これが、メインの網掛けの場所に入りますが、これだけだと多少隙間ができるので、衝撃吸収の意味も含めてハンドタオルを一枚上に載せてからファスナを閉めます。

ハンガーで掛けるようになっている部分の下のファスナー付きポケットには、ロッド式のアンテナを入れます。6m/2m/430MHz の Maldol 製のアンテナです。持ち運び時にはロッド部分と下の部分が分割でき、堅牢なので曲がったり折れたりする心配がありません。コンパクトになるのに、運用時は 1m くらいの長さになり項利得なので便利です。残念ながら私の持ち物ではなく、今は売っていないのが悔やまれるところです。

Dsc01421_r ポケットが 3 つ有り、これは VX-8 のバッテリを入れるのに丁度良い大きさです。私が使うときには ID-92 の予備バッテリと乾電池パックを入れていますが、VX-8 の L バッテリや乾電池ケースもギリギリ (言い換えればぴったり) 入ります。

これで閉じるわけですが、閉じるときに網のメインのポケット部分の上に、紙ログのためのノートとボールペン、薄型の時計を置くようにして挟み込むように閉めます。これらのモデルは

・ノート: ファミマで売っている無印のノート
・ボールペン: inka pen(インカペン)
・時計: CASIO のお時計さん (メーカーの商品情報はこちら

Dsc01427_r ノートは普通の紙ですが、ゴムバンドがついていて開かないようにできます。また、当然開いているときもゴムバンドで止められるので、風でページがめくれないようにできるのは便利です。モンベルのアクアノート M も濡れていても安心して書けるのでおすすめです。

ボールペンは定番のインカペンです。逆さまでも書けますし、濡れていても書けるので心強いです。屋外で CQ 出しつつ呼ばれないな~、なんて思っていたら急に呼ばれたときにかすれてかけない!なんていう事がありません。キャップを外した状態で待機している事が多く、いざコールサインをメモろうとしたら書けず「もう一度コールサインを教えてください」なんて言わずに済みます。おすすめ。

Dsc01428_r あとはお時計さんです。正確に調整された時計ですが、現在は電波時計があるので調整せず放置できるのでいい時代です。このお時計さんは、電波時計の上に日付/曜日は勿論、温度/湿度が出るので 「お山の上、寒いでしょう?」 なんて言われても 「いま、17度くらいで少し肌寒いくらいですね~」 とか言えるので楽しいです。ログに記載しておけば、その移動運用の時を忍のに使えます。

薄型なので、先述のようなパックの中に入れても邪魔になりませんし、凹凸が殆ど無いので収納が容易です。残念な点としてはバックライトがない事ですが、あまり夜間の屋外での運用はないので、大丈夫でしょう。目覚し時計機能も着いていますので、目覚し時計が必要な人でも旅行のお伴に大丈夫です。

Dsc01429_r これらをざっくりと入れて、ファスナをきゅっと締めると、一つのモバイル向けパックの出来上がりです。あとはこれを、バックパックに入れれば、バックパックの他の物を傷つけたり、逆に傷つけられたり折れたり無くなったりする心配がありません。取り出すときも、場所が充分ではなく時間が惜しいお山などの運用場所で、すぐに取り出す事ができます。

ホテルなどの室内でも同様。他の物を先にバックパックに放り込み、あとはこれに無線関係を一気に放り込んで、最期に片付けられます。屋内外を問わず、展開・撤収の際に素早く、かつ忘れ物がないようにひとまとめにできるので、おすすめです。

なお、肝心の無線機本体ですが、これは APRS などで行動中に無線機を使う必要がない場合には、中の充電器などの入れ物を工夫する事で無線機本体をアンテナを外した状態で入れる事もできます。傷がついたり、知らない間に電源が入っていて PTT も押されてファイナルが飛んでいたなんていう悲しい事態も避けられるかもしれません。

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2009年8月25日 (火)

東京ハイパワー HT-200

日記を分けたからと、特に注目しているわけではありませんが、書き忘れたので書いておきます。JH3YKVの記事によると  HT-200 は HF~6m までのオールモードトランシーバーだそうです。私の日記で少し触れていますが 「昭和の感じのする無線機」 の外観です。

記事によれば、中には結構お金をかけているようで、高級機の回路を使っているそうです。普通のメーカーだと、無線機に限らず車などでも同じように 「中身が良い物は外見もそれなりに」 とお金をかけるものですが、これは 「中身にだけ」 お金をかけた感じのようです。その為、見た目は2万円くらいで売ってそうです。

さて、この記事の中で気になるのは、伝聞推定の部分ではありますが 「乾電池で動く」 という部分です。個人的に、乾電池で動く事は全く必要だと思っていません。ただ、注目したのは 「電池」 だから、つまり、バッテリ駆動も考えた設計だという事です。

乾電池であれば、使い捨てでお金もかかる割に短時間しか持たないためコストパフォーマンスが悪く、体積の割に容量がないのでかさばるため到底使う気になれません。理想は、やっぱりリチウムイオンバッテリの内蔵です。しかし、設計にニッケル水素などより高度な知識と経験が必要になるためか、どこのメーカーもいまだにハンディ機以外では実装できていません。

IC-703 を愛用していますが、これも電池運用ができる物の、外付けのニッカドバッテリのため短時間しか持たない割に巨大です。FT-817ND もニッケル水素バッテリ。どちらも 「これがリチウムイオンバッテリで動いてくれれば、ずっと使い勝手が良くなり、活用できるのに」 と思うのでした。

過去の日記を見ていただければわかるとおり、FT-817ND のバッテリについては、色々試行錯誤して無駄な苦労をしてしまっています。これが最初からリチウムイオン電池内蔵だったら、しなくて済んだのです。長時間もつし、体積も小さくて済むリチウムイオンやポリマーバッテリを是非実装してほしい物です。ラップトップ PC なんかではかなり前から当たり前の物なのですが、そこはやっぱり大手メーカーしか作れないのでしょうか。

さすがに電気自動車クラスになると色々設計が大変なようで、長らくニッケル水素が多かったですが、今度メルセデスから出るハイブリッドカーはリチウムイオン電池らしいですし、電動自転車もリチウムイオンモデルが多くなってきました。無線業界も歴史は長いはずですから、是非、リチウムイオンバッテリをポータブル機の行きにまで拡大して欲しいと思います。

正直、FT-817 や IC-703 の売れ行きが伸びないのは、バッテリの問題が大きいと思います。実際買っても、電源で苦労するので活用度が下がり、その結果 「買ってもちょっとね…」 という状態になる気がします。自宅で充電して持って行けば、本体と同軸とアンテナとマイクとポールだけで、長時間現地で運用できるようならもっと売れたと思います。

# FT-817ND は「売れた」とユーザーの間では思われていますが、IC-703 の後継機がない、FT-817 の後継機が出る気配もない事を考えると、実態が見える気がします。

この HT-200 も 「乾電池」 なので、魅力があまりありません。それでも、IC-703 亡き今となっては、今から買う人が、ポータブル運用ができる 10W 出せる機械を、と考えると、この HT-200 が出たらこれを買うしかないのかもしれません。メーカー規模を考えると、リチウムイオン内蔵は期待できないのでしょうが、それでも頑張って欲しかったと思います。

アイコムさん、バースタさん、IC-703 と FT-817ND の 「バッテリをリチウムイオン内蔵にした"だけ"」 で構わないので、ポータブル機の後継品を是非出してくださいませ。それだけで、両機種とも、存在価値が倍以上にふくらむと思います。無線機も、バッテリがなければタダの箱です。ゴチャゴチャしたケーブルや、充電に手間がかかるようでは魅力に欠けますしね~。

実際に、宿泊を伴う旅行で両方の機種を持って行ってみれば、いかに手間かわかると思います。

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2009年8月23日 (日)

ハムフェア特設 DPRS I-GATE

Dsc01351_r 初日終了後、ホテルにチェックイン。今回初の試みとなる、DPRS の I-gate を仮設しました。待ち合わせし、無線機の入った手荷物を持ってきてくれるはずの知人が渋滞で遅れた影響で、チェックインが 1 時間ほど遅くなってしまいました。残念ながらホテルの高層階は既に埋まっていて、真ん中の 10F になってしまいました。間に IDC があってビッグサイトが目視できません。つまり、ハムフェア会場からは直線では電波が入らないというわけです。

とりあえず、438.010MHz にて DV モードで位置情報を受けられるようにしています。この周波数で DPRS の位置情報を含む電波を出して貰えば、自動的に I-GATE して登録されます。レピータ配下ではないので自動送出も問題ありません。1分間隔程度を目安に、自動送出をしてみるといいと思います。ただ、会場と距離が あり、直接目視できない関係上、電波が届かないかもしれませんが;;

Dsc01356_r この仮設 DPRS I-GATE は日曜日の深夜まで同じ場所にて設置・運用している予定です。 いまのところ、誰も使ってくれていません。シクシク。weep

結局、ハムフェアの日程が終了しましたが、全く使われませんでした。残念です。JARL さん、ICOM さん、レピータでは流行らないと思います。アマチュア無線家として、デジタルの simpex としての宣伝をがんばって欲しいです。「北海道とも交信できる」 と、ネットに頼ったシステムであれば、無線は単なる「ラストワンマイル」だけしか使われていません。これではアマチュア無線と言うよりは 「インターネット」 が主役だと思います。

また、海外では 2m/430MHz はレピータの利用が主だからといって、日本も真似する必要はないと思います。むしろ、アマチュア無線的に考えたら、電波を直接交信しあっている日本の使い方の方が、アマチュア無線的な感じがすると思います。自分の無線機の自分のアンテナから電波が出て、それを、相手の設備が直接受けることにロマンを感じる人は少なくなったのでしょうか。

いずれにしても、simplex での DPRS が一件も使われないで終わってしまったのは、とても残念です。

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2009年8月22日 (土)

ハムフェア 2009 に行ってきたゾ

Dsc01359_r ハムフェア会場のある有明にやってきました。チケットはもちろん、ファミマのぴあでクレジットカード払いの事前入手。1,350円です。会場で正規のケント交換する必要はありますが、会場での購入よりは手間がかかりません(現金収受などもないし)。

初日は午前中、職場関連のお手伝いがあって都内多摩地区某所にいたので開会式はみれませんでした。会長さんの後尊顔も拝見できず。入場の列がすっかりない時間に到着して、まず初日は流してみて、二日目にじっくり見ることになりました。ガールスカウトの子の引率で、ガールスカウトルックで行きました。ガールスカウトの格好をしていると係の人に見えるのか、無断で写真を撮る人がいるのが困りものです…。

二日目は、ガンダムフェアの長い列がありました。炎天下の中を、ほぼ国際展示場正門駅からビッグサイトまで列がつながっていたほどです。倒れる人がいないか危ない感じです。同時開催コミティアがあるので、なおさらカオスです。

Dsc01360_r さて、ハムフェア、今年は IC-9100 の参考出品がありました。欲しくなるものです。2 台程度のさわれる展示があり、電源が入っており、動くようでした。これ、D-STAR がついているようですし、1.2G も使えるようにするオプションがあるみたいです。本体価格 30 万を目指し、1.2Gバンドユニットは 5万を目標だそうで。目標なので今からは何ともいえませんが。

残念なのは液晶がモノクロなのと、マイクコネクタが旧型の物である点です。カラー液晶にして、マイクコネクタは RJ-45 にしてほしかったです。あと、メーカーが ICOM さんなのが残念です。といっても、ICOM さんが嫌いなわけではありません。単純に ATAS-120A が使えないからです。

Dsc01362_r うちはマンションで、基本的にアンテナ禁止のため、モービルホイップでごまかしているわけですが、アースが満足にとれないベランダで 6m を運用するには ATAS-120A+ラジアルキットが最適です。ただこれは、バーテックススタンダード(YAESU)のリグでないと使えない(アクティブチューニングアンテナなので制御ができない)ので、ICOM さんがどんなに良いリグを出してくれても、自宅では使えないのです;; ICOM さんは、ID-92 のようなハンディか、IC-7200 のような家のお外で使う無線機しか買えません。独自規格で囲い込みが好きな業界は困った物です。

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KENWOOD さ んもなにやら置いてましたが、どちらかというと廉価版の無線機という感じでまり魅力がありません。期待していた 「VX-8 に対抗するための、TH-D7 の後継ハンディを出してくるかも」 なんて思ったわけですが、VX-8 がでてだいぶたつのに映像と CG で作ったパネルだけで現物はまだ出る気配がないです。

考えてみれば TH-D7 ですら本来国内向けのモデルでは位置情報システムは使えなかった(独自規格のよくわからないのが実装されている)わけで、APRS のアナログ位置情報が一般化しても、それに対応した機種を出してこず、放置していましたから、そもそも本気で出す気があるのかは疑問です。ビデオではなくモックでも置いておいてくれるとうれしかったです。

Dsc01368_r Dsc01367_r 同時にバーテックススタンダードさんのモービル機には期待です。初日はじっくり見たかったのに知らない人に話しかけられてしまってあまりしっかりみれなかったので、二日目にしっかり見てきました。

軽く操作した感じの操作性と見た目は良いのですが、筐体のあの小ささは出力的にちょっと不安でした。メニューはまだ制作中のため一部の操作ができませんが、メニューに "SmartBeacon" の表示があったので、さすがにモービル機では対応したようです。TM-D710 を超えられそうな設計ですね。良い物が出たら、TM-643 から乗り換えたいのですが…。その場合、トライバンドではないので 6m FM に出られなくなるのをどうするかが課題になります。

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この SS の一枚目、上後ろから撮ったところ(=下側が上)です。出っ張っているところが、GPS ユニット。コントローラをダッシュボードに置くとここから直接 GPS を拾えるので、線をはわせる必要はないわけです。また、ステレオスピーカが背面に付いていて、これがフロントガラスに反射して、思いの外いい音が聞こえるそうで、外部スピーカが要らない音質を目指したそうです。

本体の小ささは、放熱を考えたデザインで、ファンで冷却するのではなく、本体の熱容量を効率的に利用しての冷却だそうで、ビーコンを送信しながらの長時間走行も問題ないそうです。持ってみると、ずしりと重い本体。これは、なんだか職場で使ってるような無線機を思い出します。ちょっと設計がんばった感じ? 発売は来年となると、遙か未来の物語ですが。

Dsc01372_r 東京ハイパワーさんは…かっこいいラックマウントのリニア(?)あたりにすごく心を引かれる一方で、HF~6m の小型の無線機が…なにやら、15年くらい時代を巻き戻した感じがするリグで、何が売りなのかサッパリわかりませんでした。安いのかな…。こういうのは興味をそそりません。アマチュア無線の世界って、たまに時代を逆行することがあり、理解がむずかしいです。

そのほか、特にめぼしい物はありませんでした。企業ブースではなく一般のスペースを見て回りましたが、常時探し求めている移動運用に持って行ける軽量アンテナなども特に目立つ物はなく、いいと思った物もかなり高価だったために手が出ませんでした。金属材料影響がまだあるのでしょうか。

会場では、どなたか知っている方がいるかと思ったのですが、見あたりませんでした。今年は誰かに声かけられそうだな~、なんて思っていたのですが、結局ゼロです。SNS の方や、コールサインに聞き覚えがある人は一人もいませんでしたが、知らない方には何人か声をかけられました。なぜか(無線以外の)ハンドルを知っている人がいてちょっとびっくりです。写真撮影を頼まれたりしたのですが、何かで知り合った人だったのかな…。勇気がなくて聞けませんでした。

Dsc01374_r Dsc01380_r記念局は、今年も行ったら、SS のような看板が出されてしまっていて使えませんでした。確かに、自分のコールサイン以外で波を出すことにはあまり意義を感じない私ですが、それでも一度くらいは記念局で波を出してみたい物です。お外にある立派なアンテナの使い心地や、普段は出せない大電力 (1.5kW?) は一度くらいは味わってみたいものですw

二日間の日程が終了しました。去年は VX-8 でワクワクしたんでしたっけ。今年は、そのモービル機版の方にワクワクすることになりました。発売され、無事バグやトラブルがないいい製品として世に広まることに期待しています。でも…アナログはいい加減卒業して、デジタルの位置情報が広まって欲しいと思いますが…。

Dsc01379_r そういえば、屋上のアンテナスペースでは、鉄道模型の大型判みたいなイベントをやっていました。ここで D-STAR の CQ (もちろん simplex) を出そうと思ったのですが、油焼け無理の臭いがしてイマイチだったのでやめてしまいました。結局、ID-92 は活躍の場がありませんでした。

それにしても、大人が目の色を変えて、機関車をいじって遊び、それに乗って楽しんでいるのを見ると、趣味って色々ね、と思うのでした。アマチュア無線も外から見たら同じなのでしょうけどw。ただ、この電車の場合、自宅に広い敷地がないとできないですよね・・・。おかねもちさんなのかしら。

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2009年8月20日 (木)

ハムフェア 2009 と CQ 誌

すっかりご無沙汰してしまい、てっきりココロさんの日記だらけになっていると思ったのですが、彼女も彼女でサボっているようで、全然書かれていませんでした。見捨てられてしまったのでしょうか?

さて、今週末はハムフェア 2009 が開催されます。もうチケットはお買い求めになったでしょうか? 去年書かせていただいたとおり、ファミマなどの 「チケットぴあ」 で買う方がクレジットカードも使えてオトクです。当日購入のためにならばなくて済みます。私はまだなので、当日までに買いに行かないといけませんね。

ハムフェア当日は、東京在住にもかかわらず有明に宿泊予定となっています。これは、DPRS (デジタル位置情報システム) の仮設 GATEWAY を建てる目論見があるからです。ただし、現在において少し再検討の余地が出てきました。

まず、どうやら当日会場に D-STAR レピータの臨時基地局ができるらしいという事。結局 JARL さんは相変わらず 「D-STAR=レピータ」 という売り方をしているようで、このままだと 「無線=電話ごっこ」 的な感覚で D-STAR に深いアマチュア無線家はあまり興味を示さない状態が続くと思います。電波はやっぱり、直接つながってこその無線だと思うので、携帯電話のようにレピータに届いてあとは全国どこへでも、では面白いとは思いません。

もちろん、そういう使い方の選択肢もあっていいとは思いますが、アマチュアの心をくすぐるのは 「デジタルで直接交信」 だと思います。今のところ多くの人が 「D-STAR ってレピータのアレ」 という認識で、直接交信はできない、または、直接交信は行われていない(やっている人はいない)という感覚で、興味を持たない状況が続いています。

これは日本ではアナログ FM であっても、CQ や移動運用でアマチュア無線を積極的に楽しんでいるアマチュア無線家が、レピータではなく普通にメインで CQ をだして直接交信をする楽しみ方が中心である現状を見れば、レピータを前面に出した売り方がいかに関心を生まないかがわかると思います。

というわけで、会場で D-STAR のレピータが立ち、位置情報もそこを使う人が増える気がします。しかし、レピータを通した運用では、定期的な(例えば1分間に1回)位置情報の自動送出はできないため DPRS としては事実上使い物になりません。にもかかわらず全国の DPRS i-GATE がレピータの下(周波数)に立っていることが多いのは、simplex で運用している人が殆どいないから、実験にならないからでしょうか。

本来であれば、ホテルの高層階に仮設の DPRS i-GATE を建てて積極的に simplex でのデジタル位置情報を使って欲しいと思ったのですが…この様子だと、438.010MHz でデジタル位置情報を送出する人はいなさそうです。ホテル宿泊費用を払って仮設しても利用されないのでは悲しい限りです。どうしようか再検討をしたいと思います。

ところで、CQ 誌がまだうちに届きません。他の方は結構届いているという報告があるのですが、うちはいつも遅いです。東京多摩地区は後回しなのでしょうか。残念。

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